お腹が気持ち悪いし吐き気が!その原因と対処法!
吐くわけでもないのに吐き気だけが続いたりすると、一体何が体に起きているのか不安になってしまいますよね。
今回はそんな吐き気の原因についてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は4つの見出しに分けて、お腹が気持ち悪くて吐き気がすることについて解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
この記事を読む前に・・・
お腹が気持ち悪くて下痢が続いたり吐き気で嘔吐の症状がある人は、十分に水分補給をしてください。
無理に食事をすることはありませんが、水分だけはこまめにたっぷりと摂るようにしないと、脱水症状を起こしてしまい、それこそ大変なことになってしまいます。
水分を摂る時は、体を冷やす冷たい飲み物は避けるようにしましょう。
できれば、人肌以下の温度までさました白湯が一番です。
しっかりと水分補給をしたうえで、この記事を参考にしてみてくださいね。
お腹が気持ち悪く、吐き気がある時に考えられるこんな病気
・お腹が気持ち悪い
・吐き気がある
という時に、一番の原因として考えられるのは食中毒。
一般的に「食あたり」と言われるこの症状は、腐ったものや体に害のあるものを食べた時に症状が現れます。
腐った食べ物は、明らかに体にとって害のあるものです。
そのため体は栄養として吸収させないように下痢や嘔吐によって、体の外に排出しようとします。
この時には、基本的に、脱水症状を起こさないように水分補給をこまめに行いましょう。
症状がひどい場合は専門医を受診すれば、抗生物質の投与などの治療もうけることも出来ます。
吐き気で吐くけど便は出ない時に考えられる病気
激しい吐き気で嘔吐はあってもなぜか便が出てこない場合は、腸閉塞の可能性があります。
これは、腸の中で消化物や消火液が溜まってしまう病気です。
症状がひどい場合は大腸がんの可能性もありますので、早めに受診することをおすすめします。
同じ症状でも比較的軽い場合は、食事を止めて腸を安静にしてあげるだけでも症状が改善することもあります。
ただし症状が重篤な場合は、手術によって原因を取り除く可能性もありますので、まずは早めに医師の診断を受け指示に従うのが一番の対処法です。
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とりあえず病院に行った方がいいのはこんな時
ただの吐き気・お腹の気持ち悪さと放置している場合じゃないこともあります。
まずその判断をするためにも、熱を測ってみましょう。
・発熱がある
・全身の倦怠感や筋肉痛のような痛みがする
・下痢をする
このような症状の場合、インフルエンザウイルスに感染したことが原因で症状が出ている可能性が高いです。
インフルエンザは、自宅で安静にしているだけでは治りません。
病院で早めに治療を始めることで、症状が重症化することを抑えてくれます。
他にも注意した方がいい病気があります。
ウイルス性腸炎(ノロウイルス)
ノロウイルスは、2次感染によって急激に広がっていく病気です。
・お腹が気持ち悪い
・吐き気がする
といった症状が出た前日、どこかで食事をしたり、別の人で嘔吐した嘔吐物を処理してあげたことなどはありませんでしたか?
ノロウイルスは、
・ノロウイルスに感染した人が作った食事を食べたことによる食中毒感染
・ノロウイルス患者の便や吐しゃ物からの感染
が起こる病気です。
このウイルスは、他のウイルスと違って消毒に対し強い免疫があります。
そのためキチンと手を洗ったとしても、その消毒効果がノロウイルスに対してほとんど効果なしということもあるのです。
これがノロウイルスの特徴の一つです。
ノロウイルスの特徴のもう一つが、潜伏期間が短いということです。
基本的に、感染から1~2日の潜伏期間のあと、
・激しい嘔吐
・下痢や腹痛
といった症状が出ます。
ただし感染しても症状が出なかったり軽い風邪のような症状で治まるケースもあるので、この点が2次感染を発生させやすい原因ともいえます。
ノロウイルスかもしれないと思ったら下痢止め薬を飲むと、回復が遅れる可能性があります。
お腹が気持ち悪いと、早く症状を抑えたいと思って下痢止め薬を飲む人も多いです。
しかしノロウイルスの場合、薬によって外に出ようとしているウイルスを腸の中に閉じ込めてしまうことになるのでその分、症状が長く続く原因になってしまいます。
このノロウイルスは、後遺症が残るような病気ではありません。
ですが感染力が強いのと、小さな子供から高齢者まで幅広く感染するので、当てはまるようなことがあれば専門機関を受診するのが一番です。
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この症状ストレスが原因かも?どんなところがチェックポイント?
