ベラパミル塩酸塩錠の副作用を丁寧に解説！効果についても！
ベラパミルは心臓を休めるのに効果的な薬の１つです。
今回はそんなベラパミルについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は３つの見出しに分けてベラパミルの効果と副作用、さらにはベラパミルの注意すべき飲み合わせ・食べ合わせについてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
ベラパミル塩酸塩錠の効果を分かりやすく！
では、まず最初にベラパミルの効果についてお伝えしていきます。
ベラパミルは心臓を休めために用いられる薬です。
ベラパミルを服用すると、どのようにして心臓が休まるのか簡単に説明していきます。
心臓を構成する筋肉にカルシウムが入ることを阻害することで、脈拍数を下げることができます。
脈拍数を下げることができれば、心臓が休まります。
ベラパミルを服用することにより、カルシウムが心臓を構成する筋肉に入ることを阻害することができます。
これによって脈拍数が下がり、心臓が休まります。
具体的には、
・狭心症
・心筋梗塞
・心房細動
上記のような症状を改善するのに効果的な薬です。
ちなみに心房細動とは心臓の上半部の部屋が不規則に興奮してしまうことで、脈動のリズムが不規則になってしまうことです。
ベラパミル塩酸塩錠の副作用を分かりやすく！
では、続いてベラパミルの副作用についてお伝えしていきます。
心臓が弱い方や高齢の方はベラパミルを服用することで、脈拍数が遅くなってしまうことがあります。
脈拍数が極端に少なくなるようであれば、必ず医師に相談するようにしましょう。
またベラパミルを服用することで、
・顔がほてる
・頭が痛くなる
・めまいがする
上記のような副作用が現れることもあります。
上記のような副作用は服用を続けるうちに慣れてきますが、どうしても慣れない場合にはできるだけ医師に相談をするようにしましょう。
過度な飲酒をすると、めまいの副作用が現れやすくなるので過度な飲酒は避けましょう。
長期に渡ってベラパミルの服用を続けていると、
・歯肉が腫れる
・足の甲がむくむ
上記のような副作用が現れることもあるので、注意しましょう。
重大な副作用として、
・息苦しくなったり、胸が苦しくなる
・発疹ができたり、水ぶくれができたりする
などの症状が現れることが稀にあるので、念のため注意をするようにしましょう。
（ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。）
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
ベラパミルの注意すべき飲み合わせと食べ合わせ！
では続いて、ベラパミルの注意すべき飲み合わせと食べ合わせについてお伝えしていきます。
ベラパミルを服用しているときに飲むべきではない飲み物は、
・グレープフルーツジュース
・お酒
上記の２つの飲み物です。
お酒については先ほどの副作用についての見出しでお伝えしたので、ここでは省略させて頂きます。
ベラパミルを服用しているときに、グレープフルーツジュースを飲んでしまうと薬の成分が大量に体の中に残ってしまうのです。
これにより頭痛やめまいの副作用が現れやすくなってしまうので、ベラパミルを服用しているときにグレープフルーツジュースを飲むのは必ず避けるようにしましょう。
またグレープフルーツを食べるのもNGです。
他にも夏みかんやポンカン、いよかん等もあまり良くないので注意しましょう。
ちなみにオレンジやレモン、みかんは大丈夫です。
ベラパミルを服用しているときは、グレープフルーツや過度な飲酒は避けるようにしましょう。
ベラパミルの種類を分かりやすく！
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、ベラパミルの種類についてお伝えしていきます。
ベラパミルには、
・ベラパミル錠４０mg
・ベラパミル塩酸塩注５mg
上記の２つの種類があります。
ちなみにベラパミル塩酸塩注は、注射のことです。
小児でも不整脈（脈拍のリズムが不規則になる）ことにより、突然死してしまうことがあります。
それを防ぐためにベラパミルの小児への処方も認められるようになりました。
ただ服用量は年齢や症状によって異なるので、医師の指示に従ってベラパミルを服用するようにしましょう。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はベラパミルの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
要点を押さえると・・・
１.ベラパミルは心臓を休ませるのに効果的！
２.ベラパミルは副作用でめまいや頭痛がすることがある！
３.ベラパミルの服用中に過度な飲酒・グレープフルーツはNG！
４.ベラパミルには２つの種類がある！
今回の内容をまとめるとこのようになります！
ベラパミルと同じように狭心症や脳梗塞に効果的な、ニトログリセリンと呼ばれる薬を知っていますか？
知らない方は以下の記事をぜひご覧ください。
