鼻の下のできものが痛い!その原因と治し方を解説!
朝、起きたらポツンとできた鼻の下のできもの・・・。
目立つし、痛いし、メイクでカバーもできないなんてことありますよね。
治るまで時間がかかるし、恥ずかしい・・・。
なぜ、鼻の下にできものはできてしまったのでしょうか?
なんとなくできてしまったできものなんてものはありません。
どの場所にできてしまったできものでも、しっかりとした原因があります。
その原因と、痛みがあるできものの治し方について解説していきます。
今回の流れ
鼻の下の痛いできものができる原因は一体何?
顔にできるできものは、部位によって原因が異なってきます。
たとえば、頬にできたら胃腸や小腸。
顎にできたら冷えや婦人科系疾患などなど・・・。
これが完璧に当てはまるというわけではありませんが、1つの目安となります。
鼻の下はできものができやすい場所とも言えます。
原因をしっかり把握したうえで、できものができてしまう前に防ぐということが重要となります。
原因① 過剰分泌される皮脂
思春期10代で鼻の下にできるできものができてしまう原因は「過剰分泌される皮脂」です。
思春期にできるものなので、主にはニキビとよばれます。
鼻の周りから口にかけて、もともと皮脂腺が多くあるため皮脂の分泌も必然と多くなります。
そのため過剰分泌された皮脂によって、毛穴が詰まりやすくニキビができやすくなります。
10代だけでなく、20代以降の方も肌タイプによってこの過剰分泌される皮脂によってできものができやすくなります。
その肌タイプとは、顔の部分によって肌質が違う「混合肌」と顔がテカテカしやすい「脂性肌(オイリー肌)」の方です。
普通肌や乾燥肌の方よりも、比較的皮脂量が多いといえます。
原因② ホルモンバランスの乱れ
思春期よりも後の20代以降で鼻の下にできものができてしまう原因は「ホルモンバランスの乱れ」です。
「大人ニキビ」とも呼ばれることもあります。
女性ホルモンのバランスとしては、
・月経前後
・妊婦さんや出産後
にできやすいです。
体質の変化が変化していることも十分影響しているといえるでしょう。
また男性の場合は、鼻の下や口の周りはひげが生える場所なので、男性ホルモンの影響を受けやすい場所と言えます。
電気シェーバーやかみそりによる刺激は結構強いので、できものができてしまったり、できものができた際さらに悪化してしまう原因になるので気をつけてください。
原因③ 偏った食生活
先ほどまでにお話ししてきた原因は一時的なものが大半です。
しかし、3つ目の原因の食生活については、毎日の食事が関係してくるのでやはり影響が大きいと思います。
毎日の食生活はいいことも悪いことも積み重ねになりますのでとても重要です。
極端にはなりますが、お肉料理ばかりで野菜や魚を食べないとビタミンなどの栄養の偏りが出てきます。
・油っこいもの
・辛いもの
ばかりだと胃に負担がかかってしまいます。
さらには、お酒(アルコール)の飲みすぎは肝臓に悪影響を与えます。
ストレスの発散などでお酒を楽しく飲むことはいいことですが、休肝日をつくることも大切です。
また、食事の時間が夜中になり、食べてすぐに寝てしまうと消化不良を起こしやすくなってしまいますので注意が必要です。
この原因に関しては、いますぐにでも改善し継続することで、できものができる予防にもなります。
原因④ 睡眠不足
鼻の下にできものができてしまった今、寝不足ではありませんか?
お仕事があったり、勉強があったり、気づいたらもうこんな時間・・・なんていろいろな理由があって寝不足になることもありますよね。
しかし睡眠時間をしっかり確保できないと、
・できものができやすくなる
・できものの治りも遅くなる
こういった状況になります。
眠ることによって、脳をリラックスさせることができたり、身体を休めたり、内臓機能の回復ができたりします。
当然、睡眠不足になると十分に回復しきれずに機能低下してしまうのです。
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鼻の下のできものをできる前に予防する方法は?
