手の甲のぶつぶつがかゆい!その原因と対処法を解説!

手の甲にぶつぶつとした湿疹ができてかゆい!

見た目にも気持ちが悪いし、かゆくて仕事に集中できない。

そんな体験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

なぜ、手の甲にかゆみのあるぶつぶつができてしまうのでしょうか。

その原因と対処法について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

スポンサーリンク

手の甲にかゆみのあるぶつぶつができるのはなぜ?

手の甲にかゆみのあるぶつぶつができる仕組みはどうなっているのでしょうか?

体には免疫システムというものがあります。

体の中に異物が入ってくると、免疫システムが異物を敵と判断して攻撃をするのです。

この免疫システムの働きが強すぎると、アレルギー反応としてぶつぶつやかゆみがでてしまうのです。

 

手の甲にかゆみのあるぶつぶつができる原因とは

それでは、手の甲にかゆみのあるぶつぶつができるのはどうしてなのでしょうか?

日常生活で考えられる、かゆみのあるぶつぶつの原因について解説します。

・水仕事をよくする

・暖房・冷房で乾燥した部屋にいることが多い

・手を洗ったあと、自然乾燥している

・刺激の強い石鹸・シャンプーなどを使っている

・ストレスがたまっている

・汗をかきやすい

これら6つが手の甲にかゆみのあるぶつぶつができる大きな原因となります。

乾燥や、刺激、ストレス、どれも日常生活の中でよくあることですね。

 

手の甲にかゆみのあるぶつぶつができる病気

それでは、この手の甲にかゆみのあるぶつぶつができるのはどのような病気の可能性があるのでしょうか…。

考えられる病気について解説していきます。

手湿疹

日々、家事をする主婦や、シャンプーをする美容師さんやトリマーさんなど、水仕事をする人に多い手湿疹は慢性湿疹とも呼ばれます。

水仕事をすることで、皮膚の表面の油分がなくなり皮膚のバリア機能が減ってしまうことで刺激を受けやすくなり、湿疹ができてしまうのです。

かゆみが強く水疱ができることもあります。

 

漏脂性湿疹

若い人に起こりやすい湿疹で、夏に起こりやすいのが特徴です。

脂質や糖質の取り過ぎで、ホルモンバランスが乱れることが原因だと考えられます。

皮脂が多くなることで刺激を受けて湿疹ができてしまうのです。

 

皮脂欠乏性湿疹

漏脂性湿疹とは逆に、脂が足りないことでおこる湿疹です。

乾燥が原因なので、長風呂で脂を奪ってしまう、熱いお湯を使う、エアコンで乾燥した部屋に長くいるなど肌を乾燥させないように気をつけましょう。

 

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能が弱く、アレルギー体質の人がなりやすいアトピー性皮膚炎、湿疹とかゆみがでる病気で薬を使うと良くなることもあります。

しかし、多くの場合、良くなったり悪くなったりを繰り返してしまうのが特徴です。

皮膚への刺激が原因になることが多いので、いつも清潔にして保湿を心がけることが大切です。

アレルギー性皮膚炎の場合は病院を受診し薬を処方してもらってください。

 

汗疱性湿疹

見た目は水虫に似ていますが、汗疱という病気が悪化したものです。

汗疱とは汗をかきやすい人が、汗が全て皮膚から出切らずに皮膚の下に溜まってしまう病気です。

この汗疱が破れて湿疹になったのが汗疱性湿疹です。

痛みとかゆみがあらわれます。

 

日光アレルギー

日光にあたることで湿疹ができる日光アレルギー。

もちろん手の甲にも出ることがあります。

赤くなってぶつぶつが出る、時には腫れることもあります。

大人になって急に日光アレルギーになる人もいるので、日光を浴び過ぎないようにしましょう。

日焼け止めを使うのはもちろんですが日傘や手袋で肌を守ることが大切です。

 

