左腕がだるいし痛い?その原因と対処法を解説!
日常生活の中で突然やってくる左腕のだるさ。
なんだか重たい感じで、だるくなってしまうのは誰しも経験があると思いますが、それが左腕のみでさらに痛みがある場合は病気を疑った方がいいかもしれません。
今回は左腕がだるい、痛い症状から見る病気とその原因・対処法を詳しく解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
左腕がだるい、痛い、その原因は?
女性の方は特にホルモンバランスで倦怠感を感じる機会が多いので、ついつい「またか」と感じがちだと思います。
痛みや部分的なだるさは、病気のサインにもなり得ますので特に注意していきたいところです。
このだるさ、痛さの主な原因は血流が原因であることが多いです。
血液が正常に流れていないことが大きな原因とされており、左腕を圧迫していたり、むくみが出ていたりと症状によっては何の病気かも医師が見れば明確な場合もあります。
また、血流異常によるこのような症状は自覚症状がギリギリまでないので、突然気づくことが多く、
・疲労や筋肉のこわばり
・冷え
なども血流異常の原因になり得ますので注意が必要です。
激しい運動、急な運動の後にも「左腕がだるくて痛い」症状を「筋肉痛」と勘違いする人が多いので、痛みが長く続くようならば病院での診察をおすすめします。
左腕がだるい・痛い、これって何の病気?
「凄く痛いわけでもないし大丈夫かな?」と甘く見てしまいがちな症状ですが、痛みを感じた時点で病気の可能性が考えられます。
上記でも述べた様に女性患者の多いあの病気の初期症状にも「左腕がだるい、痛い」という症状が出ると言われています。
こちらでは症状から見る病気を詳しく解説していきます。
頸椎異常
筋肉痛と最も症状が似ているのがこの「頸椎異常」です。
頸椎は頭を支える首にある骨です。
自然界では一部の動物はこの頸椎がない様ですが、人間は違います。
左腕とも繋がっており、頸椎異常で「左腕がだるい、痛い」という症状が出る場合もあります。
頸椎は加齢により歪んでいくので、高齢者の方にありがちな症状と言えますが、20代から歪んでくることもあり、30代40代と比較的若い世代にも症状が出る場合もあります。
最悪の場合、手術が必要になり、これが原因で首のヘルニアになることもあります。
対処法としては首に負担が少なくなる様に就寝時の枕を合うものにすることやマグネシウムを含んだ食品を摂取するといいでしょう。
乳がん
日本人女性は16人に1人が乳がんになる可能性があるといわれている程に有名な病気です。
早期発見で完治も可能な病気なので、セルフチェックなどが推奨されていますよね。
乳がんのチェック項目の一つとして、「しこりの有無」があげられますが、今回の「左腕がだるい、痛い」という部分的な症状も乳がんにつながる可能性があります。
特に筋肉痛の様な痛みはリンパにがんが転移している可能性も考えられますので、早急な検査、診察をおすすめします。
脳卒中
脳の血液循環が血管がつまったり、やぶれたりすることで発症する脳卒中は体の感覚異常を起こさせる代表的な病気です。
症状は片方に出ることも多く、手足に出ることが多いです。
とくに今回解説する左腕が「左腕がだるい、痛い」という症状は当てはまる内容かと思います。
脳卒中の初期段階では様々な症状が上げられますが、「だるい」というのも代表的な症状です。
発症している場合、急なめまいが起こって倒れる可能性もありますので、病院に行く際は一人では行かず、付き添いの方を連れて行くのをおすすめします。
左腕がだるい時の対処法
上記でも解説した様に、今回の症状は命を落としかねない病気に繋がるものだと言うことが理解出来たかと思います。
次は症状が出た際はどのように対処すべきなのかについて解説していきます。
激しく動かさないこと
今回の症状が「筋肉痛」の症状に似ていることから、運動後の人は特に誤解しがちです。
症状が出た際は日常で激しい動きや運動は控えた方がいいでしょう。
左腕に疲労を蓄積させることで症状が悪化することもあります。
日常的にも左腕をブンブン振り回したりするのは特に注意です。
場合によっては患部を痛めることもあり、原因となる病気の進行を進める場合もありますので、異常を感じたら極力動かさずゆっくりと過ごしましょう。
マッサージをする
疲労や筋肉のこわばりはマッサージをして血流を良くすれば、症状が改善する可能性もあります。
ただ、病気によってはマッサージなどで血行を良くすることで症状悪化に繋がる場合もあるので、マッサージについては医師に相談してからの方が望ましいでしょう。
暖める
血流が原因でだるい場合に効果的なのが暖めることです。
浴槽に数分浸かるだけで症状が改善される場合もあります。
女性に血流が悪くなる症状が日常的に多い理由も「冷え」にあると言われています。
中国では冷たいものは体に良くないとされており、冷たい飲み物は基本的に客人には出さないとまで言われています。
冷えは万病の元。
体を温めるのは体調管理の基本でもありますね。
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症状が出る前にやっておくべき予防法
仕事や家事などがなかなか進まなくなるので、だるさや痛みは日常的に感じていたくないものです。
上記の対処法も充分予防法につながりますが、こちら上記以外に有効な症状が出ない為にやっておくべき予防法について解説していきます。
特に女性の方は必見ですよ。
ストレッチを日常化しよう
血流が原因の疾患に対する、基本中の基本の対処法は血流をよくすることです。
マッサージや暖めることも有効なのですが、ストレッチを行うことも有効になります。
激しい運動ではなく、日常生活で手軽に取り入れられるストレッチをすることが長続きのポイントです。
特に、高齢の方や妊婦さん等は本気で運動しようにもなかなか難しいかと思いますし、激しい運動はそもそも今回の症状の中ではおすすめできません。
インターネットを検索すると様々なストレッチ方法がヒットしますので、これを機に探してみては如何でしょうか?
きっとあなたにピッタリのストレッチが見つかるでしょう。
マグネシウムを含み食品を積極的に摂取
頸椎異常でも少し触れた「マグネシウム」という成分。
主な効果は動脈硬化防止や骨の形成とされています。
高血圧予防にも効果的で、健康の為にも積極的に食事に取り入れるのが推奨されています。
マグネシウムが含まれる食材は海藻類、大豆類、ナッツ類、魚介類など幅広く成人でも300mgの摂取が目安となっています。
マグネシウムは妊婦さんにもおすすめの成分で、胎児との共有で330mgほどの摂取をおすすめします。
体造りの基本ともなる骨を作る成分は全てが全て吸収されるわけではないので、日常的に徐々に摂取していくのがいいでしょう。
ストレスフリーになろう
どんな病気でも疲労やストレスは最大の敵になります。
気の持ちようだけで病気が改善する例も全世界で多く報告されていますので、日常の気持ちってとても大切です。
上記で解説したマグネシウムもイライラ防止の作用もあり、ストレスフリーにも最適な成分なのです。
しかし、それだけでは日常のイライラもなかなかおさまらないですよね。
一番良いのは自分に合ったストレス解消法を見つけることです。
1日の最後に自分へのご褒美に、ちょっとしたフルーツやスイーツを食べることもストレス解消法と言えるのではないでしょうか?
・自分は何が好きか
・何に癒されるか
・これをやるとすっきりすること
など良く考えて自分なりのストレスフリーになれる方法を模索してみましょうね。