かかとが固いし痛い?その原因と対処法を解説?

昔、母親の足を見た時に、固くなっていて笑ったものですが、ある日気が付くと自分の足も同じように固くなっていてビックリしてしまいました。

同じ様な経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なぜ、かかとが固くなるのか、その原因と対処法について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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かかとはなぜ固くなるの?

かかとが固くなるのはなぜなのでしょうか?

考えられるのはかかとの角質が固くなって、皮膚がカチカチになっている状態です。

靴下を脱いだ時に何だか湿っているので、足の裏には水分があると思ってしまいますが、実は乾燥しているのです。

そのため、かかとがカチカチになったり、白く粉をふいたようになってしまいます。

 

かかとが固いし痛い原因は?

では、かかとが固く、痛みが出る原因は何なのでしょうか?

日常に潜む原因を5つ紹介します。

・たくさん歩く。

・靴のサイズが合っていない。

・歩く姿勢が悪い。

・長い時間、靴を履いたままにしている。

・クッション性の少ない履物を履いている。

多くの場合、これら5つの原因によって足の裏へ刺激や乾燥がおこり、かかとが固くなってしまうのです。

営業職の方や仕事でハイヒールを履く方は、足に負担をかけてしまい、かかとが固くなってしまうことが多いです。

 

かかとが固くなって痛みがある時に考えられる病気

かかとが固くなっている、痛みがある時、それは治療が必要な症状であることも多いのです。

 

角化症

かかとの角質が厚くなり、乾燥してどんどん固くなってしまいます。

ひどくなるとひびわれをおこし、痛みが出てきてしまいます。

長時間クッション性の少ない履物で歩きまわったりすることで、足の裏が刺激を受けることが原因になっています。

また、加齢やストレスでも肌の新陳代謝が悪くなり、角化症をおこす原因になります。

 

タコ・魚の目

タコ・魚の目というと足の指周辺にできるイメージがありますが、かかとにもタコや魚の目ができることがあります。

タコは皮膚が盛り上がっていて痛みがでることがないのですが、魚の目は皮膚の中に円錐形の芯ができているので、歩くとこの芯が神経を刺激してチクチクと痛みが出るのです。

タコも魚の目も周囲まで皮膚が固くなります。

タコ・魚の目のできる原因として、

・歩く時の姿勢の悪さ

・靴のサイズが合っていない

これらのことが原因として考えられます。

歩き方に癖があったり、靴のサイズが合っていないため、足の一か所に負担がかかりそこにタコや魚の目ができてしまうのです。

そのため治療しても何度も繰り返すことが多いと言われています。

 

角質増殖型白癬症

白癬症(はくせんしょう)とはいわゆる水虫のことです。

角質増殖型の水虫は、かゆみがないことが多く角化症と間違ってしまうことが多いです。

古い角質は水虫の大好物、しかも角質が固いので薬をつけてもなかなか水虫まで届かないということもあります。

ひどくなると角質がひび割れて、痛みが出てきます。

水虫を自分で治すのは、なかなか難しく特にかかとにできた水虫は皮膚科を受診して、角質症なのか水虫なのか検査してもらった方が良いでしょう。

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かかとが固い、痛みがある時の対処法

かかとが固いし、痛みがある…。足の裏ですので人に見せることはないものの、歩くと痛いというのは問題です。

かかとが固く痛い時、家でできる対処法について紹介します。

 

保湿クリームを塗る

ドラッグストアや薬局で売っている保湿クリームをたっぷり塗って、保湿を心がけます。

ただし、保湿クリームの中には尿素配合の物があります。

刺激が強くひび割れに使うと染みてしまいますので、注意してください。

表示を良く見て買うようにしましょう。

保湿クリームの上にさらにワセリンを塗ると、水分が逃げないのでひびわれが良くなりやすいです。

 

タコ・魚の目にはスピール膏

保湿クリーム同様、ドラッグストアや薬局で買うことができます。

タコ・魚の目用のスピール膏を貼り、しばらくするとポロっと取れることがあります。

しかし、魚の目は芯が皮膚の深いところまで入り込んでいることがあり、芯が中に残るとすぐにまた発症してしまうので、病院を受診して取ってもらうのが無難と言えるでしょう。

