耳の奥がかゆいし喉がおかしいのはアレルギーが原因?対処法も!

突然、耳の奥が痒くなることってありますよね。

耳かきが届かないくらい奥の方が痒くなったり、その痒みの影響なのか?

もしくは、喉の中まで痒くなったり。

この記事では、その耳と喉の痒みの原因と対処方法を紹介していきます。

では、早速見ていきましょう。

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耳が痒い!喉も痒い!!5つの原因

「耳鼻咽喉科」という診療項目があるくらいに、耳、鼻、喉は密接な関係にあります。

一口に「耳が痒い!」と思っても、実は驚くような原因があったりもするのです。

 

花粉症(アレルギー)が原因

耳の奥の痒みだけでなく、喉をかきむしりたくなる様な痒みや鼻水、目の痒みを伴う時は、花粉症が原因であることが多いです。

痒みが出ている時に、実際に擦ったっり掻いたりしてしまうと、花粉を押し付けながら広げる結果になってしまい、痒みを倍増させてしまうので注意しましょう。

 

耳の奥の皮膚の乾燥が原因

耳垢にも、ウエットなタイプとドライなタイプがあるように、耳の中の皮膚が乾燥しがちな方もいます。

遺伝的なものが多く、日本人の8割は乾燥していると言われています。

乾燥肌が痒くなるのと同様に、乾燥によって耳の奥までもが痒くなってしまうのです。

更に乾燥が酷くなると、喉の痛みや痒みといった症状にまで発展していってしまうので、注意が必要です。

 

耳かきのしすぎが原因

綺麗好きな方にとっては「耳垢がたまっている」状態は、なんだか不潔な気がして耐え難いかもしれません。

しかし、実際は耳かきというのは必要のない行為なのです。

耳垢には、

外部からの埃や小さなゴミが入ってこないようにブロックをする。

という役目があります。

そのため、耳垢を取り除いてしまうと、耳を保護しようとして、新たな耳垢が生まれます。

耳かきをすると、少なからず外耳に刺激を与えてしまうので、それが頻繁になればなるほど、痒みに繋がってしまいます。

 

ストレスが原因

ストレスが体にでやすい人は、「痒み」という症状として体に出てしまう事があります。

掻きむしることで、傷を作ってしまうこともあり、痒みが耳の奥にも現れてしまうこともあるのです。

痒みを取り除こうと、耳かき棒で引っ掻いてしまい、誤って鼓膜を傷つけてしまうケースもあるので、やはり注意が必要となります。

 

カビが原因

カビと聞くと驚く方が多いかもしれませんが、実は体にもカビは生えるのです。

悩みを抱えている方の多い「水虫」も、カビの一種。

「外耳」とよばれる鼓膜の外側に生えることが多く、「耳真菌症」と診断されます。

カビが生えてしまったからと言って、聴力が低下するようなことはありません。

しかし万が一、鼓膜の内側である「内耳」に菌が入り込んでしまうと、聴力の低下を招いてしまうこともあります。

それに、何より一旦カビ菌が入ってしまうと、それを取り除くにはかなりの時間がかってしまうので、注意が必要です。

 

痒くて堪らない時の対処法!症状別5選

痒みというのは、一度発症してしまうと、なかなかおさまりが着かないものですよね。

搔いている内に、どんどん痒みが増して、血が滲むまで搔き壊してしまった・・・なんて経験がある方も多いのでは?

ましてや耳の奥となると、指では届かないし、かと言って耳かき棒で掻くというのも、場所が場所だけに怖いですよね。

ここでは、その痒みに対する対処法をご紹介します。

 

 

花粉症(アレルギー)が原因の痒みへの対処法

・マスクをする

・自宅に入る前に衣服に付着した花粉をおとす

・入浴をして花粉を洗い流す

といった対処をして、体に直接花粉をつけないようにしましょう。

それでも痒みが止まらない場合は、耳鼻科の病院を受診し、自分がどの花粉にアレルギー症状を起こすのかを調べてもらう事をお勧めします。

自分がどの季節の草花に反応するのかが解っていれば、あらかじめ薬を飲むなどの対処法をとることが出来ます。

 

