指を挟んだし痛い!内出血やしびれがある時はどうする?
閉まりにくい机を思いっきり閉めた拍子に、ちょっと油断した隙にドアなどに指を挟んで痛い思いをすること、ありませんか?
特に春夏の温かい時期は窓の開閉を頻繁に行うので、指を挟みやすいかと思います。
今回はそんな指を挟んで痛い症状を主に内出血、しびれがある場合の対処法などを解説していきます。
小さなお子様がいるママさんも必見の無い様ですので、ぜひご参考にしてくださいね。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
指を挟んだ時に痛む原因とは
指を挟むと、痛みを生じます。その原因は衝撃によるものでもありますが、その根本は衝撃の際に何が起こったかということにもあります。
例えば、衝撃で骨や血管や神経が傷ついてしまったか。
あるいは皮膚が衝撃で傷ついてしまったか。
それぞれ、何が起こったかにより痛みのタイプも変わってきます。
挟んだ瞬間は痛いですが、まずは冷静になって自分の指はどのようになっているかを見るのもよいかと思います。
指を挟んだ際に起きる内出血
指を挟んだ時に起きる症状のひとつとして、内出血があります。
内出血は体の一部を強打したり、挟んだ場合になりやすいです。
その名の通り皮膚の外ではなく中で出血している為、「内出血」といいます。
症状としては、衝撃を受けた瞬間は赤くなるだけなのですが、どんどん血の様に真っ赤になっていき、最終的には赤黒くなります。
痛みは挟んだ瞬間から一過性のもので、次の日も痛む場合もありますが長くは痛みません。
しかし、黒い部分が広がっていっている場合は血管にも傷がついた場合はあります。
その際は病院へ行って診察してもらうのが良いでしょう。
病院に着くまでは指の根元を少し強めに縛って、血が止まる様にしましょう。
一カ所で定着するものであれば、自然治癒でも問題ないかと思います。
病院に行っても大抵は処方薬を貰って経過をみるケースが多いです。
また、挟んだのが原因で爪が変色するのも内出血の場合があります。
皮膚ではなく爪の中で起こっている為に爪が赤黒く変色します。
症状は内出血と大差はありませんが、挟んだ際にダメージを受けた爪が剥がれてしまうケースもあり、なかなかに痛々しい感じになってしまいます。
自己完治も可能ですが、痛みが酷い場合は病院に行くことをおすすめします。
指を挟んだ際に起きるしびれ
指を挟んで、痛み共にピリピリと痺れることもあるかと思いますが、それが次の日も続く場合は注意が必要です。
しびれがあるということは、挟んだ拍子に神経を傷つけてしまった可能性があります。
また、拍子に骨折してしまったせいでしびれが出ている可能性も充分に考えられます。
しかし、しびれというのは自己診断では何が原因かというのを知るのは難しいので、不安になったら外科がある病院に行くことをおすすめします。
また、治療で患部を冷やしている際にピリピリとしびれてくる場合もあるのですが、冷やしている最中に出るものならば、普通の反応なので気にしなくても問題ないです。
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指を挟んだ際に起きる症状
指を挟むシーンは人それぞれです。
筆者はその昔、机を思いっきり締めて血豆が出来てしてしまいました。
他にも骨折や最悪の場合指を切断するケースもあります。
症状は様々ですが、こちらでは指を挟むとどんな症状になるのかを詳しく紹介して行きますね。
腫れ
指を挟んだ際に痛みとともに腫れが出るのも珍しくないケースです。
腫れが出ている時は、骨折していることや見えない部分が炎症を起こしている可能性もあります。
・痛みが我慢出来ない場合
・日に日に腫れが増す場合
このような場合は、直ちに患部を氷水などで冷やして炎症を沈め、整形外科を受診しましょう。
出血
内出血ではなく、出血してしまった場合。
少量の出血ならば問題ないですが、大量出血の場合は早急に病院にいくことをおすすめします。
動脈を切っている可能性がありますので、変に触らないで、ガーゼなどで止血をしましょう。
血が止まらない場合は自分の足で行くと、貧血で倒れる危険もありますので、救急車を呼ぶという選択肢の1つとしてアリでしょう。
血豆
部分的に挟んだ場合に出来るのが血豆。
血の塊がプクッと赤黒く出来て、内出血の様に中で血が出ない場合と豆が潰れて外に出てくるケースがあります。
挟んだ瞬間、かなり痛いのですが、血豆は自己治癒で完治が可能です。
切断
極端な症状に感じるかもしれませんが、予期せぬ力で指を挟んだ場合の「切断」という状態は充分に考えられます。
特に小さなお子さんの行動は予知できないこともあり、何が起きるかは想像もつきません。
まずは救急車を呼び、そして応急処置です。
切断した指の直ぐ下を少し強めに縛り止血します。
男性が起こしがちなミスですが思いっきり強く縛ると壊死してしまいますので、強く縛りすぎないように注意しましょう。
そして、切断した指の確保です。
よく、切断した場合はその指を氷水に入れて冷やして持って行くという話がありますが、これはちょっと違います。
正しくは氷水などを入れた容器に入れて冷やすことです。
直接水に浸けてしまうのは、細胞破壊により、くっつけることが出来なくなる可能性があります。
切断においては時間との勝負になるので、近くにいる人と協力して早急に病院に行ける様にしましょう。
指を挟んでしまった後の対処法
指を挟んで痛い!というのは筆者である私自身も経験があるので、痛い程にわかります。
しかし、その後の対処法次第で完治も早くなる可能性があります。
こちらでは指を挟んでしまった後、どうすればいいのか対処方法を紹介して行きます。
冷やす
指を挟んで内出血や腫れなど多くの場合、患部を冷やすことを推奨されています。
痛みがある場合は特に炎症を起こしていますので、まずは痛みを鎮めることが第一です。
冷やす方法としては、氷水が入った袋を用意して20分程患部にあてるだけです。
目安としてはしびれるようなピリピリした感じから、患部の感覚がなくなってきたら終了です。
ただし、冷やすことで痛みが増した場合は早急に冷やすことをやめてくださいね。
長時間冷やすことも良くないので、注意してくださいね。
無理に動かさない
傷ついた患部を無理に動かそうとする人、結構多いのですがこれもNGです。
特に骨折やしびれや出血がある場合は骨、神経、血管のダメージを広げる可能性があります。
確認したい気持ちもわからなくはないのですが、症状が軽減するまでは指と言えど安静にして、出来るだけ動かさない様に過ごすのが早く治すコツです。
血豆の中を出そうとしない
内出血の血を出すと完治が早くなるという声も聞きますが、これはあくまで病院での治療でのことであり、血豆自体は基本的に自己治癒が推奨されているようです。
自分で針で穴を開けて出す場合は細菌が患部に入る場合があるので、注意が必要です。
どうしても行う場合であれば、針や患部をきちんと消毒の上、行いましょう。
症状が続いたら放置しない
指を挟んだ瞬間はかなり痛みがあり、1日続いたりすることもある場合がありますが、それが何日も続く場合、注意が必要です。
日に日に痛みが増す場合や腫れてきてしまったなどといった症状は見えない箇所で血管等が傷ついている場合がありますので、早急に症状にあった病院で診察してもらう必要があります。
骨折等はとくにレントゲンなどで見てみないとわかりにくいので、検査の必要性もあります。