手の甲の赤い斑点がかゆい?その原因と対処法!

手の甲に赤い斑点ができていたらびっくりしてしまいますよね。

その上その斑点がかゆかったら…。

普段からよく使う手だからどうしても目が行ってしまい、気になって仕事や家事に集中できなくなってしまいます。

手の甲にできるかゆみのある赤い斑点、いったいなぜできるのでしょうか?

赤い斑点ができる原因とかゆみを抑える方法について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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手の甲にかゆみのある赤い斑点ができるのはなぜ?

手の甲にかゆみのある赤い斑点ができる原因はなんなのでしょうか?

赤い斑点がでる理由について説明します。

赤い斑点の原因と考えられるのは主に発疹と湿疹です。

発疹と湿疹の違いはというと、発疹はじんましんや接触性皮膚炎などのアレルギー反応のことで、湿疹とは体の内側が反応して出てくるブツブツのことです。

何らかの原因で毛細血管が広がり、血の流れが増えて血流の滞った部分が肌の上に透けて見えるのです。

これが手の甲にできる赤い斑点の正体と考えられます。

 

手の甲にかゆみのある赤い斑点が出る6つの原因

では、なぜかゆみのある赤い斑点が手の甲に出るのでしょうか?日常生活に潜む原因について紹介します。

・ストレスがたまっている

・皮膚が乾燥している

・食生活が乱れている

・気温差が激しい

・洗剤やお湯を良く使う仕事をしている

・刺激の強い洗剤やシャンプーなどを使っている

これら6つが赤い斑点ができる原因となっていることが多いのです。

 

手の甲にかゆみのある赤い斑点ができたとき考えられる病気

手の甲にかゆみのある赤い斑点ができたとき、皮膚のトラブルならさほど問題ありません。

しかし場合によっては、病気が隠れていることもあるので、手の甲の赤い斑点で疑う病気について解説していきます。

 

マラセチア毛包炎

マラセチア菌というカビが原因で手に湿疹ができる病気です。

手だけでなく体全体に出ることもあります。

マラセチア菌は湿気を好むので、手を洗った後はよく水気をふき取るようにしましょう。

 

アトピー性皮膚炎

アレルギーがある人がなりやすいアトピー性皮膚炎。

このアトピー性皮膚炎が手の甲に出ることがあります。

かゆみがひどく痛みが出る場合もあるのです。

掻きむしると感染症を引き起こす可能性があるので、必ず病院で治療をうけましょう。

 

肝臓機能の低下

肝臓は『沈黙の臓器』と言われるくらい、なかなか痛みなどの症状が出ない臓器なのですが、手の甲に症状がでることがあります。

手の甲にかゆみのある赤い斑点が出た原因が、肝機能低下の初期症状だったということもあるのです。

・体が疲れやすい

・だるい

などの症状があり、日頃からアルコールの飲みすぎ、脂っこい物を食べ過ぎているなど気になることがある方は、念のために病院を受診しましょう。

 

手の甲にかゆくて赤い斑点ができた時の4つの対処法

 

それでは手の甲にかゆくて赤い斑点ができてしまった時、どうすれば良いのでしょうか?

かゆいところを掻いてしまうとますますかゆみが増したり、肌を傷つけてしまうこともあります。

かゆみを和らげるための対処法について4つ紹介します。

 

冷やす

かゆい時は氷や保冷剤などで冷やすと、かゆみが和いで楽になります。

冷たいという感覚はかゆいという感覚よりも優先的に感じるので、かゆみを感じにくくなるのだそうです。

夏は冷房を強くする、冬なら暖房を切るなど体感的にも涼しくすることも効果的です。

また、冷やすことで血管の広がりを抑えてくれるので赤い斑点対策にも効果的です。

注意することはかゆいからと氷や保冷剤を直接肌に当てると肌を傷つけてしまうことがあるので、ガーゼやタオルなどで巻いてから冷やすようにしましょう。

 

市販の薬を塗る

薬局に売っている市販の薬の中に保湿成分の入った薬やかゆみを抑える薬があります。

病院に行く時間がないがかゆみが我慢できない時などは、市販の薬を塗るのも良いと思います。

ただ、中には塗ることで症状がひどくなってしまう場合もあるので、薬剤師さんに相談してから使うようにしてください。

 

他のことを考える

かゆいと思ってしまうと、気になって気になって仕方がありません。

そんな時には気を紛らわすことが大事です。

自分の好きなことをしたりテレビを見たり、おしゃべりをしたり、楽しいことを考えるだけでかゆみのことが気にならなくなります。

赤い斑点のことを心配しすぎると、どうしても頭から離れなくなるので心配しすぎないことも大事です。

 

シャワーなど、水で洗い流す

水で洗い流すことは体を冷やす効果もありますし、汚れや汗などの刺激物を洗い流すことができます。

この時、刺激の強い石鹸などでゴシゴシ洗うのではなく、刺激の少ない石鹸をしっかり泡立てて手で優しく洗うことが大切です。

かゆみや赤い斑点が気になって仕方がない時はこれら4つの対処法を試してみてください。

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かゆみのある手の甲の赤い斑点を予防する方法

手の甲に赤い斑点ができる原因とかゆみがある時の対処法、考えられる病気について解説してきました。

最後に日常生活で、手の甲の赤い斑点が現れるのを予防する方法について解説します。

 

シャンプーや洗剤などを肌に優しい物に変える

シャンプーや洗剤など皮膚に触れる物は、肌に優しい自然由来の物を使うようにしましょう。

特に一日に何度も使う物は刺激の少ない物にするようにしましょう。

また、洗濯はできるだけ柔軟剤を使用しない、すすぎはしっかりするなど肌に触れる洋服の洗濯にも気をつけましょう。

 

保湿を心がける

肌の乾燥を防ぐことが赤い斑点とかゆみを予防するには大切です。

肌が乾燥することがこの赤い斑点とかゆみの大きな原因となるので、お風呂は熱いお湯ではなくぬるめのお湯にする。

湯船に長く浸かったりタオルで肌をゴシゴシ洗わない。

お風呂上がりは保湿クリームをたっぷり塗って、乾燥を防ぐようにしましょう。

また、エアコンを使うと部屋が乾燥してしまうので、部屋の加湿にも気をつけましょう。

乾燥した部屋にいる時や冬の寒い日の外出前後にも保湿クリームで肌の保湿を心がけてください。

 

ストレスをためない

ストレスがたまると血行が悪くなり、肌の調子が悪くなってしまいます。

そのため、手に湿疹ができやすくなってしまうのでストレスをためないように普段からリラックスできる時間をつくるようにしましょう。

 

水仕事をする時は手袋をする

水仕事は手に刺激を与える他に、乾燥の原因にもなります。

できるだけお湯ではなく水を使うようにしましょう。

たゴム手袋をして作業するなど手を保護するようにしましょう。

ゴム手袋でアレルギーを起こす方は人工ゴムの手袋をするとよいですよ。

 

食生活を見直す

アルコールを飲み過ぎないようにする、暴飲暴食をしないなど食生活を見直して、肝臓を休ませるようにしましょう。

正しい食生活を送ることは肝臓を守るだけでなく、体の免疫機能も高めてくれるので日頃から気を付けるようにしてください。

このように乾燥を防ぎ、肌を守ったり、食生活を見直すことで手の甲にできるかゆみのある赤い斑点を予防することができます。

しかし、自己判断で薬を付けたり、対処法を間違ってしまうと悪化してしまうことがあるので、かゆみがなかなか治まらない。

強いかゆみがあるなど少しでもおかしいなと思ったらすぐに病院を受診するようにしてください。

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