セレネース錠の副作用を分かりやすく解説!半減期も解説!
セレネースは気持ちを穏やかにしてくれる薬の1つです。
今回はそんなセレネースについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてセレネースの効果と副作用、さらにはセレネースの種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
セレネース錠の効果を分かりやすく!
では、まず最初にセレネースの効果についてお伝えしていきます。
セレネースは気持ちを穏やかにするのに効果的な薬の1つです。
セレネースを服用することで、どのようにして気持ちを穏やかにしているか簡単に解説していきます。
ドーパミンと呼ばれる脳内物質の量が多くなると、幻覚が見えるようになったり幻聴が聴こえるようになったりします。
そこでセレネースを服用することにより、脳内物質であるドーパミンの作用を抑えます。
ドーパミンの作用を抑えることで、こういった症状を和らげます。
具体的には、
・統合失調症
・強い不安感や緊張感
上記のような症状を和らげるのに効果的な薬の1つです。
セレネースには興奮している状態を抑えるのにも効果があることから、不安感や緊張感を和らげるだけでなく不眠症の方に処方されることもあります。
効果が強力なのも、セレネースの特徴の1つです。
ちなみに統合失調症というのは、幻聴が聞こえたり幻覚が見えたりする精神障害の1つです。
セレネースの半減期は50時間と、効果の持続性に非常に優れた薬です。
1日1回の服用でも十分に効果の持続性において期待することができますが、副作用が現れるリスクを極力減らすために1日2回〜3回に分けて服用されるケースが多いです。
またセレネースは即効性においても比較的優れていて、服用してからだいたい5時間程度で効果がピークに達します。
セレネース錠の副作用を分かりやすく!
では続いて、セレネースの副作用についてお伝えしています。
先ほどもお伝えしたように、この薬の効果は他の薬に比べても強力です。
効果が強力なため、セレネースの服用量が多くなると副作用が現れることも多くなってきます。
ですので、副作用についてもしっかりと把握しおくようにしましょう。
具体的には、
・体がこわばる、手が震える
・便秘がちになる、口が渇く
セレネースを服用したときに、上記のような副作用が現れることがあります。
副作用がひどい場合は必ず医師に相談するようにしましょう。
セレネースを服用したときに少し怖くなる副作用が現れることがあります。
それは、
・足がムズムズしてしまう
・手足が勝手に動いてしまう
上記のような副作用です。
命に別状があるわけではないですが、セレネースを服用している方にとっては非常に辛い副作用です。
そのためこういった副作用が現れた場合は、他の薬で代替できるようによく医師と相談するようにしましょう。
また重大な副作用として、
・体が硬直する
・食欲不振になる、吐き気がする
・手足がしびれたり、痙攣する
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
セレネースの種類を分かりやすく!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、セレネースの種類についてお伝えしていきます。
セレネースには、
・セレネース錠0.75mg、1mg、1.5mg、3mg
・セレネース細粒1%
・セレネース内服液0.2%
上記の6つの種類があります。
細粒タイプ・内服液のスルピリドは錠タイプのものが飲みにくいという人でも、服用することができます。
またそれ以外の4つのセレネース錠の違いは見てもらえば分かると思いますが、セレネース錠に含まれている薬の成分量が違うだけです。
薬の服用量は年齢・症状によって異なるので、年齢・症状によってこれらの薬が使い分けられます。
セレネース錠は効果が強力な薬であるため、最初は少量から処方されることが多いです。
そして様子を見ながら徐々に徐々に薬の処方量を増量していきます。
そのため少量からでも服用しやすいように、これだけ多くの種類のセレネースが存在しているのです。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はセレネースの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
1.セレネースは統合失調症や不安感・緊張感を和らげるのに効果的!
2.セレネースは副作用で顔がこわばったり、手が震えることがある!
3.セレネースには6つの種類がある!
今回の内容をまとめるとこのようになります!
セレネースと同じように不安感や緊張感を和らげる、コンスタンという薬を知っていますか?
知らないという方はぜひ以下の記事をご覧ください。