アセトアミノフェンの副作用を0から解説!授乳時は大丈夫?
アセトアミノフェンは、頭痛を和らげてくれたり解熱するために用いられています。
今日はそんなアセトアミノフェンについてはじめ君親子と神田先生と一緒に見ていきます。
今回は4つの見出しに分けて、アセトアミノフェンの効果・副作用を初めとした情報を中心にお伝えしていきます。
では、早速見ていきましょう。
アセトアミノフェンの効果!
アセトアミノフェンは頭痛時や解熱するのに適している薬です。
アセトアミノフェン単体だと効果はあまり強くないのですが、他の成分と組み合わせることによって効果の強い薬へと変貌します。
例えばAAC(A:アセトアミノフェン A:アスピリン C:カフェインを組み合わせる)処方の場合、
アスピリンとカフェインを加えることによって解熱するのに適した薬へと変貌します。
ちなみにAAC処方された薬には・・・
・バファリンプラス
・エキセドリンA錠
などがあります。
アセトアミノフェンは頭痛や解熱だけでなく、様々な用途に使われていて・・・
・寒気、歯痛、痛風
・生理痛、腰痛、筋肉痛、神経痛
などの症状を和らげるのにも用いられています。
これはアセトアミノフェンが血管を広げて熱を放散させたり、痛みの感受性を低下させているからなんです。
アセトアミノフェンの副作用!
では、次にアセトアミノフェンの副作用について見ていきます。
アセトアミノフェンは1893年から用いられている薬で、世界的にも実績のある安全性の高い解熱鎮痛薬として認められています。
でも、必要以上に飲みすぎると・・・
・腹痛
・下痢
の副作用が生じてしまうので、その点においては注意が必要です。
ただ処方された通り、あるいは市販薬の添付文章通りに、服用を続けていれば基本的に副作用は生じないので安心して大丈夫です。
また重大な副作用として・・・
・吐き気、冷や汗、手足のしびれ
・発熱、血尿、発疹、水ぶくれ
などの症状が現れることがあるので、念のため注意をするようにしましょう。
(ただ上記のような重大な副作用が現れることはほとんどありません。)
何かおかしいと感じた場合には、必ずかかりつけの医師・薬剤師に相談するようにしてください。
アセトアミノフェンは授乳中でもOKか?
先ほどの見出しでもお伝えしたように、アセトアミノフェンは世界的にも実績のある安全性の高い解熱鎮痛薬として認められている薬です。
そのため授乳中でも服用することが可能な薬として認められています。
妊娠中は服用することが認められている薬というのは少ないのですが、なんとアセトアミノフェンは単体であれば妊娠中でも服用できるとして認められています。
アセトアミノフェンの市販薬!
アセトアミノフェンが主成分の市販薬としてオススメなのが・・・
タイレノールAです。
タイレノールAを特にオススメしたいのは、妊娠中のお母さんです。
タイレノールAはアセトアミノフェンのみを有効成分にした薬なので、副作用が症状として現れるリスクやお腹の中にいる子供に影響を与えるリスクはほぼないです。
では、まとめの方に移っていきましょう。
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まとめ
では、今回のまとめの方に移っていきます。
今回はアセトアミノフェンの効果や副作用を中心に様々なことをお伝えしてきました。
今回の要点を押さえると・・・
1.アセトアミノフェンは頭痛や解熱だけでなく様々な用途に使われている!
2.アセトアミノフェンは服用しすぎると腹痛や下痢が副作用として生じる!
3.アセトアミノフェンは授乳中でも服用OK!
4.アセトアミノフェンが主成分の市販薬としてはタイレノールAが有名!
またアセトアミノフェンが主成分である処方薬として有名なのが、カロナールです。
カロナールについては以下の記事でまとめているのでぜひご覧ください。