お腹が気持ち悪くなってトイレに行きたくなったり、吐き気がするのは、どんな時が多いですか?
例えば、
・学校に向かう電車の中
・職場に向かう車の中
で必ず症状が出るといった場合は、ストレスが原因の可能性があります。
このストレスが原因で起こる吐き気は、「心因性嘔吐」(神経性嘔吐ともいう)と言われます。
心因性嘔吐は、体には吐き気を催すような病気があるわけでもないのに、突然激しい吐き気に襲われます。
そのため検査を受けても体には異常が見つからず、治療も行われません。
ストレスが原因かどうかチェックしよう
ストレスを単なる思い過ごしだと放置しておくと、さらに症状がひどくなり、日常生活を送ることすら困難になってしまうことがあります。
そうなる前に、事前に自分のストレスの状況、原因を取り除くようにすることが大切になります。
ストレスでお腹の不調や吐き気が出る時は、
・疲労
・不安
・抑うつ
の3つが深くかかわっています。
1疲労
最近、「体がだるい」「ひどく疲れている」「毎日へとへとだ」と感じることが増えていませんか?
もしもすべての項目で思い当たる場合は、疲労が原因のストレスだと思われます。
2不安
「学校や職場で苦手な人がいる」「大きな仕事を前に緊張して落ち着かない」「受験が近づいて気が張っている」「相談相手がいない」と感じているなら、あなたのストレスは日常生活への不安が原因だと思われます。
3抑うつ
「何をしても気分がはれない」「頭がモヤモヤする」「憂鬱だ」という感覚が強いなら、あなたのストレスは抑うつが原因の可能性があります。
緊張しやすい人がなりやすい自律神経失調症
自律神経とは、内臓や血管の働きに深く関わりのある神経です。
そのため、
・神経質なタイプ
・緊張しやすいタイプ
の人がなりやすい病気です。
この病気の特徴は、
・全員の倦怠感や不安感
・動悸、イライラ、発汗
・吐き気、食欲不振、不眠
など、様々な症状があります。
ただし、この症状が出てきたから自律神経失調症だと考えるのは危険です。
同じような症状を起こす病気として、うつ病やパニック障害もあります。
この症状で悩んだら、早めに心療内科を受診することをおすすめします。
心療内科では症状や検査によって、あなたの病気の原因を調べてくれます。
緊張を抑える薬で治療を進めることもあるので、これ以上症状が深刻になることを抑えることが出来ます。
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どうしても止めたい!速攻で吐き気を止める方法
仕事の最中に急に吐き気が襲ってきた時、パニック状態になってしまうことってありますよね?
そんな緊急事態に、速攻で吐き気を止める方法があります。
人の体には、様々な症状を改善させるツボがあります。
このツボの中には、吐き気に効くツボもあります。
関衝(かんしょう)というツボです。
これは、手の薬指の爪の生え際あたりにあります。
親指と人差し指で薬指の爪の生え際を押さえます。
そうしたら、小指の方に向かってスライドさせます。
この時、窪んだ部分で止まります。
ここが、間衝のツボです。
押すときは、間衝にゆっくりと圧をかけ、強さを感じたらそのまま5秒押し続けます。
そのあとゆっくりと圧を緩めていきます。これを3分続けます。
たったこれだけなので、外出先で急に吐き気に襲われても、覚えておけば簡単に対処することが出来ますよ。
まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はお腹が気持ち悪く吐き気がするときの原因と対処法を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1、 症状が出たら、早めに病院を受診する
2、お腹の不調や吐き気は、ストレスが原因の場合もある
3、外出先で吐き気を感じたら、関衝のツボが速攻で効く
となります。
この記事で学んだことをぜひ日々の生活に活かしてみてくださいね♪