指の関節が痛いときに考えられる病気は?朝に痛いときも!

何かと力を加えたり、ものに触ったり、私たちの指は日々頑張って働いています。

しかし、そんな指は急な怪我に見舞われることもしばしばありますが、関節が痛い時もあるかと思います。

傷ならば薬を塗ったり、絆創膏をはったりの対処法は考えつきますが、関節が痛い時は一体どうすれば良いのでしょうか?

今回は指の関節の痛みを主に考えられる病気や対処法、更に朝に痛い時の対処法など幅広く解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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指の関節が痛いときに考えられる原因

関節が痛いとき、指だけではなく全身に言えることですが、患部や体に負荷が長く積み重なって起こる場合が多いです。

怪我などが原因での一過性のものもありますが、

・日々の仕事や加齢

・ストレスや不摂生

が原因の場合が多く、日常から気をつければある程度の予防が可能になっています。

また、女性は妊娠や出産、更年期障害などのホルモンバランスの乱れで筋肉と骨の間に炎症が起こってしまう可能性もあります。

ですので、男女比で言うと女性の方がこういった症状になりやすい場合が多いです。

 

指の関節が痛いときに考えられる病気

指の関節が痛いときに考えられる病気は様々あります。

何が原因で痛くなったか、病名を見てはじめて「そういえば無理していたのかな」と感じる方もいるので、今回は病名と原因なども合わせて解説していきます。

 

腱鞘炎

ペンなどを常に握っていて、指の関節などに負荷をかけ続けると、関節の部分が腱鞘炎になってしまう可能性があります。

ちろん、上記で解説したホルモンバランスでも腱鞘炎になる可能性もあります。

腱鞘炎の症状としては患部を動かした際の痛みに加え、患部の曲げ伸ばしなどが痛みによってスムーズにできない場合もあります。

外見は何ともない様に見えるのですが、今までやってきた書く作業などがしづらくなる可能性があります。

 

関節炎

腱鞘炎も関節炎のひとつに入りますが、スポーツなどで慢性的に患部に負担がかかっている場合に起こることがある関節炎はその症状も腱鞘炎に似ています。

完治まで時間を用し、癖になって何度も発症する人もいます。

マッサージをしてあげたり、極力指を使わないことで個人差もありますが、完治が早くなる場合もあります。

 

関節リウマチ

免疫機能の異常で起こるリウマチは40代〜50代の女性が発症しやすいことでも知られている病気です。

慢性的な関節の痛みは個人差もあり、少し痛む人もいれば、激痛の人もいます。

それに加え、最悪の場合は関節の変形により身体機能が低下し、日常生活がまともに送れなくなる場合もあります。

痛みだけの症状ならまだマシなのですが、リウマチの恐ろしい所は、

・発熱や全身倦怠感

・貧血

など様々な症状が現れる出ことです。

1つの箇所にリウマチが出来るだけでも患部以外にも肺疾患や心筋梗塞などの病気を誘発する可能性も考えられます。

可能性はそれほど高くはありませんが、遺伝での発症も可能性もあります。

 

変形性関節症

加齢によって、体内の軟骨がすり減ることで発症する変形性関節症はリウマチとも症状が酷似しており、勘違いしている方も多い病気です。

こちらも女性がかかりやすい病気とされており、更年期以降の女性は特に注意が必要です。

女性ホルモンの乱れで起こることが原因のひとつと考えられており、最近ではサプリなどで症状の緩和も期待出来るとのCMも流れていますね。

変形性関節症の中でも、「ヘバーデン結筋」と「プシャール結筋」の主に2つがあります。

「ヘバーデン結筋」は指の第一関節は腫れて変形し、痛みも出る場合があります。

変形性関節症の中では最もよく見られる症状で見た目が水ぶくれのように腫れてきます。

「プシャール結筋」は指の第二関節が腫れてくる症状で、関節を曲げると痛みが出ます。

「ヘバーデン結筋」と「プシャール結筋」は併発することも多く、女性のみなさんは注意が必要です。

 

朝に指の関節が痛い時の原因

朝起きると指の関節に激痛が!という方もいます。

じつはこれ、上記で紹介させて頂いた「関節リウマチ」が原因とも考えられるのです。

リウマチの症状には朝の患部のこわばりも挙げられており、患部によっては、ベッドから起き上がれあないという人もいます。

患部がこわばり続けるということはなく、一定時間経過すると動ける様になりますが、リウマチの症状はこわばりがなかなかとけない場合もあります。

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朝に指の関節が痛い時の対処法

朝起きると痛む指の関節は辛いし、このままにしておくわけには行きません。

リウマチの際は絶対に病院に行くことをおすすめしますので、こちらでは、朝に指の関節が痛い時の対処法について、病院に行くまでに出来ることを考えていきましょう。

 

患部を暖める

温泉の効能などで、リウマチに効くと記載があるのを見たことがあるでしょうか。

リウマチは血の流れのせいで痛みが増しているという原因も考えられています。

痛みが強く、炎症を起こしている場合は温めすぎはおすすめできませんが、40℃ほどのお湯に浸かって暖まりましょう。

・お風呂

・カイロやホットタオル

などなど、様々な方法で温めることが出来るので、症状が出たらまずはお試しください。

 

禁煙する

身体に悪影響を及ぼす煙草は炎症や患部が痛む場合は症状を悪化させてしまう恐れがあります。

運動などをして、代謝の巡りをよくする行動をすることで、症状改善に努めて行きましょう!

 

指の関節が痛くならない為の予防法

リウマチや腱鞘炎、日常生活が原因で症状が悪化している場合もあります。

こちらでは指の関節が痛くならない様に予防方法について解説していきます。

 

規則正しい生活を

不摂生や運動不足などで体を壊してしまいがちな人は多いですが、指の関節が痛くなる原因もここにある可能性も考えられます。

コンビニ弁当や外食が多い人は野菜やお肉、魚(リウマチは特にDHA豊富な成分がおすすめです)などをバランス良く摂取し、寝る前には体を温める為に、

・入浴

・睡眠時間

も十分にとることをおすすめします。

基本的なことではありますが、こういった細かいところを見つめ直すことで防止につながりますので、是非お試しくださいね。

 

指に負荷をかけることをしない

掃除や家事など主婦の人やスポーツをやっている人、会社員の人でも本の指に力を加えすぎていることありませんか?

雑巾がけをしすぎて指が痛くなったり、これだけでも下手したら指の関節が痛くなる原因にもなり得ますよね。

例えば右手左手交互に使うという工夫だけでも、負荷のかかり具合が軽減し、防止方法になります。

 

マッサージをする

血行不良になる症状程患部をマッサージして血流をよくしてあげるのが重要です。

あまり、予防段階では痛みや腫れなどもないかと思いますので、入浴時や体が温かいお風呂上がりなどに関節を揉んであげましょう。

マッサージオイルなどを使うことで、保湿やアロマ効果もあるので、ストレス改善や睡眠促進にもおすすめできます。

特に女性は関節炎になりやすいので、全身気遣いながらマッサージしてあげるといいかもしれません。

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