鼻の穴が痛い!腫れているとき・臭いときの原因と対処法!

朝起きて、顔を洗うときにふと鼻の中に変なしこりができていて、押してみると妙に痛い・・・

あと、鼻で息をすると臭かったり、腫れている気がしたり・・・

なんて状態もあったりします。

鼻をかむときも痛いですし、鼻の中のトラブルは割とデリケートな問題です。

なんとか、早めに治したいところですよね。

今回は、鼻の穴が痛い原因と対処法、さらに腫れているとき臭いときどうしたらよいのかについてお話ししたいと思います。

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鼻の穴が痛いし腫れてる原因はできもの!正体は一体なに?

鼻の穴にできものができた!といってもその正体や考えられる原因はたくさんあります。

そのなかでも、可能性が高いと思われる症例について、それぞれの原因と対策を紹介します。

また、これから紹介する病気のいずれの場合でも、症状が重症化していくケースがあります。

なかなか治りが悪い場合は自己判断ではなく、病院で受診しましょう。

診療科は、耳鼻科や耳鼻科咽喉科にかかってください。

それらがない場合は、皮膚科です。

鼻の穴のできものの正体① 鼻セツ

鼻セツとは簡単に言うとオデキのことです。

オデキは大きさによってセツやヨウなどの言い方がありますが、鼻の中に細菌が入り、増え、炎症が起きたものです。

鼻の中は常に湿っていて、ブドウ球菌をはじめとしたさまざまな細菌がいます。

ですが、体が健康なときであれば、粘膜の免疫力によって感染しないようバリアのようなものが張られているため、細菌たちは悪さできない状態にあります。

しかし、例えば無理やり鼻毛をぬいたり、鼻をほじって爪で鼻の中の粘膜が傷ついたりすると、その崩れてしまったバリアの一角から毛穴に細菌が入り込み、悪さをしてしまいます。

その結果、鼻の中にできものができてしまう、これが「鼻セツ」です。

症状は主に、鼻の中の腫れと数日間続く痛みです。

場合によっては、鼻から膿がでてくることもあり、重症化すれば腫れが鼻の外まで広がります。

腫れが小さいものであれば放っておいても自然に治ることもありますが、鼻から膿が出てきたり腫れが大きくなったりしてしまった場合には病院で受診したほうがいいでしょう。

治療には主に、抗生物質・痛みを和らげる鎮痛消炎薬の内服や軟こうが処方されます。

 

鼻の穴のできものの正体② 鼻茸(はなたけ)

鼻茸とは、茸(きのこ)のようなできものが鼻の中にできる病気です。

けして、茸がはえるわけではありません。ご安心ください。

できものの形が茸のように、茎があってその先が丸くなっているような形なのです。

その正体は、簡単に言えばポリープです。

鼻茸の原因は、いまだはっきりとはわかっておりません。

慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎との関連性が強いというのが有力です。

鼻の粘膜が弱っているところに何らかのきっかけで、細菌が入り込みポリープができる、と考えられています。

主な症状は、ポリープによって鼻づまりが起き息苦しさを感じたり、さらにポリープが大きくなると片側の鼻がふさがれてしまったり、神経を圧迫したりするため、においを感じ取りにくくなったり、顔面痛や頭痛といった症状も出ます。

また、鼻の中のポリープを傷つけてしまった場合には、激しい痛みが伴います。

反対に、ポリープが傷つかなければ痛みがないこともあります。

治療方法は、症状が軽い場合であれば吸引型の薬が処方され、ポリープを小さくします。

ポリープが大きくなってしまっている重症の場合には、ポリープ切除などを行います。

鼻の中にはたくさんの神経がすぐそばを通っているため、全身麻酔を行ったうえで手術を行う場合もあります。

鼻茸になったときは、なるべく早く症状が軽いうちに受診して治療を行うことをおすすめします。

 

鼻の穴のできものの正体③ その他

そのほかに、ヘルペスやニキビが鼻の中にできることもあるようです。

この場合も通常なら自然治癒でもいいと思います。

しかし、できものが気になり触りすぎてしまったすると症状が悪化し、痛みや腫れがひどくなることがあります。

その場合は耳鼻科を受診するのが良いでしょう。

 

鼻の穴が痛いし臭い!白い膿がでてきたら

鼻の穴にできてしまったできものに白い膿をもっておおきくなってしまった・・・という状態にまでなってしまった・・・という経験ありませんか?

