クロピドグレルの副作用を超分かりやすく!作用機序も簡単に
クロピドグレルは血液を固まりにくくするのに効果的な薬の1つです。
今回はそんなクロピドグレルについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は4つの見出しに分けてクロピドグレルの効果と副作用、納豆との食べ合わせはOKか?ということについてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
クロピドグレルの効果を分かりやすく!作用機序も簡単に!
では、まず最初にクロピドグレルの効果について見ていきます。
この薬には血液を固まりにくくしてくれる働きがあります。
もう少しだけ深くまでつっこむと、クロピドグレルを服用することで血液を固まりにくくする体が送る信号の働きを強くなります。
この血液を固まりにくくする信号を送る働きが強くなることにより、血液が固まりにくくなるのです。
とても簡単ですが、これが作用機序です。
具体的にクロピドグレルは、
・心筋梗塞
・安定狭心症
上記のような症状を改善するために用いられる薬です。
ちなみに安定狭心症とは血液の流れが悪くなり(血液が固まってしまい)、血管がどんどん狭くなってしまうものです。
クロピドグレルは心筋梗塞や安定狭心症に効果的ですが、それ以外にも血液の流れが悪くなることにより起こるタイプの脳卒中(虚血性脳血管障害)の再発を防止するためにも用いられます。
クロピドグレルの副作用を分かりやすく!
では、続いてクロピドグレルの副作用についてお伝えしていきます。
クロピドグレルを飲むことで、血液がサラサラになり(血が固まりにくくなる)出血してしまうという副作用が現れることがあります。
具体的には、
・歯ぐきから出血する
・鼻血が出る
・血尿が出る
上記の副作用が現れることがあるので、注意する必要があります。
副作用が現れる場合は、服用し始めのときに上記の副作用が現れることが多いので服用し始めは特に注意するようにしましょう。
もし仮に副作用が現れた場合は、服用をやめて必ず医師に相談するようにしましょう。
重大な副作用として、
・脳出血、吐血
・吐き気、嘔吐
・胃の不快感、食欲不振
・かゆみ、発疹ができる
などの症状が現れることが稀にあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
クロピドグレルと納豆の食べ合わせはOK?
では続いて、クロピドグレルと納豆の食べ合わせは大丈夫か?ということについてお伝えしていきます。
結論から述べると、クロピドグレルと納豆の食べ合わせはOKです。
クロピドグレルと同じく血液を固まりにくくする薬、ワーファリンは納豆と食べ合わせるのがNGです。
これは納豆に含まれているビタミンKによって、ワーファリンの効果が薄くなってしまうからです。
クロピドグレルはビタミンKによって効果が薄くなることがないので、納豆との食べ合わせがOKなのです。
クロピドグレルを服用している方は、納豆との食べ合わせがOKなのでガンガン食べてくださいね。笑
どうしても心配だという方は、医師や薬剤師に相談してみてください。
クロピドグレルの種類を分かりやすく!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、クロピドグレルの種類についてお伝えしていきます。
クロピドグレルには、
・クロピドグレル錠25mg
・クロピドグレル錠50mg
・クロピドグレル錠75mg
上記の3つの種類があります。
3つの薬の違いは見てもらえば分かると思いますが、クロピドグレルに含まれている薬の成分量が違うだけです。
薬の服用量というのは症状によって異なるので、症状によってこの3つの薬が使い分けられます。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ!
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はクロピドグレルの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
1.クロピドグレルは血液を固まりにくくする!
2.クロピドグレルは副作用で出血することがある!
3.クロピドグレルは納豆との食べ合わせもOK!
4.クロピドグレルには3つの種類がある!
今回の内容をまとめるとこのようになります!