指にできた水泡が痛い原因と対処法!つぶすのはダメなの?

指は日常でとてもよく使う部分です。

その指に水泡ができてしまい痛みもある。

そんな症状があると、とてもつらく、日常生活にも支障がでてきてしまいます。

指にできた水泡が痛いのはなぜなのでしょうか?指にできた水泡の原因と対処法について解説してきます。

では、早速見ていきましょう。

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指に痛みがある水泡ができるのはなぜ?

指に水泡ができるのには、いくつかの原因があり、それぞれ対処法も違ってきます。

なぜ、水泡ができるのか?

・外部からの刺激

・乾燥

・アレルギー

・菌によるもの

これらが水泡ができる主な原因です。

指は神経がたくさんあるので特に痛みを感じやすい場所でもあるのです。

また、水泡ができて、痛みがある場合は、

・やけどや摩擦

・とびひや虫刺され

ひょう疽(ひょうそう)やイボ

などが考えられます。

これらの症状について次の見出しでは、詳しく解説をしていきます。

 

水泡ができて痛みがあるときの対処法

水泡ができて痛みがあるときはどうすればいいのでしょうか、対処法について解説します。

それぞれの症状別にその対処法について解説をしていきます。

 

やけど

やけどをした場合、すぐに流水で冷やすことが大切です。

指の場合、水道の水を流して直接冷やしてもいいのですが、水の勢いが強いと、

・痛みが増す

・皮膚がはがれてしまう

こういったこともあるので注意しましょう。

洗面器などに水をいれて、患部をつけ、そこに水を流しつづけるといいでしょう。

短くても10分は冷やすことが大切です。

患部を冷やした後は、清潔な布で優しく拭き取り、ガーゼなどで覆いましょう。

市販の薬をつける人がいますが、できれば何もつけない方がいいです。

痛みがある場合は、氷などで冷やすと一時的に痛みを抑えることができます。

また、患部が外気に触れると痛みがでますので、サランラップを巻いて外気に触れさせないようにすることで、痛みを和らげることができます。

痛みが強い場合や、やけどの範囲が広い場合は病院を受診してください。

 

摩擦

摩擦で水泡ができると言うと思い出すのは、靴ずれではないでしょうか?

靴とかかとの摩擦で水泡ができてしまいます。

同じように指も強くこすったり、圧力がかかることで摩擦がおき、水泡ができることがあります。

摩擦による水泡の場合は、患部をガーゼや絆創膏で覆い、水泡がつぶれないようにガードすることが大切です。

触ると痛みが出るので、できるだけ触らないようにしましょう。

 

 

とびひ

虫刺されを掻きむしってしまい傷ができたり、怪我をした傷口に細菌が入ることでとびひになることがあります。

とびひは、水泡をつぶしてしまうと汁がでて、その汁がついた部分にどんどん広がっていきます。

患部を清潔にして病院を受診してください。

特に小さい子どもは、傷ができるまで掻きむしってしまうことがあるので注意が必要です。

かゆみの原因を取り除く、爪は短く切っておく、手はいつも清潔にしておくことが大切です。

 

イボ

一般的にイボ自体は痛むことはないと言われています。

しかし、イボができた場所によっては痛みが生じることもあります。

それが、足の裏や指などです。普段は痛くないのですが、押すと痛みがでることがあります。

神経に触っているのかもしれませんね。

指は特によく使う場所なので、イボに触ることが多く痛みがでるのかもしれません。

イボの多くはウイルス性です。

ウイルス性のイボは、うつりますから、早めに病院で治療することが大切です。

液体窒素で焼けば、小さいものだと1回の治療で治ります。

大きく、根が深くなると3~4回治療が必要になってきます。

液体窒素の治療は痛みを伴いますし、イボが体の他の部分や他人にうつることもありますから、早めに治療することが大切です。

また、ウイルス性のイボは再発しやすいのも特徴です。

治療する前にすでにほかの場所にうつっていた場合と、根が深く完全には取り切れていなかったことが原因です。

体力や免疫力が落ちたときに再発することがあるので注意しておきましょう。

普段からハト麦茶を飲んでいると、予防になるのでおすすめです。

 

ひょう疽(ひょうそう)

ひょう疽とは、指などの傷に、黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が感染しておこる症状で、痛みのある水泡ができます。

水仕事の多い女性や、指しゃぶりをする赤ちゃんがなりやすい病気です。

膿がたまることもあります。

病院を受診して、抗菌薬や痛み止めを飲むことで症状がおさまります。

また、痛みがひどい場合は切開して膿を出すと治りが早くなり、痛みが和らぎます。

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虫刺され

虫刺されになると、水泡ができる場合があります。

それは、毒虫に刺されたり、嚙まれたりしたときと、その虫にアレルギーがある時です。

毒虫に刺された場合はすぐに水で洗いながし、病院を受診しましょう。

原因の虫がわかっていれば、そのことを受診した際に伝えるようにしてください。

 

ブトなどに刺されると、ひどいかゆみと痛みが出て、水泡ができ、1年以上たっても、しこりになってかゆみが続くことがあるので注意が必要です。

痛みが強い時や何に刺されたかはっきりしないときは、必ず病院を受診しましょう。

 

水泡はつぶしてはダメなの?

水泡ができると、ブヨブヨして気持ちが悪いですし、見た目もよくないのでつぶしてしまいたくなりますよね。

水泡はつぶしていいのでしょうか?

結果からいいますと、つぶしてはいけません。

それではなぜつぶしてはいけないのでしょうか。

 

浸出液が出てしまう

やけどや、摩擦などで、出来た水泡の中身は浸出液です。

この浸出液は自己治癒力を高める効果があります。

浸出液があることで、傷を早く、きれいに治してくれるのです。

ですから、水泡をつぶして浸出液を外に出してしまうと治りが悪くなってしまいます。

 

細菌に感染する危険がある

水泡を破ってしまうと、傷口に細菌が入って他の病気に感染してしまう危険があります。

細菌が入ってしまうと、とびひになってしまう、ひどい炎症がおきてしまうことなどが可能性としてあるで、気を付けてください。

 

ウイルスが広がる

水泡の中身がウイルス性のものだった場合、体の他の部分に広がるだけでなく、他人にうつしてしまうこともあります。

ぜったいにつぶさないようにしましょう。

 

もし水泡をつぶしてしまったら

水泡をつぶさない方が良いというのはわかりました。

しかし、もしも水泡がつぶれてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

やけどなどの水泡がつぶれてしまったら、きれいに洗ってから消毒をしましょう。

ワセリンなどで保湿してから、ガーゼなどで保護します。

皮をむいたりしないで、できるだけ触らないようにするのがポイントです。

痛みが強い場合や化膿してきた場合はすぐに病院を受診してください。

ウイルス性の水泡がつぶれてしまったら、ウイルスが広がらないように水で洗い流してから、ガーゼなどで拭いて、すぐに病院を受診しましょう。

すでに、病院を受診して軟膏などをもらっている場合は薬を塗って清潔を保つようにしてください。

このように、指にできた水泡は原因によって対処方法が変わってきます。

それぞれの対処法を覚えておき、もしものときはすぐに対応できるようにしておきましょう。

・原因がわからない場合

・痛みが強い場合

これらの場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

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