できるだけ、目立つし痛い鼻の下のできものをつくりたくないですよね。
そのためにはできものができる前に予防する必要があります。
その方法は、一時的なものではなく普段から習慣づけて行うことで効果が出ます。
ぜひこれから紹介する方法を習慣づけてできものができにくくなる肌を作りましょう。
予防方法①生活習慣の改善
生活習慣の中でも特に改善する必要があるのは「食生活」と「睡眠」です。
食生活に関しては、朝昼晩3食しっかりとバランスよく栄養を取ることが大切です。
体調不良や、妊娠中でどうしても食べられるものが偏ってしまう場合は、野菜ジュースやサプリメントで不足しがちなビタミンや栄養を補ってください。
そして、食事の時間もできるだけ毎日同じ時間にしましょう。
食事を終えてからすぐに寝てしまうのは胃腸に負担がかかる為、注意が必要です。
お酒は毎日飲みすぎるのは肌だけでなく身体にもいい影響を与えません。
原因をお話しした時もお伝えしましたが、休肝日を作ることも大切です。
毎日の食事は、体内ケアも行えます。
そして睡眠に関しては6~8時間睡眠時間を取るのが理想ですが、なかなかそうはいかない方も多いかと思います。
その場合は質の良い睡眠を心がけることで多少は改善されます。
質の良い睡眠を行うには、いくつかポイントがあります。
・眠る前に液晶画面(携帯やパソコンの画面)を見ることを控える。
・食事は寝る3時間前までに済ませる。
・お風呂は寝る1時間前までに済ませる。シャワーだけでなく湯船につかる。
・寝る前のカフェインを控える。
この4点を意識してみてください。
予防方法②正しい洗顔
鼻の下は皮脂分泌が多いので、汗をかいたら清潔なタオルで拭く、しっかりと洗顔を行ってください。
正しい洗顔の仕方を紹介します。
・朝、夜の2回行う。
・たっぷりの水を含んだきめ細かい泡で力を入れずにTゾーンから洗う。
・冷水、熱いお湯はNG。ぬるま湯で洗い流す。
・清潔なタオルで水分をふき取る。
・化粧水や乳液で保湿する。
この方法でしっかりと、
・毛穴の汚れ
・余分な皮脂を落とす
ことが大切です。
朝の忙しい時間や、夜の疲れているときに面倒だなと感じてしまうことだとは思いますが、肌のトーンアップや化粧乗りもよくなります。
できものができにくくするためにも毛穴汚れや余分な皮脂を取ることは重要です。
予防方法③ストレスをためないこと
ホルモンバランスの乱れが原因のひとつなので、イライラしたりストレスを溜め込まないよう気を付けなくてはなりません。
ストレスを感じないようにするのは無理かもしれませんが、趣味やお風呂をにゆっくりつかるなど自分なりのストレス発散方法を見つけ、癒しの時間、心穏やかにできる時間を作りましょう。
仕事の悩みや家事育児は一人で抱え込まずに、周りの協力を仰ぐことも大切です。
鼻の下にできものができてしまった!対処法は?
鼻の下にできものができてしまったらどうしたらいいのか。
目立つし、痛いむしで気になると思いますが、
・触らないこと
・つぶさないこと
とにかくこの2つを守ることです。
触ったりしてしまうと悪化の原因にもなり、つぶしてしまうとできものの跡が残る原因になってしまいます。
あとは食生活や睡眠を改善することで、自己治癒力を高めることが、できものができてしまったときにオススメの対処法です。
まとめ
鼻の下にできものができる原因、そしてできものができる前にする予防方法、できてしまったときの対処法について解説しました。
できるだけ、できものができてしまう前に予防することが何より大切です。
できものを発見してしまったときは、なぜできてしまったのか原因を把握し、改善していき、きれいな肌を保ってください。