鼻の穴にできものができるだけでも憂鬱なのに、炎症が悪化して白い膿を持つと痛みが強くなります。

鼻から出る白い膿の正体は?

鼻の穴のできものからでる白い膿の正体は「老廃物のかたまり」です。

老廃物には、細菌や細菌と戦った白血球の死骸などが含まれます。

できものが白い膿を持つのは、必要以上にでた皮質が古くなった角質と混ざって毛穴に詰まり、さらには炎症を起こすからなのです。

できものは段階を経て、悪化していくので初期の段階できちんとケアすることが重要です。

膿が出るほどの段階になると、細菌との戦いが激しくなっている=炎症がひどくなってきている状態と言えます。

そのため、痛みも強くなり、嫌なにおいの強い膿がでるようになります。

また、

・膿が鼻の奥から喉に流れる

・鼻から垂れてきた膿が口に入る

さらにひどい場合は、

・喉を通って耳に菌が回ってしまう

ということも考えられます。

症状がひどくなればなるほど、なかなか治りにくく完治まで時間がかかってしまうので、早めに受診し、抗生物質を処方してもらってください。

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鼻の穴にできもの・白い膿が出たとき対処法と治し方は?

鼻の穴のできものの正体、白い膿の正体のお話しをした際に、耳鼻科や耳鼻科咽喉科、皮膚科で受診してくださいと何度もお伝えしました。

もちろん、病院で診察し原因をしっかり突き止めることは大切ですし、薬も処方してもらえるので一番早く治る方法です。

では、鼻の穴にできもの、白い膿が出たとき病院に行くまで自分でできる対処法はないのでしょうか?

そもそも、鼻の穴にできもの、白い膿が出ないように日頃から気を付けることはあるのでしょうか?

 

対処方法① 刺激を与えない

どうしても、できものや白い膿を持ったできものができてしまうと気になって触ってしまい、傷つけてしまうなんてこともあると思います。

できものや白い膿を持ったできものを傷つけてしまうと悪化してしまいます。

さらに、粘膜が傷つけられてしまうことで、別の場所に細菌が入り込み、またできものができてしまった、なんてことになりかねません。

指で触ってしまいがちですが、指にはたくさんの雑菌がついていますし、菌を拡散させないように、なるべく刺激を与えずに触るのを我慢しましょう。

 

対処方法② 清潔に保つ

鼻の中の汗や水分を放置することによって、細菌がふえてしまうきっかけになります。

汗をかいたら、こまめにきれいなタオルで拭き、お風呂や洗顔のあとは清潔なタオルでしっかりと水分を服用にしましょう。

清潔に保つことで、症状がよくなる第一歩にもなります。

 

対処方法③ 規則正しい生活をする

鼻の中や、それ以外の場所にできるできものは主に、

・ストレスや睡眠不足

・ホルモンバランスの乱れ

などが原因で、皮脂が必要以上に分泌されたり、体の中の免疫力の弱ってしまうことで、できものができます。

できものが悪化し大きくなったり、なかなか治らない場合は、体の不調のサインととらえてください。

睡眠を十分にとる、バランスの取れた食生活を心がける、ストレスを発散させるなど生活習慣を見直し、十分に身体を休ませてあげることも大事です。

鼻の穴が痛い原因と対処法をお話ししました。

少しでも参考になればとおもいます。

鼻の穴にできたできものは悪化すると手術が必要になるので、なるべく放置せずに病院に行き早めに対処してください。

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