鼻に黒い点々が!取り方・除去するにはどうする?
ある日鏡を見て鼻に黒い点々があり、驚いた経験はありませんか?
その原因は、鼻の毛穴につまった「汚れ」なのです。
毛穴に詰まってしまった皮脂や汚れが酸化して黒くなったもので、別名「いちご鼻」といいます。
「いちご鼻」と聞くと一見可愛げのあるネーミングですが、いちご鼻になってしまった鼻を近くで見てみるとなかなかグロテスクです。
今回は、その鼻にできる黒い点々ができてしまう根本的な原因とその黒い点々を取り方、そしてやってしまいがちな間違ったスキンケアの紹介をしていきます。
今回の流れ
鼻にできる黒い点々の根本的な原因とはなにか?
そもそもなぜ、鼻に黒い点々ができてしまうのでしょうか?
黒い点々=角質?
まず、おでこから鼻にかけての「Tゾーン」は皮脂が出る量がとても多く、毛穴の中で皮脂が固まりやすい=「角栓」となりやすい場所なのです。
そして、皮脂や古い角質、またはメイクなどで落としきれなかった汚れが鼻の毛穴に詰まって、固まることによって、あの黒い点々が「角質」となって現れるのです。
実はいちご鼻になりやすい?
いちご鼻になりやすい人が、実はいちご鼻を作りやすくしてしまっている日常の習慣が、あるかもしれません。
13個の項目の中からあなたに当てはまるものはいくつありますか?
ぜひチェックしてみてください。
✅つぶつぶスクラブ入り洗顔料や、ニキビオイリー肌用石鹸、洗浄力が高いクレンジング剤や洗顔料を愛用している。
✅ふき取りタイプのメイククレンジングや洗顔シートをよく使用する。
✅毛穴の汚れ、角栓除去パックをセルフケアで月3回以上している。
✅小顔マッサージやしわ防止のマッサージなど、セルフマッサージをよくやっている。
✅Tゾーンが常に脂っぽい。
✅化粧品をつけると、肌がピリピリと刺激を感じることがある。
✅保湿は化粧水を中心としており、乳液やクリームはあまり使わない。
✅手で鼻の周りを触る癖がある。
✅睡眠時間が6時間以下になることが多々ある。
✅辛いものなど刺激の強いものを毎日のように食べる。
✅外食やコンビニで買ったもの、ファストフードなどを食べることが多く、自炊はあまりしない。
✅お酒を飲む機会が多い。
✅家にいるときは、昼間でも日焼け止めは塗らないことが多い。
この13項目の中で3~6個当てはまる方は、注意!
7個以上当てはまる方はいちご鼻になりやすい、またはすでになっている危険度が高い方が多いです。
なるべく習慣としてこの13項目に当てはまる数を減らしていくことで、いちご鼻になりやすい危険度が低くなります。
間違ったスキンケアがある?!
皮脂や汚れが鼻の毛穴に詰まり、固まってできた角栓は毛穴自体を広げてしまいます。
さらには角栓をきれいに取り除けたとしても、鼻の毛穴が広がってしまっているため、また鼻の毛穴に汚れがたまりやすく黒い点々が現れる、という悪循環に陥りやすくなりがちです。
この悪循環に陥ってしまった方がやってしまいがちな間違ったスキンケアの方法があります。
鼻パック
間違ったスキンケア、それは「鼻の毛穴汚れ、角栓除去用パック」です。
シートタイプでもクリームパックタイプでも同様で、実はこの鼻パックはいちご鼻の症状をさらに悪化させてしまう危険なものなのです。
「鼻パック」は、鼻にできた黒い点々をどうにかしようとしてやってしまう間違ったスキンケアの代表といえるものです。
大手のメーカーからも展開している商品はたくさんありますし、誰しも一度は鼻パックを使用して鼻の黒い点々を取り除いたことがあると思います。
しかし、実は鼻パックを使用するという行為自体、絶対にしてはいけないNG行為なのです。
たしかに鼻パックを使用した直後は一見、鼻の黒い点々がなくなりお手軽かつ簡単、優れもののように思います。
鼻パックにだけ注目してしまいがちですが、本当見てほしいのは鼻パック外した直後の鼻の毛穴です。
鼻パックを外した直後の鼻の毛穴はどのような状態になっているか、ご存知ですか?
