フロモックスは風邪に効く？副作用も分かりやすく解説！
フロモックスは、風邪や感染症にかかったときに病院でよく処方される薬です。
今回はそんなフロモックスについて、はじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は３つの見出しに分けて効果や副作用、フロモックスの薬の種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
フロモックスの効果！風邪にも効く？
では、最初にフロモックスの効果について見ていきます。
この薬は体に入ってきた細菌を退治する抗生物質と呼ばれる薬で、風邪のときに処方されるということもよくあります。
抗生物質にはセフェム系と呼ばれる部類の抗生物質やニューキロノン系・ペニシリン系と呼ばれる抗生物質などが存在します。
その中でフロモックスは、セフェム系の抗生物質の分類に所属します。
セフェム系の抗生物質は主に大腸菌を中心とした様々な菌に反応するので、内科や耳鼻科を中心とした各科で用いられています。
具体的にどのような症状に効果的なのかというと、
・のどの痛み、発熱
・肺炎、急性気管支炎
・中耳炎、尿道炎
などの症状に対して効果的です。
さらにフロモックスは膀胱炎にも効果的です。
これは膀胱炎を発症してしまう原因が細菌によるものだからです。
この薬は先ほども述べたように様々な菌に対して効果的なので、多種多様な症状に対して用いられる薬です。
しかもフロモックスは服用してから、早ければ５分程度遅くても３０分程度で効果を発揮し始めるので、即効性にも優れている薬と言えます。
ただ効果は１時間ほどで半減してしまうので、１日３回食後に服用する必要があります。
フロモックスの副作用！
では次に、副作用について見ていきます。
フロモックスは副作用の少ない安全性の高い抗生物質です。
ですがこの薬を服用することにより、抗菌作用によって腸内細菌のバランスが乱れてしまうことがあります。
これはフロモックスが様々な菌を退治するがゆえ、病気の原因となっている菌以外の菌も退治してしまうからです。
腸内細菌のバランスが乱れることにより、
・下痢、血便
といった副作用が生じることがあります。
また大人よりも小児の方が下痢・血便の副作用が生じることが多いので、小児に服用させる際にはより注意するようにしましょう。
ただ基本的に副作用は生じないので、過剰な心配は不要ですよ。
それでもあまりに下痢・血便の副作用がひどい場合には、必ず医師に相談しましょう。
また重大な副作用として、
・発疹、皮膚が赤くなる、皮膚が痒くなる
・だるい、吐き気、食欲不振、腹痛
・喉がかゆい、喉がつまる
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
（ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。）
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
フロモックスの薬の種類！
これが最後の見出しです。
最後はフロモックスの薬の種類について見ていきます。
フロモックスには、
・フロモックス錠７５mg・１００mg
・フロモックス小児用細粒１００mg
といった種類の薬があります。
ちなみにフロモックス錠と同じ主成分の薬にセフカペンピボキシル塩酸塩錠があります。
フロモックスと主成分が同じこの薬は、製造会社が違うだけで薬の成分や効き目にほとんど変わりはありません。
またフロモックス小児用細粒は子供でも服用しやすくするために、甘い味付けがされています。
ただ液体に溶かすと甘い味付けが取れてしまうので、できるだけ液体には溶かさずに服用するようにしましょう。
では、まとめの方に移っていきます。
スポンサーリンク
まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はフロモックスの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
１.フロモックスはセフェム系の抗生物質で、様々な細菌を退治してくれる！
２.フロモックスは下痢・血便の副作用に注意！
３.フロモックスには小児用の細粒もある！
今回の内容をまとめるとこのようになります！
カロナールという頭痛や発熱に効く薬があります。
カロナールについては以下の記事で解説していますので、ぜひ目を通してみてください！
