ドンペリドンの効能と副作用を分かりやすく丁寧に解説!
ドンペリドンは吐き気や嘔吐の症状を改善するための薬です。
今回はそんなドンペリドンについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてドンペリドンの効能や副作用、種類などについてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
ドンペリドンの効能!
では、まずドンペリドンの効能について見ていきます。
この薬は風邪や胃炎のときの吐き気を抑えるのにとても効果的な薬です。
もう少し深くまでつっこむと、”ドパミン”と呼ばれる物質の働きを抑えることにより、胃の働きを活発にして消化運動を盛んにして吐き気を抑えます。
ドンペリドンは吐き気以外にも、
・嘔吐、食欲不振
・胸やけ、腹痛
などの症状にも効果的な薬です。
吐き気を抑えてくれるということで、車酔いや二日酔いによる吐き気にも効果を示すのか?という点も記になるポイントの1つだと思います。
まず車酔いに関してですが、車酔いによって引き起こされる吐き気にドンペリドンは効果を示しません。
これはどうしてか?というと、車酔いによる吐き気は自律神経のバランスが乱れることによって起こるからです。
ドンペリドンには自律神経のバランスを整える働きはないため、車酔いによる吐き気には効果がありません。
また、二日酔いによる吐き気も同様にドンペリドンも効果を示しません。
これは二日酔いが、
・胃の塩酸分泌、アルコールによる炎症反応
・脱水症状、酸素不足
などの原因によって引き起こされるものだからです。
車酔いには車酔い用の薬を、二日酔いには二日酔い用の薬を服用するようにしましょう。
ドンペリドンの副作用!
では、続いてドンペリドンの副作用について見ていきます。
ドンペリドンは副作用の少ない、基本的には安全な薬です。
ただ副作用として、
・眠気、めまい
・下痢、腹痛
・男性の乳房が大きくなる
などの副作用が生じることがあるので、注意するようにしましょう。
特に初めて服用する際には注意をするようにしましょう。
こういった副作用が生じた場合には、すぐに医師に相談しましょう。
また精神状態を安定させる安定剤やうつ病の薬と一緒にドンペリドンを服用すると、副作用の症状が現れやすくなるので注意が必要です。
それ以外の重大な副作用として、
・血圧低下、手足の冷え・しびれ
・発熱、発疹、かゆみ
・手足や全身の痙攣
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
ドンペリドンの種類!
では、次にドンペリドンの種類について見ていきます。
ドンペリドンには、
・ドンペリドン錠
・ドンペリドンドライシロップ
・ドンペリドン坐剤
などの種類があります。
このようにドンペリドンには3つの種類があります。
ドンペリドン坐剤は肛門から入れる薬です。
大体坐薬を入れて1時間前後で体内に溶けます。
ただ坐薬を入れた後に排便をしてしまうと薬が溶けずに体外へ排出されてしまうので、排便してから坐薬を入れるようにしましょう。
またドンペリドンはかなり安全性が高い薬なので、小児でも服用することが可能です。
特にドライシロップタイプのドンペリドンは、小児に服用されることが多いです。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はドンペリドンの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1.ドンペリドンは風邪や胃炎のときの吐き気に効果的!
2.ドンペリドンは副作用として眠気やめまい、下痢などの副作用が現れることがある!
3.ドンペリドンには坐剤やドライシロップがある!
こんな感じでしょうか。
今日学んだことをぜひ、日々の生活に活かしてみてくださいね♪