鼻パックを使って鼻の黒い点々を取り除いた後の鼻の毛穴は、「ぽっかり穴が開いたまま」の状態になっています。
そして、その穴が開いたままの鼻の毛穴に再び皮脂や汚れが溜まるようになってしまい、その結果またすぐに黒い点々が現れてしまう、という恐ろしい悪循環になってしまうのです。
それだけではなく、鼻パックをすることによって鼻の毛穴は大きくなってしまい、黒い点々がより一層目立つようになってしまう、というリスクもあるのです。
もし、どうしても鼻パックをして黒い点々をお手軽に取り除きたい、という場合は使用頻度を控えめにし、さらに鼻パック使用後にしっかりと保湿し鼻の毛穴を引き締める必要があります。
鼻の黒い点々の正しい取り方、除去方法は?
鼻の黒い点々の正しい取り方の第一歩は、「汚れを落とすこと」になります。
急いで汚れを落とそうとして鼻パックを使うと、かえって肌を痛めてしまったりします。
また、鼻の毛穴を広げて汚れを取り除いた後のケアが十分でないために、きれいに鼻の黒い点々を取り除いたつもりでもまたすぐに黒い点々が現れてしまう、といった逆効果になってしまいます。
再発させないように鼻の黒い点々を取るためには、正しい洗顔と洗顔後の毛穴引き締めケアを行うことが大切です。
ただ、本当に「正しい洗顔」というのはなかなかすぐにできるものではありません。
手間も、時間もかかります。
ここは、「いちご鼻」鼻にできた黒い点々をなくし、再発させないためじっくり取り込んでください。
鼻の黒い点々をなくす洗顔方法の手順
それでは、正しい洗顔方法の手順をおってご紹介したいと思います。
1.蒸しタオルをのせる。
レンジで1分程度温めた蒸しタオルを顔(鼻)に数分のせる。
程よく温めることで毛穴を開きます。
2.弱アルカリ性の石鹸で洗う。
上記のような弱アルカリ性の石鹸を十分に泡立たせて、泡を毛穴に押し当てるようにして洗います。
黒い点々が多少見えても、ゴシゴシとこすらないのがポイントです。
洗顔の際の順番としておでこ、鼻の「Tゾーン」から洗いはじめて、両ほほから口にかけての「Uゾーン」へと移りましょう。
ナチュラルメイクで強いクレンジング剤が不要な方は、W船外活動ン不要のクレンジングゲルがおすすめです。
3.ゆっくり丁寧にすすぐ。
洗顔にかけた時間の2~3倍の時間をかけて、ゆっくりと丁寧に泡をすすぎます。
このときすすぎ残しには十分に注意してください。
4.化粧水で毛穴を引き締める。
上記のようなビタミンC配合の化粧水で汚れを取り除いた毛穴をしっかりと引き締めてください。
再び、毛穴に汚れが入らないようにするためです。
コットンに化粧水をしみこませてパックするのも有効的です。
この手順で洗顔を行ってみてください。
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鼻の黒い点々の再発防止方法
鼻の黒い点々の再春防止方法として、先ほどご紹介した正しい洗顔に加えて、「生活習慣の見直し」も大切です。
睡眠
肌は22時から2時までの間に一番活発に新陳代謝が行われます。
この時間帯のことを「ゴールデンタイム」といいます。
この時間帯に眠っていて初めて代謝が活発になるのです。
しかし22時までに寝るのは難しい、という方は布団に入ってからの寝つきをよくするとよいと思います。
寝つきをよくする方法として「ぬるま湯の半身浴」が効果的です。
3大宿敵
きれいな肌を作るにあたっての大敵は
・ストレス
・たばこ
・寝不足
の3つです。
肌の老化、しわ、シミなどの肌トラブルの原因になります。
身体を動かして、栄養バランスよく食事をして、よく眠ることで「ストレス」と「睡眠不足」は解消しやすいと思います。
しかし「たばこ」は自らの意志の改善が必要なので時間がかかるかもしれません。
出来るそうなことから始めましょう。
まとめ
鼻の黒い点々は、毛穴に詰まった汚れが固まってしまった状態である為、なかなか一筋縄で取り除くことは難しいかもしれません。
ですが、毎日正しいスキンケアを続けることによって少しずつ変化がみられるはずです。
先ほどまでにご紹介した方法を、できるところから少しずつ始めて、つるんときれいな鼻を手に入れてください。