指に水虫ができた時の治し方を解説!原因は何?

指が痒くてしかたない、がまんができず仕事にもならない。

という経験をしたことはありませんか?

これはもしかしたら手湿疹かもしれない。接触性皮膚炎かもしれない…

と市販の薬を塗ったりしていませんか?

ちょっとまってください、その痒みの原因、水虫かもしれませんよ!

水虫が原因なら湿疹の薬をぬると悪化してしまうかもしれません。

指に水虫ができる原因と治し方について解説していきます。

スポンサーリンク

指に水虫ができる原因は何?

痒くて我慢できない、手の指にできた水虫、足に水虫ができるのはよく聞きますが、なぜ手の指にできてしまうのでしょうか?

水虫の原因は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種です。

高温多湿の場所を好むので、手に感染するのは珍しいのですが、手に水虫が発症することはあります。

主に、自分の足にできた水虫から感染したと考えられます。

足に水虫ができていたら、爪を切る時やお風呂で洗うときなど直接水虫に触れてしまいますよね。

また、お風呂場のマットやスリッパからも感染してしまいます。

 

指の水虫の症状は?

それでは指に水虫ができてしまったら、どのような症状がでるのでしょうか?

指にできた水虫の症状について解説します。

手のひらや、指の付け根の皮が厚くなってボロボロ剥けくる、ガサガサしてひび割れてくる。

小さな水泡ができて、強い痒みがでるという症状があると水虫の可能性があります。

さらに、水虫は爪に感染することもあります。

手湿疹との違いは、手湿疹は両手にでるのに対し、水虫は片手だけに最初出てきて、反対の手に広がる可能性があるということです。

手に水虫ができると、家族にも感染させる可能性が高くなるので気を付けてください。

水虫かどうかは病院で検査をするとすぐにわかります、このような症状が出たときは自己判断をせず、病院を受診するようにしてください。

 

指に水虫ができたときはどうすればいいの?

それでは、指に水虫ができてしまったら、どうすればいいのでしょう?

感染を拡大しないためには、どうすればよいのか、手に発症した水虫の治し方について解説します。

 

市販薬を使う

症状が初期の軽い水虫の場合は、市販の水虫薬を使って治療することができます。

市販薬を使ってもよくならない場合は別の薬を使うか、病院を受診するようにしましょう。

 

病院を受診する

できるだけ、初期の段階で病院を受診することをおすすめします。

水虫はしっかり治さないと、人にうつしてしまう可能性があります。

早く治療をすれば、治る可能性も高くなってくるので、早めに病院を受診しましょう。

病院でもらった薬をしっかり塗って治療します。

症状がよくなったからといって、すぐに治療をやめてしまってはいけません。

白癬菌はとても頑固です。

しっかり治療をして完治するまで薬を使い続けることが大切です。

特に爪に水虫ができた場合は、塗り薬では白癬菌に届かないことがあるので、飲み薬を飲んで治療します。

 

乾燥させる

高温多湿を好む白癬菌を治療するためには、手を乾燥させることが大切です。

手を洗った後はしっかり拭く、汗をかいた後も手を洗ってしっかり拭きましょう。

手が湿った状態だと白癬菌が元気になってしまいます。

しっかり乾燥させるようにしましょう。

 

指に水虫をつくらないための予防法

それでは、指に水虫をつくらないためには、どうすればいいのでしょうか?

水虫をつくらないための予防法について解説します。

 

清潔にする

毎日お風呂に入って、きれいに洗う。手はこまめに洗うようにしましょう。

白癬菌は水に弱いので、感染して24時間以内なら洗い流すことができます。

きれいに洗って、よく拭き乾燥させるようにしましょう。

 

部屋をきれいにしよう

毎日、掃除をして部屋を清潔にしておきましょう。

バスマットやタオルは毎日洗い、スリッパなどもこまめに洗うようにしましょう。

清潔にすることで、水虫を予防することができます。

 

規則正しい生活

規則正しい生活をすることで、免疫力を高めましょう。

免疫力が弱くなると、白癬菌に感染しやすくなってしまいます。

栄養バランスの取れた食事を取る、適度な運動をする、しっかりと睡眠を取ることで、免疫力を高めることができます。

 

水虫の人とは使うものを分ける

家族に水虫に感染している人がいる場合はタオルや足ふきマット、スリッパ、爪切りなどは共有しないようにしましょう。

自分の手や指に水虫がある方は手用・足用と分けるようにします。

そうすることで、白癬菌に感染するリスクを減らすことができます。

 

薬用せっけんを使う

手は普段から、いろいろな物を触ることが多いです。

白癬菌はどこにいるかわかりません、何かをするたびに薬用せっけんでしっかり手を洗い、手を洗った後はタオルでしっかり拭くことで、水虫を予防することができます。

 

指の水虫を治すために必要なこと

指の水虫をしっかり治そうと思ったら、まずは足の水虫を治すことが大切です。

足の水虫が治らなければ、せっかく治った手にまた水虫が感染してしまうかもしれません。

最後に足の水虫について解説します。

 

足の水虫の原因は?

足の水虫は、プールや温泉など共同で使う場所で感染することが多いのです。

手の水虫同様、足の水虫も感染してから24時間以内に洗えば発症を防ぐことができるのですが、洗い残しがあったり、白癬菌が好む高温多湿の環境があると水虫を発症してしまいます。

 

足の水虫の症状は?

足の水虫には5つの症状があります。

・指と指の間がジュクジュクした状態になるもの

・皮が剥けて痒みを伴うもの

・小さな水泡ができて痒みを伴うもの

・かかとなどの皮が厚くなりガサガサになるもの

・爪にできるもの

です。

湿気が多い夏場は特に痒みが強くつらくなります。

 

足の水虫の治療法は?

足の水虫もしっかり薬を塗って、治療していくことが大切です。

足の場合、靴下や靴を履くことから高温多湿になりやすく、白癬菌が繁殖しやすくなっています。

薬をつけるときは、かゆい部分だけではなく、足のうら全体につけることが大切です。

また、家に帰ったら靴下を脱ぎ、よく足を洗ってから乾燥させるようにしてください。

手の水虫の治療とほぼ同じですが、しっかり治療しないとすぐに再発してしまうので、症状がおさまったからと薬をやめるのではなく、完治したことを病院で確認するようにしましょう。

 

まとめ

このように足の水虫を治療することで、指にできる水虫を予防することができます。

最近では女性でも水虫を発症している人が多い傾向にあります。

これは以前より仕事をする人が増え、靴を履いたまま長時間過ごす時間が増えたことが原因だと考えられます。

また本来なら、乾燥するため白癬菌の活動が弱くなる冬でもブーツを履いたり、暖房の効いた部屋で靴下の重ね履きなどをしていると高温多湿の状態を作ってしまい、白癬菌が元気になってしまいます。

水虫を予防するには、高温多湿の状態をつくらない、常に清潔にしておく、規則正しい生活をすることが大切なのです。

そして、水虫かもしれないと思ったら恥ずかしがらずに、皮膚科を受診するようにしてください。

そのまま放置すると、症状が悪化するだけでなく、自分や人にうつしてしまうかもしれませんよ。

スポンサーリンク

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