背中がだるい原因は?痛いときはどうする?

疲れがたまっているせいか、背中がだるくてつらいという経験をしたことはありませんか?

思わず「あ~、だるい」と声がでてしまい、背中を伸ばしてみたり、肩を回してみたりするのですが、なかなかすっきりしないという方もいるでしょう。

背中のだるさの原因は何なのでしょうか?

だるいだけでなく、痛みが出たときはどうすればいいのでしょうか?

この背中のだるさの原因と痛みが出たときの対処法や予防法について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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背中がだるいと感じるのはなぜ?

背中がだるいと感じる場合の多くの原因は、パソコンやスマホの使い過ぎなどによる疲労だと考えられます。

パソコンやスマホをすると、同じ体制を長時間とってしまいがちですよね

それにより筋肉がこり固まってしまうのです。

冷え性の人や運動不足の人も筋肉がこりやすくなり背中がだるいと感じるようになってしまいます。

はじめは背中がだるいと感じる程度でも、症状が悪化すると痛みを生じることがありますので注意が必要です。

 

背中がだるくなる原因

背中がだるくなる原因が疲労やこりだとすると日常のどのような行動が、背中がだるくなる原因と考えられるのでしょうか?

・パソコンやスマホの操作で同じ姿勢を長時間続ける

・運動不足

・冷え性

・姿勢の悪さ

・睡眠不足

・ストレスをためる

普段ついやってしまうこれらの行動が、疲れやこりにつながり、背中がだるくなる原因となっているのです。

 

背中のだるさに隠されたこわい病気

背中がだるいのは運動不足や疲れが原因だと決めつけるのは危険です。

中には、病気の兆候だったという場合もあります。

背中がだるいときに考えられる病気について解説します。

 

尿管結石

尿管結石とは、腎臓から膀胱へ尿を送る管に石が詰まる病気です。

背中から腰にだるさと痛みが生じます。

痛みの程度はさまざまで、転げまわるような痛みを感じることもあれば、我慢できる程度の痛みのこともあります。

我慢できない痛みがある場合は病院を受診する必要があります。

背中から腰にかけてだるさ、痛みがある。血尿がでた場合は尿管結石を疑ってください。

 

肝炎

肝臓が炎症を起こすと、背中にだるさと痛みが生じます。

・寝ていても背中がだるい

吐き気や黄疸

・発熱

などの症状がで現れることがあります。

肝臓は沈黙の臓器と言われていて、肝臓自体が痛むことはありません。

背中の痛みは肝臓からのSOSかもしれません。

背中の右側が痛むようなら肝臓の病気を疑ってください。

 

腎盂炎

腎臓に細菌が入ることで腎臓が炎症をおこして発症する病気です。

男性より女性がかかりやすいと言われています。

背中のだるさ・痛みのほかに、

・高熱や食欲不振

・吐き気や脇腹の痛み

などの症状があるときは腎盂炎の可能性があります。

 

肺炎・気管支炎

肺炎や気管支炎などの呼吸器系の疾患にかかると背中にだるさや痛みが生じます。

背中のだるさのほかに

・咳やタン

・発熱や食欲不振

などの症状が現れます。

乾いた咳が続く、熱が下がらないなどの症状がある場合は呼吸器系の疾患の可能性があります。

 

椎間板ヘルニア

骨と骨の間には椎間板というクッションの役割をするものがあります。

このクッションがはみ出して神経を圧迫することでおこります。

背中のだるさがだんだんと痛みに変わっていき、しびれが出てきます。

気になる症状がある場合は病院を受診しましょう。

ただの背中のだるさだと思っていたら、思わぬ病気が隠れている可能性がありますので、少しでもおかしいと思ったら病院を受診してください。

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背中がだるい、痛みが出たときの対処法は?

背中がだるくて、仕事にならない、痛みが出てつらい、そんなときはどうすればいいのでしょう?

少しでも早くだるさや痛みをとりたいですよね。

だるさや痛みが楽になる対処法について紹介します。

 

ストレッチをする

肩を回したり、伸びをして、固まった筋肉を伸ばすとこりがほぐれて痛みやだるさが和らぎます。

肩甲骨を動かすようにするのがポイントです。

パソコンやスマートフォンをするときは1時間ごとにストレッチをするようにしましょう。

 

冷やす

痛みが強い、熱をもっているように感じるときは、消炎鎮痛作用のあるしっぷを貼りましょう。

あまり冷やしすぎると、血行が悪くなり、ますます固まってしまうので気を付けてください。

 

温める

冷やしても痛みが取れないときは、温めましょう。

お風呂でしっかり温まり、血行を良くしてから、ストレッチをすると効果的です。

仕事中なら、温めたタオルを痛いところにあてたり、温シップで温めると痛みが和らぎます。

 

リラックスする

背中がだるく痛いときは少し伸びやストレッチをして、休憩をとりましょう。

温かい飲み物を飲んだり、音楽を聴くなどリラックスすることが大切です。

ストレスがたまると筋肉が緊張してしまうので、ストレスをためないようにしましょう。

 

鎮痛剤を飲む

我慢できないほどの痛みがあるときは、市販の鎮痛剤を飲みましょう。

しかし、これは一時的な処置にすぎません。

鎮痛剤を飲まなければいけないほど、痛みが強い場合は病院を受診するようにしてください。

 

背中がだるい原因と痛みを予防するためには?

背中がだるい、痛みがあるとつらいですし、すっきりしなくて気持ちが悪いですよね。

そんなだるさや痛みをださないために、普段からしっかり予防することが大切です。

背中がだるくなる原因と、対処法について説明してきましたが、最後に予防法について説明していきます。

 

休憩をとる

常に同じ姿勢でパソコンやスマホを操作するのは、背中に負担がかかってしまいます。

仕事の場合でも1時間に1度程度は休憩をとり、ストレッチをしたり、体を動かして筋肉が固まらないようにしましょう。

 

適度な運動

日常の生活だけでは背中や肩の筋肉を使うことが少なく、こりの原因になってしまいます。

適度に運動をして背中の筋肉を動かすようにしましょう。

また、筋力が低下すると猫背になってしまいます。

猫背になると背中に負担がかかりますので、普段から姿勢をよくするようにしましょう。

猫背を直すには、背中の筋肉を鍛えるよりもお腹のインナーマッスルを鍛える方が効果的です。

 

お風呂の入り方

お風呂に入るときはしっかりと湯船につかり、体を温めるようにしましょう。

体を温めると同時に、入浴剤をいれて香りを楽しむ、好きな音楽を聴きながら入るなど、心も体もリラックスできるようにしておきましょう。

お風呂の中でストレッチをするというのも効果的です。

 

しっかりと睡眠をとる

寝不足からくる疲れも背中のだるさの原因になります。

しっかりと睡眠をとり、体の疲れを取ることが大切です。

また、ストレスがたまっていると、睡眠の質が悪くなりますので、ストレスをためないように心掛けましょう。

寝る前にスマホを操作するという人は、できるだけやめた方がいいでしょう。

スマホのライトで脳が緊張状態になり、眠れなくなってしまうだけでなく、寝たままの姿勢でスマホを操作すると背中や腕に負担がかかってしまいます。

背中のだるさや痛みが気になる方は、これらの対処法、予防法をぜひ試してみてください。

対処法や予防法を実践しても効果がでない、痛みががまんできない方は無理をせず、病院を受診するようにしてください。

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