フルニトラゼパム錠の副作用を簡単に解説!強さはどれくらい?
フルニトラゼパムは寝つきを良くするために用いられる薬の1つです。
今回はそんなフルニトラゼパムについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてフルニトラゼパムの効果と副作用、さらにはフルニトラゼパムの種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
フルニトラゼパム錠の効果!強さはどれくらい?
では、まず最初にフルニトラゼパムの効果についてお伝えしていきます。
フルニトラゼパムは寝つきを良くするために用いられる薬です。
どのようにしてフルニトラゼパムが、寝つきを良くするか簡単にサクサクっと説明します。
人は夜になるとクロロイオンと呼ばれる物質が出る(脳の活動が抑えられる)ことで、人は眠くなります。
フルニトラゼパムを服用することで、ベンゾジアピン受容体と呼ばれる受容体が刺激されます。
これによりクロロイオンと呼ばれる(脳の活動が抑えられる)物質が放出され、寝つきが良くなるのです。
具体的には、
・不眠症の人
・麻酔を受ける前の人
上記のような人が眠りにつきやすくするために用いられます。
フルニトラゼパムは即効性にも優れた薬なので、薬を服用してから30分もしないで効果が現れてきて、1時間程度で効果がMAXになります。
またこの薬の半減期は7時間程度です。
他の睡眠薬に比べると半減期が少し短く、中時間型と呼ばれる部類の睡眠薬です。
フルニトラゼパムは、他の寝つきを良くする薬と比べてもなかなか効果が強い方の部類に属します。
ですのでこの薬が処方されるときは、だいたい0.5mg〜1mgから処方されることが多いです。
薬を多量に服用してしまうと体が薬に依存してしまったり、薬の効き目が悪くなったりしてしまいます。
ですので、自分の判断で薬を多く飲んだりすることは絶対にやめましょう。
フルニトラゼパム錠の副作用を分かりやすく!
では続いて、フルニトラゼパムの副作用についてお伝えしていきます。
フルニトラゼパムは重い副作用が現れることは少ない、基本的に安全性の高い薬です。
ですが副作用が現れることもあるので、念のために副作用についても把握しておきましょう。
具体的には、
・服用後の翌朝にふらつきが起こる
・服用後の翌朝に倦怠感に襲われる
上記のような副作用が現れることがあります。
また過度な飲酒をしてしまうとこのような副作用がより現れやすくなるので、過度な飲酒には注意をしましょう。
この副作用が現れることは少ないですが、稀に服用してから寝るまでの記憶がなくなってしまうという非常に珍しい副作用が現れることがあります。
こういった副作用が現れると人に迷惑をかけてしまうので、仕事や学校など人と接することが多い昼にフルニトラゼパムを服用することはできるだけ避けましょう。
また重大な副作用として、
・かえって興奮してしまう
・ふるえや痙攣が起きる
・息苦しくなったり、頭が重くなる
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
フルニトラゼパム錠の種類を分かりやすく!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、フルニトラゼパムの種類についてお伝えしていきます。
フルニトラゼパムには、
・フルニトラゼパム錠1mg
・フルニトラゼパム錠2mg
上記の2つの種類があります。
2つの薬の違いは見てもらえば分かると思いますが、フルニトラゼパムに含まれている薬の成分量が違うだけです。
成分量が違うフルニトラゼパム錠が存在するのは、症状や年齢によって服用量が異なるからです。
例えば高齢者の場合だと副作用が現れやすかったりするので、少なめに処方されたりします。
※余談
これはちょっとした余談なのですが、海外ではフルニトラゼパムが処方されることは基本的にありません。
フルニトラゼパムは麻薬並みに厳重に取り扱われています。
これはフルニトラゼパムの珍しい副作用を用いた、犯行が多発したからです。
その珍しい副作用とは本記事の中盤あたりでもお伝えした、寝るまでの記憶がなくなってしまうという副作用のことです。
この副作用を巧みに用いて、海外では犯行が行われていたりするのです。
ですので海外にフルニトラゼパムを持ち込むことは禁止なので注意するようにしてください。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はフルニトラゼパムの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1.フルニトラゼパムは寝つきを良くするのに効果的!
2.フルニトラゼパムは副作用でふらつき・倦怠感が現れることがある!
3.フルニトラゼパムには2つの種類がある!
4.フルニトラゼパムは海外への持ち込みが禁止!
今回の内容をまとめるとこのようになります!