フロセミド錠の副作用を分かりやすく解説!その効果も解説!
フロセミドは血圧を下げるのに効果的な薬の1つです。
今回はそんなフロセミドについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてフロセミドの効果と副作用、さらにはフロセミドの種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
フロセミド錠の効果!即効性や持続時間についても!
では、まず最初にフロセミドの効果についてお伝えしていきます。
フロセミドは主に血圧を下げるのに用いられる薬です。
フロセミドを服用することで、どのようにして血圧が下げられるか簡単に説明します。
体全体の水分量(血液量)が多いと、高血圧になってしまいます。
そこでフロセミドを服用することにより、尿として体全体の水分量を減らします。
体全体の水分量が減ることで、血圧が下がるのです。
具体的には、
・高血圧症
・むくみ
・心不全
上記のような症状を改善するのに効果的な薬の1つです。
ちなみに心不全とは心臓のポンプとしての機能低下してしまい、全身に様々な症状が現れてしまうことです。
フロセミドは即効性において優れた薬です。
錠タイプ・細粒タイプのフロセミドであれば服用してから1時間以内に効果が現れ、6時間程度は効果が持続します。
注射タイプのフロセミドであれば注射を打ってから2〜3分で効果が現れ、3時間程度効果が持続します。
また詳しい種類については後の見出しで詳しく解説していきます。
フロセミド錠の副作用を分かりやすく!
では続いて、フロセミド錠の副作用についてお伝えしていきます。
この薬を服用したときに重い副作用が現れることは少ないです。
ですがフロセミドを服用したことにより、血圧が下がりすぎてしまうことがあります。
血圧が下がりすぎることにより、
・めまいがする
・脱力感に襲われる
上記のような副作用が現れることがあるので注意してください。
高齢の方は特に副作用が現れやすい傾向にあるので、高齢の方は特に注意が必要です。
血液中のカリウムやナトリウムが減ることにより、
・だるくなる
・力が入らなくなる
・のどが渇く
上記のような副作用が現れることもあります。
また重大な副作用として、
・けいれん、震えが起きる
・呼吸をするのが苦しくなる
・吐き気がしたり、食欲不振になる
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
フロセミドの種類を分かりやすく!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、フロセミドの種類についてお伝えしていきます。
フロセミドには、
・フロセミド錠10mg、フロセミド錠20mg、フロセミド錠40mg
・フロセミド細粒4%、フロセミド注
上記の5つの種類があります。
薬の服用量は年齢・症状によって異なるので、年齢・症状によってこれらの薬が使い分けられます。
またフロセミドは妊娠中や授乳中は服用を避けることが無難ですが、服用するリスクよりもメリットの方が上回ったときにはフロセミドが処方されます。
もし妊娠中や授乳中にフロセミドを服用したい場合には、医師や薬剤師とよく相談するようにしてみてください。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はフロセミドの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
1.フロセミドは血圧を下げるのに効果的!
2.フロセミドは副作用でめまいがしたり、だるくなることがある!
3.フロセミドには5つの種類がある!
今回の内容をまとめるとこのようになります!
フロセミドと同じように血圧を下げるのに効果的な薬、カルベジロールを知っていますか?
知らないという方は、カルベジロール錠について以下の記事で解説しているのでぜひご覧ください。