鼻を触ると痛い!その原因と対処法!腫れているときはどうする?

ふと鼻を触ったとき、メイクをしたときなど痛みを感じた経験はありますか?

押したら痛みもあってしかも、なんだか腫れているみたい・・・そんなことありませんか?

ずっと痛いのもよくありませんし、できるならなるべくはやく治したいですよね。

今回は、鼻を押すと痛い!腫れている!そんな症状の原因、対処法についてお話しします。

ぜひ、参考にしてみてください。

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鼻が痛い・・・その原因とは?

まずは、鼻が痛むその原因についてお話しします。

押したら痛いと感じるもの、腫れていて且つ痛みもあるもの、腫れているが痛みがないものがあります。

 

原因① 鼻の粘膜の炎症

主に風邪などが原因で鼻の粘膜が炎症を起こして鼻を触ると痛みがでる、または鼻が腫れてしまうということです。

そもそも風邪をひく原因は鼻の粘膜が乾燥して、鼻の粘膜に細菌やウイルスがつくことで起こります。

鼻の粘膜が乾燥しないように保護するためにも、部屋に加湿器を置いて室内の空気自体の乾燥を防いだり、保湿などを心がけ風邪をひかないよう予防することも大切です。

 

原因② アレルギー

アレルギー物質が原因で鼻の粘膜が反応しているとういことです。

アレルギー物質といってもさまざまで、

・春先や秋口に多い花粉や黄砂

・ハウスダスト

などは聞いたこともあると思います。

最近ではPM2.5もニュースになったりしていますね。

こういったアレルギー物質を吸い込むことによって、鼻の粘膜が反応してしまい、痛みが出てしまうのです。

外ではマスクをしたり、家に帰ってきたときに服についたアレルギー物質をはたいたりして落とすだけでも予防になります。

 

原因③ 慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)

アレルギーや風邪をきっかけにその症状が長引いて起こる、慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)と呼ばれる病気があります。

鼻の中の粘膜組織が増え、そして腫れている状態が慢性化してしまう、というものです。

主な症状は鼻づまりです。

特に夜になると、鼻詰まりがひどくなり粘り気のある鼻水が出たり、鼻水が喉に流れてきて痰が絡む、といったつらい症状になります。

この慢性肥厚性鼻炎は痛みを伴わず腫れのみのパターンの方が多いようです。

症状がひどくなると、レーザー治療を行う場合があります。

疲れやストレスを溜め込むと免疫力の低下につながります。

睡眠不足や疲れが続くとストレスを感じやすくなるでしょう。

十分な睡眠と適度な気分転換をするなど、ストレス解消を意識してみてください。

 

原因④ 慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)

慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)といって、いわゆる蓄膿症と言われる慢性的な鼻詰まりが原因で起きているということです。

蓄膿症という病気自体は、市販の薬のCMで耳にしたことはある!という方が多いと思います。

まず風邪、花粉、カビなどがきっかけで鼻の粘膜が炎症を起こして鼻づまりや鼻水が出るなどの症状が出ます。

その次の段階として、その鼻づまりや鼻水の症状が長引くと、鼻の奥にある「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる場所が炎症を起こして副鼻腔炎になります。

さらに次段階になると、その副鼻腔の炎症を起こした部分に膿が発生して「蓄膿症」になる、というわけです。

透明な鼻水から、どろっとした黄色の鼻水にかわります。

副鼻腔の中に膿がたまることによって、鼻や顔のほほあたりに痛みが出たり、頭痛をひきおこしてしまう症状が強くなります。

 

原因⑤ 副鼻腔(ふくびくう)や上咽頭(じょういんとう)にできた悪性脳腫

先ほど原因④でお話しした、鼻の奥にある副鼻腔(ふくびくう)やのどちんこの裏側にある上咽頭(じょういんとう)にできた悪性の脳腫が原因で痛みが伴います。

副鼻腔も上咽頭もともに「乾燥」が大敵です。

鼻と喉はつながっているため、鼻水が喉に流れてしまうといったことがきっかけで咽頭が細菌やウイルスに感染して炎症が起きたり、脳腫ができたりしまいます。

 

