ガスター10の副作用と効果を分かりやすく!長期服用はOK?
ガスター10は胃痛や胸やけに効果的な薬です。
今回はそんなガスター10についてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は3つの見出しに分けてガスター10の効果と副作用、さらにはガスター10の薬の種類についてもお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
ガスター10の効果!
では、まず最初にガスター10の効果について見ていきます。
ガスター10を服用することで胃酸の分泌を抑えてくれます。
もう少しだけ深くまでつっこむと、ガスター10の主成分であるファモチジンが人の体内にあるヒスタミン2と呼ばれる細胞内のシグナル(受容体)をブロックしています。
これによって胃酸の分泌を抑えているのです。
具体的にどのような症状に効果的なのかというと、
・胃痛がする
・胃もたれがする
・胃がムカムカする
・胸やけがする
このような症状に対してとても効果的な薬です。
ガスター10を服用するときに把握しておいてほしいことがあります。
それはこの薬が、お腹が空いている時に胃に違和感を感じる症状(胃酸の分泌が多いことが原因)に対してのみ効果的だということです。
ちなみに逆にお腹がふくれている時に胃に違和感を感じる症状(胃酸の分泌が少ないことが原因)に効果的な市販薬は、太田胃散や新セルベール整胃といった薬があります。
自分の状態に合わない薬を用いると逆効果となってしまいますので、自分に合った薬を服用するようにしましょう。
また自分がどちらの症状に該当するか分からないという場合には、医師に相談するようにしてみてください。
ちなみにガスター10の成分が筋肉痛や関節痛にも効果的であることが判明していて、現在では整形外科でも用いられています。
ガスター10は効果の持続性が期待できる薬で、8時間程度は効果が持続します。
ですので、基本的に1日に3回服用する必要はありません。
また1日に2回服用する場合は、8時間以上の時間を空けてから服用するようにしましょう。
ガスター10の副作用!
では続いて、ガスター10の副作用についてお伝えしていきます。
この薬は副作用の症状が基本的には出ることが少ない、とても安全性の高い薬です。
ちなみに副作用の出る人の割合は1%以下とのデータが出ているので、基本的に副作用の心配はいりません。
ただ念には念をということで、副作用についてもざっくり把握しておきましょう。
ガスター10を服用して生じる可能性のある副作用としては、
・便秘になる
・幻覚が見えたり、不安感に襲われる
こういった副作用が生じてしまうことがあります。
上記のような症状が出た場合は、服用するのをやめて医師・薬剤師に相談するようにしましょう。
長期服用に関しても副作用が出なければ基本的には大丈夫だと思われますが、長期服用したい場合は必ず医師・薬剤師とよく相談するようにしましょう。
自己判断での長期服用はNGです。
また重大な副作用として、
・発熱や発疹を引き起こす
・尿が少なくなったり、血尿が出る
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
それ以外でも何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
ガスター10の種類!
これが最後の見出しです。
最後の見出しでは、ガスター10の種類についてお伝えしていきます。
ガスター10には、
・ガスター10錠
・ガスター10S錠
・ガスター10散
・ガスター10内服液
の4つの種類があります。
ガスター10錠は普通のタイプの錠で、ガスター10S錠は水が無くても服用できるタイプの錠です。
そしてガスター10散は散剤(粉)タイプで、ガスター10内服液は液体タイプです・
自分に一番合ったタイプを選ぶようにしてみてください。
またガスター10は第1類医薬品に該当するので、薬剤師のいる薬局やドラックストアでしか購入することができません。
どのタイプを選ぶか迷ったら、常駐している薬剤師さんに相談をしてみるのも良いですね。
では、まとめの方に移っていきます。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はガスター10の効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1.ガスター10は胃酸の分泌を抑える働きをする!
2.ガスター10は副作用の出る人の割合が1%以下の安全な薬!
3.ガスター10は4つの種類がある!
こんな感じでしょうか。
ガスター10よりも強力な薬タケプロンを知っていますか?
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