ビソプロロールフマル酸塩錠は心不全に効く?副作用も解説!
ビソプロロールは血圧を下げるために用いられる薬の1つです。
今回はそんなビソプロロールについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてビソプロロールの効果と副作用、さらにはビソプロロールの種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
ビソプロロールフマル酸塩錠の効果を分かりやすく!心不全にも効く!
では、まず最初にビソプロロールの効果についてお伝えしていきます。
ビソプロロールは主に血圧を下げるために用いられる薬です。
ビソプロロールを服用することにより、どのようにして血圧が下げられるか簡単に説明します。
心拍数が多くなると血管により多くの血液が流れてしまい、血管に圧力がかかることにより高血圧になってしまいます。
そこでビソプロロールを服用することにより、心拍数を減少させます。
心拍数を減少させることで、血圧が下げられるのです。
具体的には、
・心不全
・高血圧症
・狭心症
・心房細動
上記のような症状を改善するのに効果的な薬です。
高血圧の患者の70%近くもの人が症状を改善することができた、というデータからも高血圧に対してとても効果的な薬であることが分かります。
ビソプロロールは症状を改善するためにももちろん用いられますが、上記のような症状の予防を目的として用いられることもあります。
ちなみに心房細動とは心臓の上半部の部屋が不規則に興奮してしまうことで、脈動のリズムが不規則になってしまうことです。
ビソプロロールの半減期はだいたい8時間半〜9時間程度です。
ただビソプロロールを服用して、薬が体から完全に排出されるまでには約3日前後かかります。
ですのでビソプロロールは効果の持続性において優れている薬だと言えます。
ビソプロロールフマル酸塩錠の副作用を分かりやすく!
では、続いてビソプロロールの副作用についてお伝えしていきます。
ビソプロロールを服用したときに、
・息苦しくなったり、胸苦しくなる
・むくんだり、体重が増える
上記のような副作用が現れることがあります。
また高齢の方は、心拍数のリズムを崩しやすかったりするので注意が必要です。
先ほどお伝えしたような副作用の他にもビソプロロールを服用し始めたときに、
・体がだるくなる
・めまいを感じる
上記のような副作用が現れることがあります。
もし仮に副作用がひどい場合には、必ず医師・薬剤師に相談するようにしましょう。
また重大な副作用として、
・脈拍数が1分間に50回以下になってしまう
・呼吸をするのが苦しくなる
・咳き込んでしまう
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
ビソプロロールフマル酸塩錠の種類を分かりやすく!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、ビソプロロールフマル酸塩錠の種類についてお伝えしていきます。
ビソプロロールフマル酸塩錠には、
・ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg
・ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg
・ビソプロロールフマル酸塩錠5mg
上記の3つの種類があります。
3つの錠の違いはビソプロロールフマル酸塩錠の違いは見てもらえば分かると思いますが、ビソプロロールフマル酸塩錠に含まれている薬の成分量が違うだけです。
薬の服用量は年齢・症状によって異なるので、年齢・症状によってこれらの薬が使い分けられます。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ!
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はビソプロロールの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
1.ビソプロロールは血圧を下げるのに効果的!
2.ビソプロロールは副作用で息苦しくなったりめまいが現れることがある!
3.ビソプロロールには3つの種類がある!
今回の内容をまとめるとこのようになります!
ビソプロロールと同じように血圧を下げるのに効果的な薬、フロセミドを知っていますか?
知らないという方は、フロセミドについて以下の記事で解説しているのでぜご覧下さい!