原因⑥ 虫歯

虫歯によって歯根や歯茎の歯周ポケットから細菌が副鼻腔に入り込み、最近によって副鼻腔が炎症を起こしているということです。

先ほどまでにお話ししていたのは鼻から喉に細菌が流れていくというパターンでしたが、こちらはその逆で、口や喉から鼻に細菌が入り込むというパターンです。

虫歯ができてしまうと痛むのは歯だけだと思い込みがちですが、鼻に痛みがでることもあるのです。

虫歯の予防策としては、日頃の歯磨きや歯医者で定期的に歯科検診を行うことが大切です。

 

原因⑦ 打撲などの外傷

スポーツをしていて鼻をぶつけてしまうと痛みがでます。

外傷の重度によっては、

・血が出てしまう

・腫れが大きく出てしまう

・鼻の骨が折れてしまう

なんてこともあります。

外傷を負ってしまったときは自己判断でむやみに触らずに、レントゲンが取れる整形外科、整骨院にかかってください。

原因を7つお話ししました。

自己判断できるものもありそうですが、痛みや晴れが起きている場合は病院に行き、しっかりとした原因を突き止めることが大切です。

 

 

鼻が腫れてしまったときの対処法

痛みのある鼻の腫れには炎症を抑えることが大切になります。

・炎症を抑える作用のある軟こうを塗る

・抗生物質を利用した薬を服用する

・点鼻薬を使う

など症状の原因や炎症の起こっている場所によって対処法、治療法が違ってきます。

外傷を負った際の腫れでも、冷やしたり矯正したりと違ってきます。

また、症状によってはレーザーメスによって、鼻の粘膜を焼く治療が必要だったりと、自己判断では不可能な対処法、治療法があります。

自己判断で症状がひどくなったというケースもありますので、耳鼻科や外傷であれば整形外科を受診し適切な治療を受けるようにしましょう。

鼻痛み、腫れには様々な原因と、その原因にあった対処法、治療法があります。

鼻の痛みや腫れは免疫力の低下や、体の疲れを知らせるシグナルなのかもしれません。

違和感を感じ始める前に、日頃から自分自身をいたわることも必要ですね。

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鼻の腫れを作らないためには?

鼻の腫れの多くは痛みを伴いつらいと思います。

鼻の腫れを起こさないよう身近なことで気を付けるべきことはなんでしょうか?

まずは、鼻をいじりすぎないことです。

鼻の粘膜は傷つくとばい菌が入り、炎症を起こしやすくなります。

普段、鼻毛の処理などをする人は、ピンセットなどの器具もしっかりと洗い清潔に保ち、やりすぎないようにしましょう。

また、鼻の痛みの原因①でもお話ししたように、風邪は鼻の粘膜が乾燥して、鼻の粘膜に細菌やウイルスがつきおこります。

ですので、鼻の粘膜を保護するためにも加湿や保湿などを心がけましょう。

部屋に加湿器をおいたり、職場でもコンパクトなUSB型加湿器、エコなペーパー加湿などを利用している方も多く、商業施設内にある生活雑貨店に多くおいてあります。

ぜひ、ご自身に合ったタイプの加湿器を探してみてください。

アレルギーがある方は、外出時マスクをしてアレルギーとなる物質を吸い込まないようにしましょう。

最近では、男性用女性用の大きさの違うマスク以外にも、フィルターがついているもの、マスクの耳にかける紐がないもの、メイクがつかないもの、フレグランスつきのものなどたくさんの種類が出ているため、好みのものが見つけられると思います。

さらに、普段から免疫力を高めておくことも大切です。

規則正しい食生活と質の高い睡眠、適度な運動で鼻の粘膜を鍛えましょう。

粘膜は「ビタミン」と「鉄分」によって強化されます。

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