腕の痛みが肘より下にある時の原因と対処法!内側と外側別に解説!

腕の肘より下の部分が痛い、荷物を持っただけなのに、ちょっとした動作をしただけで痛みがでるので困ってしまう、という経験をした方はいらっしゃいませんか?

肘より下の部分が痛むのは何が原因なのでしょうか?

内側が痛むとき外側が痛むときそれぞれの原因と対処法について解説していきます。

それでは、早速見ていきましょう。

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腕の痛みが肘より下にあるのはなぜ?

腕の肘より下に痛みがある時、腕を使いすぎていることが原因だと考えられます。

肘を傷めても、手首や指の使い過ぎでも腕の肘より下に痛みが出ます。

女性は仕事だけでなく、家事や育児でよく手を使いますし、重い荷物を片方の手にかけて持つということもよくやりますよね。

それが痛みの原因になっていることもあるのです。

 

腕の肘より下に痛みがでる原因

腕の肘よりしたに痛みがでるのはどのような原因があると考えられるのでしょうか?

内側に痛みがでる原因、外側に痛みがでる原因ついて、それぞれ解説していきます。

 

内側が痛む原因

内側が痛む原因として考えられるのは、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)です。

ゴルフ肘と言われることもありますが、ゴルフをやっていない人でも手の使い過ぎで発症します。

手首を手のひらの方に曲げると痛みがでるのが特徴です。

家事で手をよく使う、仕事で腕を良く使う人は発症しやすく、肘の内側の出っ張った骨が痛みます。

ドアノブを回すときや、手の平を上にして荷物を持った時に痛みがでます。

 

外側が痛む原因

外側が痛む原因として考えられるのは、上腕骨外側上課炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)です。

テニス肘と言われる症状です。

肘の外側に痛みが出るのが特徴です。

パソコン操作やスマホ・ゲームなどを長時間する人に多くみられます。

手の甲を上にして荷物を持った時、ぞうきんを絞るという動作をするときに痛みがでます。

 

日常生活の中にある腕の痛みの原因

腕の肘より下に痛みが出るとき、上腕骨内側上顆炎や上腕骨外側上顆炎になっていることが多いのですが、なぜ、そのような状態になってしまうのでしょうか?

日常生活に潜む原因について解説していきます。

・長時間のパソコン作業

・ゲームやスマホをする時間が長い

・赤ちゃんを抱っこすることが多い

・美容師や調理師など腕をよく使う仕事

・重い荷物を持つことが多い

・荷物を持つときに肘を曲げて片方の腕にかけて持つ

このような動作が、腕の痛みの原因となっているのです。

 

腕の痛みが肘より下にある時の対処法

腕の痛みはとても、つらいものです。そして、その原因が、普段の家事や仕事にあるとしたら、日常生活にまで影響してしまいます。

腕に痛みがある時はどうすればいいのでしょうか?

痛みがあるときの対処法について解説します。

 

安静にする

一番大切なのは安静にすることです。

しかし、なかなか安静にするのは難しい場合もあります。

仕事を休むわけにはいけませんし、泣いている赤ちゃんを抱っこしないわけにもいきません。

ですが、できるだけ安静にすることが、この痛みから解放される一番の方法です。

なので、もし仕事を休めないのであれば、

・休憩を多めにとる

・休憩時間はとにかく手を休める

ということは必ず意識するようにしましょう。

家事や育児は家族に手伝ってもらうようにする、痛みがある間は無理をしないというのが大切です。

せっかく休んでいるのに、手を使うスマホやゲームをやっていては意味がありません。

大事なのは「手を使わないこと」なのです。

 

サポーターを使う

安静にするように言われても、休むことのできない人は多いでしょう。

そんな方は、サポーターで肘や手首を保護することをおすすめします。

肘や手首を保護することで、負担が軽くなり痛みを軽減することができるのです。

薬局やドラッグストアで簡単に手に入れることができます。

 

冷やしてから温める

痛みの出始めや、肘や手首に熱を持っているときは、保冷材やシップを使って痛い部分をしっかり冷やすようにしてください。

しばらく冷やして、熱が引いたら今度は温めます。

温めることで血流がよくなり、筋肉の緊張をほぐすことができます。

温シップを貼る、蒸しタオルで温める、しっかりと湯船に浸かってマッサージをすると痛みを取る効果があります。

 

ストレッチやマッサージをする

痛みがあるときに、無理にストレッチやマッサージをすると悪化する可能性があります。

自己流のストレッチは気を付けた方がいいのですが、病院で正しいストレッチ方法を教えてもらえますので、痛みに効くストレッチ方法を試してみてください。

また、痛みが強い部分の周辺を優しくマッサージすることで、筋肉がほぐれて痛みを抑える効果が期待できます。

 

市販の痛み止めを使う

薬局やドラッグストアで売っている痛み止めを使うと、一時的に痛みを抑えることができます。

しかし、あくまでも一時的なもので、根本的な治療にはなっていませんので、またすぐに痛みが出てきてしまいます。

どうしても仕事が休めないとき、この日だけは痛みを取りたいというときには有効でしょう。

大事な用事がすんだら、ちゃんと病院を受診して、安静にすることを忘れないでください。

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腕の肘から下に出る痛みを予防するためには?

腕の肘から下に痛みが出る原因と対処法を解説してきましたが、なによりもまず、この症状をださないことが大切です。

そこで、最後に腕の肘から下に出る痛みを予防する予防法について解説します。

 

休憩をとる

・パソコンやスマホやゲームなどで手を長時間使う人

・家事や仕事で手を酷使する人

上記のような人は、必ず休憩をとり、手を休める時間を作りましょう。

休憩の間は、手を休めるようにして、軽くストレッチやマッサージをするのもおすすめです。

 

荷物の持ち方に注意する

女性で、荷物をもつときに肘を曲げて、片方の腕に荷物をかけてもつ人がいますが、肘に大きな負担がかかってしまいます。

また、主婦の方が買い物で大きな袋を両手首に一つずつぶら下げて肘を曲げて歩いているのをよく目にしますが、あの持ち方も肘と手首にかなりの負担をかけてしまいます。

重い荷物を持つときは、できるだけ両手で抱えるように持つと腕にかかる負担を減らすことができます。

 

サポーターや道具をうまく使う

肘や手首に負担がかかる作業をするときは事前に、サポーターをつけて、負担を軽くする。

パソコンのキーボードを打つときに肘や手首に負担がかからないように、椅子や机の高さを調節し、手首用のクッションを使う。

重い荷物はカートで運ぶようにしたり、買い物にはキャリーバックを持っていくなど、道具を利用して、できるだけ、腕に負担がかからないようにする。

 

ストレッチを行う

ストレッチをして肘の筋肉に柔軟性を持たせることで、肘からくる痛みを予防することができます。

普段から、肘周辺と手首のストレッチを行うようにして、特に仕事の前や疲れたなと感じるときは念入りにストレッチをするようにしましょう。

これらの方法で、腕の肘より下に出る痛みを予防することができます。

しかし、一度腕に痛みが出ると自分で完治するのはなかなか難しいと思います。

また、別の怪我や病気の可能性もありますので、痛みが出たときは無理をせず、できるだけ病院を受診するようにしいてください。

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