耳の奥の皮膚の乾燥が原因の対処法

外耳炎の疑いもあるので、やはり耳鼻科の受診をお勧めします。

専門の機器を使って軟膏を塗ったり、処方してもらった塗り薬を塗ることで痒みが劇的に緩和されます。

 

耳かきのしすぎが原因の場合の対処法

信じられないかもしれませんが、本当は耳掃除はしなくても良いものなのです。

実際に動物の中で耳かきをするのは人間だけです。

頻繁な耳かきはやめ、月に1度くらいのペースを守るようにしましょう。

 

ストレスが原因の場合の対処法

ストレスの原因を取り除く事が一番ですが、それが難しい時は、入浴などで体を清潔な状態にした後に、アロマオイルなどでリラックスする事が効果的です。

エッセンシャルオイルには

・ティートゥリー

・ユーカリ

・ローズマリー

など、花粉症や痒みに効果的と言われている物がありますので、試してみるのも良いと思います。

Amazonでは、以下のものがオススメです。

 

カビが原因の痒みへの対処法

耳掃除を頻繁にしているのに、

・耳の奥が耐えられない程にかゆい

・海水浴等の後にかゆい

こういった場合は、耳の中にカビが生えている可能性が高いです。

すぐに耳鼻科を受診し、適切な治療を受ける事をお勧めします。真菌(カビ)を取り除くには顕微鏡を使うなど、かなり緻密な作業が必要となり、治療期間も1ヶ月程はかかります。

稀にご自身で綿棒に薬を塗布して治療を試みる方もいらっしゃるようですが、これは真菌を増やす結果になったり、余分な傷を作る原因になったりもしますので、専門医にお任せしましょう。

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耳や喉が痒くならないための予防法!3選!

痛みも我慢しがたいものがありますが、痒みも相当我慢し難いですよね。

ましてや耳の奥や、喉の中は、手で直接触れることが出来ない部分なのでストレスもたまってしまいます。

そんな状態にならないために、あらかじめの予防策をご紹介します。

 

イヤホンや耳栓を極力避ける

イヤホンや、耳栓などが原因でアレルギーを引き起こしていたり、カビの温床を作ってしまう事があります。

なので、もしイヤホンや耳栓を使う場合は使用頻度を少なくしたり、イヤホンではなくヘッドフォンを使うといった手段が効果的です。

また耳栓も、使うたびに消毒するなどして、耳の中への刺激を最小限にとどめるようにしましょう。

 

生活習慣・食習慣の改善

アレルギーには食生活が大きく関わってきています。

脂質やたんぱく質の摂取量の増加にともなって、アレルギー疾患が増えてきているのです。

アレルギーの原因となる食品添加物や、

・インスタント食品や加工食品

・脂身の多い肉や甘いもの

ばかり食べ過ぎていないかをチェックしてみましょう。

また、睡眠不足などの生活の乱れも、体から抵抗力を奪い、アレルギーを引き起こしやすい状態になってしまうので、規則正しい生活を心がけましょう。

 

耳穴快適空間を作る

頻繁な耳掃除は避けた方が良いという事は、先にお話しした通りです。

耳垢は、外から入ってくる菌やほこりを防ぐためのものなので「耳垢」=「汚いモノ」という概念を捨てましょう。

また入浴後は濡れたままにしないで、しっかりと水気を拭き取るなどの対策を取り、カビの温床にならないように気を配って行く事も大切です。

 

まとめ

耳と喉は繋がっているので、喉が痒い時に耳掃除をしたら痒みが無くなる、という事もあります。

しかし、耳の奥はかなりデリケートなので、過度な刺激が原因で中耳炎や外耳炎といった病を引き起こしてしまうこともあります。

耳が痒くなってしまったら、自分勝手な判断で処置をせず、耳鼻科を受診して適切な診断と治療を受けるのが、痒みをなくす一番の近道だという事を覚えておきましょう。

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