 

オリーブ油を塗る

食用のオリーブ油を塗る時は、酸化していない新鮮な油を塗りましょう。

ドラックストアや薬局に売っている薬用のオリーブ油は、匂いも少なく使いやすいのが特徴です。

マッサージしながら塗ると肌を乾燥から守り、柔らかくしてくれます。

このようにかかとがかさかさして固くなり割れている場合は、保湿が大切なので、クリームやオリーブ油を使うと良いです。

さらに、塗った後は靴下を履いて寝ると効果が高いと言われています。

しかし、水虫が原因の場合は悪化する可能性があるので注意してください。

 

かかとが固く痛みが出るのを予防するためには?

かかとが固くなる原因と痛みの対処法について説明してきましたが、できればこんな痛みは感じたくないはずです。

それに、足の裏とはいえ、つるつるすべすべのきれいな肌を保ちたいものですよね。

最後にかかとが固くならないように、家でできる予防方法について紹介します。

 

靴を変える

靴を買う時は自分に合ったサイズの靴を買うようにしましょう。

大きすぎても、小さすぎでもだめなのです。

できればお店でサイズを測ってもらってから買うようにしてください。

人によっては右と左でサイズが違うことがあります。

そんな方は、インソールを入れて自分にピッタリ合うように調節することが大切です。

また、固い靴を履くと刺激を受けやすくなるので、できるだけ底が軟らかい靴を選ぶようにしましょう。

 

 

温めて、マッサージをする

1日歩いた足にはかなりの負担が掛かり、血行が悪くなっています。

おふろにゆっくり入って足を温めてからマッサージをすると、血行や代謝がよくなり肌のターンオーバーも正常になってきます。

また、角質を柔らかくするだけでなく、足全体の疲れを取ってくれ、足が受けたダメージを和らげてくれます。

 

角質ケアをする

お風呂に入って角質が柔らかくなったら、やすりや専用の道具を使ってかかとの固くなった部分を削ります。

この時に注意することは、お風呂の中で角質を削ってしまうと皮膚が柔らかくなっているので、削りすぎてしまいます。

お風呂から出て角質ケアをしてください。

また、毎日やるのも削りすぎの原因になります。

週に2~3回足の具合を見ながら削りましょう。

さらに言うと、お風呂に入る前の固い角質を削るのも危険です。

必ずお湯に浸かって角質を柔らかくしてから削ってください。

削った後は化粧水をたっぷりつけ、しばらくおいてから保湿クリームを塗ってください。

日頃からこの角質ケアをすることで、固く分厚くなった角質を除去しすべすべの肌に戻すことができます。

 

ストレスをためない

ストレスをためるとホルモンバランスが崩れてしまい、肌の新陳代謝が悪くなってしまいます。

また、体調が崩れやすくなってしまいます。

足は体の調子を表す場所と言われています。

体調が悪いと足が固くなってしまいますので、ストレスをためない生活を心がけましょう。

 

清潔にする

水虫は感染力が強く、家族に水虫の人がいるとうつる可能性があります。

また、温泉やプールの足ふきマットでもうつることがあるのです。

しかし、しっかりと足を洗うことで感染を防ぐことができます。

毎日お風呂でしっかり足を洗い、清潔にしておきましょう。

また、水虫は湿気と温かい場所が大好きなので、靴の中などは繁殖しやすいです。

ずっと靴を履き続けると感染しやすくなるのでオフィスなどでデスクワークをする時は可能ならスリッパなど通気性の良い履物に履きかえると良いですね。

また、二日続けて同じ靴を履かないなど靴の中を乾燥させることも効果的です。

これら5つの予防法で固いかかとがパックリ割れて痛みが出る困った症状を予防して、夏に堂々と裸足になれるツルスベかかとを目指しましょう!

ただし、魚の目や水虫はもちろんパックリ割れて痛みが強い場合は皮膚科を受診してくださいね。

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