指にばい菌が入って腫れた時の原因と対処法!何科に行くべき?

日頃、様々な箇所を触り、細菌などに触れやすい指は常に消毒が必要なパーツでもあります。

帰宅後の手洗いは欠かせないものとなっており、子供の頃から言われ続けていますよね。

しかし、注意を怠ると傷口などから細菌感染で指が腫れてしまう可能性もあります。

そんなときはどうすればいいのでしょうか?

今回は、指にばい菌が入って腫れた時の原因と対処法と病院に行く際の注意点などについて、詳しく解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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指にばい菌が入って腫れる原因

指にばい菌が入ってしまう多くの原因は傷口からの侵入です。

指は知らず知らずのうちに怪我をしてしまうので、気づかずにばい菌を入れてしまい、腫れにまで発展してしまう場合も少なくはありません。

傷口からばい菌が入ってしまい、腫れた場合医学的に「ひょう疽」と呼ばれる病気になります。

主に手足に症状が出るもので、足に出来た際は歩くのに支障が出て、とても辛いです。

人により症状は異なりますが、水ぶくれのようなぷっくりとした赤い腫れが出来て、ズキズキとした痛みが常にあります。

悪化の可能性もあり、放置するのは危険です。

これは水仕事をしているうちに感染したり、赤ちゃんの指しゃぶりから起こる可能性も十分にあり、お子さんを持つ人は自分のみならず、子供がいる方はお子さんの行動にも注意を払いたいですね。

 

指にばい菌が入って腫れた時は何科に行けばいいのか?

指にばい菌が入って腫れた時、病院に行かずに自分で完治させてしまおうという人もいるかと思います。

もちろん、そのままで大丈夫な人は自分で完治させることは十分に可能ですし、ドラッグストアなどで塗り薬などのケア商品も簡単に購入可能です。

しかし、免疫力低下状態だと、そのまま完治するのは厳しいかと思います。

1度細菌に感染してしまった場合、腫れが悪化し、化膿した状態のものは放置すると、濃が出てしまい、更なる感染を引き起こす原因になります。

病院に行く際は皮膚科が良いとされており、病院によってはその場で薬を塗ってくれ治療してくれます。

また、必要に応じて薬の処方もしてくれるので、不安な場合や痛みに耐えられない場合は皮膚科へ行って治療してもらってください。

ほとんどの場合は1回の診察で完了するので、何度も足を運ぶ必要は無いかと思います。

 

指にばい菌が入って腫れた場合の対処法

ズキズキと痛い腫れはぶつかると更に痛みを増しますし、誤ったケアで状態を悪化させてしまう場合もあります。

病院に行くまでの間、一時しのぎでもいいので症状を緩和してくれる正しい対処法を覚えておきましょう。

 

消毒をしておく

腫れた患部は既に中に細菌が入っている状態ですが、化膿した箇所が潰れて、そこから更に細菌が入り込んでしまう可能性もあります。

綺麗に洗っても、爪の間などに細菌がまだいる可能性も考慮して、念のためマキロンなどの消毒液で消毒をしておきましょう。

水仕事の際はゴム手袋などをしておくことで、腫れた箇所を守ることができますので、おすすめですよ。

 

化膿した患部は必要以上に触らない

上記でも挙げたように、化膿した部分が潰れてしまうとそこから細菌の侵入を許してしまう状態になります。

化膿した部分を潰すのが早く治る方法を紹介しているサイトなどもあり、確かに化膿した膿を出すことで痛みが弱くなるのは事実なのですが、素人がやると悪化の可能性も考えられますので、潰したい場合は皮膚科での安全な診察をおすすめします。

 

患部を守る

当たると激しい痛みも伴う腫れ。痛みや更なる細菌感染の危険から患部を守る為に極力、外に触れないようにするのがいいでしょう。

最近では分厚い素材の絆創膏もあり、そういったものでもいいですが、コットンなどの柔らかいものを巻いた後に絆創膏などを巻いて衝撃に強い状態にするのもいいでしょう。

また、コットンに消毒液を染み込ませておくことで、消毒も出来るので、一石二鳥ですね。

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指にばい菌が入って腫れないための防止法

指にばい菌が入って腫れて、痛くなると日常生活にも支障が出てくる可能性があります。

普段は普通に持っているペンや箸が持ちづらかったり、寝る前も患部のズキズキ痛いのが気になって眠れないことなど、よくある例です。

こちらでは、そうならないための事前の防止方法をお教え致します。

 

傷が出来たらすぐにケア

指にばい菌が入ってくるのは、ほとんどの場合、傷口からの侵入になります。

乾燥する季節だと、ささくれやあかぎれなど、それ以外の季節にはいつのまにか紙で指を切っているなど、指の周辺の傷は知らず知らずのうちに増えてきますよね。

ただの傷だからといって、油断せずに傷が出来たらすぐに消毒のうえ、絆創膏をしましょう。

守っておくことで、傷口が腫れて痛くなるリスクを減らせます。

 

水仕事は注意してやること

キッチンや浴室、流しなど水回りは実はカビなどの細菌がうようよしています。

水仕事の際にはしっかりケアして、

・細菌から患部を守る

・ゴム手袋で完全防備

などの対策をした方がいいでしょう。

ちょっとしたお皿洗いでも油断なりませんので、風邪など免疫力が低下している時期などは特に注意しましょうね。

 

常に湿った状態にしておかないこと

赤ちゃんが「ひょう疽」になる原因としては指しゃぶりが原因のことが多いです。

傷だけではなく、水分により、ふやけた爪と皮膚の間から外部や口内で繁殖していたりする細菌が侵入することもあり、一概に傷口からだけというわけではないのです。

同じ理由で水仕事の多い主婦の方や調理関係の仕事の方や美容師の方なども湿ったことで、症状が出やすい方もいるかと思います。

「ひょう疽」だけではなく、かゆみが生じる湿疹性爪囲炎になる可能性も考えられますので、濡れた手はすぐにタオルなどで拭きましょうね。

 

乾燥に注意

手の乾燥には注意しなければなりません。

そもそも、乾燥が原因でささくれやあかぎれがなっているわけなので、乾燥しがちな時期は気をつけたいですね。

湿ったままは駄目で乾燥も駄目ってどうすればいいの?とお悩みの方は、ハンドクリームで保湿すると良いでしょう。

就寝時や外出時は特に注意しておきましょう。

保湿しても、ささくれなどが出来やすい人は日常の食生活の乱れなどが原因として考えられます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

傷口から細菌が侵入するのは子供の頃から言われ続けていてる!という人もいるかと思いますが、その言葉も細菌感染の恐ろしさを知らせる警告なのですよね。

ついつい怠りがちな傷のケアですが、腫れやズキズキとした痛みのことを考えると、しっかりしていかないといかなねばと感じさせられますね。

正しいケアで細菌を寄せ付けないようにしましょうね。

また、特に体が免疫力低下の際は注意が必要なので、日頃の食生活や日常生活でも免疫力アップに務めていきましょうね。

やはり基本がなっていないと、細菌感染も指だけに留まらず、様々な病気の危険もありますからね。

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