自律神経の病気

ストレスがたまると血行が悪くなってしまい、栄養が体の末端まで行き届かなくなってしまいます。

のため手の皮膚が栄養不足になり、湿疹ができてしまうことがあります。

自律神経を整えるためには規則正しい生活が大事ですが、ひどくなるといろんな症状が出てきてしまうので、心療内科を受診することをお勧めします。

 

糖尿病

糖尿病の症状は様々ですが、その中の1つに手の甲にぶつぶつとした湿疹とかゆみがでることがあります。

た、糖尿病の人は細菌に感染しやすく、湿疹ができやすくなります。

湿疹を治すことだけでなく糖尿病の治療をしっかり行いしましょう。

 

内臓疾患

内臓の病気になると手の甲にかゆみのあるぶつぶつが出ることがあります。

手の甲だけでなく、体のあちこちにできるのが特徴です。

病院で血液検査をすることで、どこが悪いのか特定することができますので、健康診断を毎年受けるなどしっかり体調管理をしましょう。

手の甲のぶつぶつといっても病気が原因のものからアレルギーや乾燥が原因の物まで様々です。

それぞれ対処法が違うので、間違った対処法をすると悪化してしまうことがあります。

病院を受診して原因をしっかり特定することが大切です。

スポンサーリンク

 

手の甲にかゆみのあるぶつぶつが出た時の対処法

手の甲にかゆみのあるぶつぶつができる原因と考えられる病気について解説してきました。

最後に、病院に行くまでの対処法とぶつぶつができないようにするための、日頃から気をつけたいことについて解説していきます。

ゴム手袋を使う

普段から水仕事が多い人はお湯ではなく水を使うようにし、ゴム手袋をすることで刺激をさけ、肌の乾燥を防ぐようにしましょう。

ゴム製品にアレルギーがある人はビニール手袋を使ったり、人工ゴムの手袋を使うことをお勧めします。

 

洗剤・石鹸・シャンプーを変える

洗剤・石鹸・シャンプーなどの刺激で湿疹がおこることがあるので、出来るだけ刺激の少ない天然素材の物を使うようにしましょう。

洗濯は柔軟剤をできるだけ使わないようにする。

すすぎはしっかりとするなど肌に優しい生活をするようにしましょう。

 

保湿をする

水仕事をした後やお風呂に入った後、外出の前後など肌が乾燥しないように、保湿クリームやワセリンで保湿をしっかりするようにしましょう。

また寒い日の外出には、手袋をつけるなど乾燥をしないように心がけましょう。

 

アレルギー物質にさわらない

自分が何のアレルギーかがわかっているときはアレルギー物質をさけることが大切です。

ゴムアレルギーの人はゴム製品を触らない、金属アレルギーの人は金属製品を触らない、日光アレルギーの人は日傘や手袋を使って日光にあたらないようにするなど、アレルギー物質に極力触れない生活を送るようにしましょう。

病院でパッチテストをしてもらえば、原因物質を特定することができます。

 

ストレスをためない

・ストレスをためない生活

・暴飲暴食をしない

・適度な運動をしてゆっくり眠る

当たり前のようでなかなかできない、この規則正しい生活で心も体も健康にすることで免疫機能が上がり手に湿疹ができるのを防いでくれます。

 

手の甲を水で洗う

手を清潔にするのはもちろんですが、手の甲を洗うことで、手についた刺激物やアレルギー物質を洗い流すことができます。

洗い過ぎは良くないので、優しく石鹸で洗ったらしっかり手を拭き、保湿をするのを忘れないでください。

また冷やすことでかゆみを感じにくくなるので、水で洗うことはもちろん、氷などで冷やすのも効果的です。

これら6つの対処法でかゆい手の甲のぶつぶつをつくらない、できてしまった湿疹のかゆみを抑えるようにしましょう。

しかし、ぶつぶつがなかなか治らない、かゆみが強い場合は我慢せずに病院を受診しましょう。

スポンサーリンク

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