ワーファリンの副作用を分かりやすく解説!ビタミンKに注意
ワーファリンは血液を固まりにくくするのに効果的な薬の1つです。
今回はそんなワーファリンについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は4つの見出しに分けてワーファリンの効果と副作用、さらにはワーファリンの種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていましょう。
今回の流れ
ワーファリンの効果を分かりやすく!
ではまず最初に、ワーファリンの効果についてお伝えしていきます。
ワーファリンは血液を固まりにくくするのに効果的な薬の1つです。
ワーファリンを服用することにより、どのようにして血液が固まりにくくなるか簡単に説明します。
体内のビタミンKの働きを抑えることで、血液を固める因子の働きが抑制され血液が固まりにくくなります。
ワーファリンを服用することで、ビタミンKの働きが抑えられ血液を固める因子の働きが抑制されます。
このような働きにより、血液が固まりにくくなるのです。
具体的には、
・心筋梗塞
・脳血栓症
・静脈血栓症
上記のような症状の予防や改善をするためにワーファリンは用いられます。
ちなみに血栓症とは血管内に血液が塊を作ってしまい、血液の流れが悪くなったり、あるいは止まってしまうことです。
ワーファリンは効果の持続性においてとても優れた薬なので、薬を服用してから3日程度効果が持続します。
ただワーファリンは服用してから効果が現れるまでに、半日〜1日程度かかります。
ワーファリンはビタミンKとの食べ合わせに注意!
では、続いてワーファリンの注意すべき食べ合わせについてお伝えしていきます。
先ほどもお伝えしたようにワーファリンは、体内のビタミンKの働きを抑えることで血液を固まりにくくする薬です。
そのためビタミンKがたくさん含まれている食品を口にしてしまうと、せっかくのワーファリンの効果が激減してしまいます。
ちなみにビタミンKがたくさん含まれている食品には、
・納豆
・ほうれん草
・青汁
上記のようなものがあります。
ワーファリンの効果を激減させないためにも、上記のような食品を口にするのはできるだけ避けましょう。
また緑黄色野菜や海藻類にはビタミンKが比較的多く含まれている傾向にあるので注意しましょう。
ただ緑黄色野菜や海藻類の食品を全く食べないのは、健康的にもあまり良くありません。
ですので全く食べるのではなく、程よく食べるようにしましょう。
ワーファリンの副作用を分かりやすく!
では、続いてワーファリンの副作用についてお伝えしていきます。
ワーファリンを服用することで、血液が固まりにくく(血液がサラサラに)なってしまいます。
ワーファリンを服用して重い副作用が現れることは少ないですが、
・歯ぐきから出血する
・鼻血が出る
・血尿が出る
上記のような副作用が現れてしまうことがあります。
歯ぐきからの出血や血尿などが続く場合には、必ず医師に相談するようにしましょう。
また重大な副作用として、
・かえって興奮してしまう
・息苦しくなったり、頭が痛くなる
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
ワーファリンの種類を解説!妊婦や小児の服用は?
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、ワーファリンの種類についてお伝えしていきます。
ワーファリンには、
・ワーファリン錠0.5mg、1mg、2mg
・ワーファリン顆粒0.2%
上記の4つの種類があります。
顆粒タイプのものは錠タイプのように大きくないので、喉につまらせる恐れがかなり少ないです。
ちなみに服用する量は年齢や症状によって異なるので、医師に処方された通りにワーファリンを服用するようにしましょう。
またワーファリンは妊婦に対して処方されることはないですが、小児に対しては処方されることが認められています。
以前は小児への処方もNGだったのですが、小児への安全性が認められたことから小児への処方が認められるようになりました。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ!
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はワーファリンの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
1.ワーファリンは血液を固まりにくくする!
2.ワーファリンは副作用で出血しやすくなることがある!
3.ワーファリンには4つの種類がある!
今回の内容をまとめるとこのようになります!
ワーファリンと同じように血液を固まりにくくする薬、プラビックスを知っていますか?
プラビックスについては以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。