首の横側の筋肉が痛い?しこりがあるときはどうする?

首は、重たい頭を支え続ける重労働を担っている部位。

しかも、前後左右様々な角度に動かさなければならないだけに、普段何気なく生活しているだけでも、首には相当な負担がかかっているといわれています。

それでも、首の動きがスムーズであるからこそ、様々な行動に支障をきたすことなく行うことが出来るというもの。

もしも、首の動きが痛みによって制限されるようなことがあれば、それこそ大変なことになってしまいます。

そんな首のトラブルの中でも、筋肉に痛みやしこりが出来るというのは、原因がわからないうちはとても不安に思うことでしょう・・・。

そこで今回は、「首の横側の筋肉」に注目し、この部分が痛むときの原因やしこりが出来ている時の対処法などを、対処法を含めて解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

スポンサーリンク

首の横の筋肉が痛いときの原因は?

首の筋肉が痛いと感じることは、首の構造や役割から考えてみれば、それほど珍しいことではありません。

首は、頭を支える大切な役割がありますが、この頭の重さというのは、なんと6~8㎏もあるといわれています。

これだけ重い頭を首は支えるだけでなく、左右前後に動かしたり、回転させたりと、実に複雑な動きを頻繁に行わなければなりません。

そのため、普段から首の筋肉は、非常に負荷がかかった状態であるといえます。

ところが、そんな首の筋肉に、長時間同じ姿勢で負荷をかけ続けていたとしたらどうでしょう?

筋肉は、本来であれば柔らかくしなやかな組織なのですが、疲労が蓄積すれば、筋肉が硬くなり、そのことによって血管を圧迫し、血液中に含まれる酸素が不足した状態を作り出してしまいます。

さらに、この状態を放置していれば、疲労した筋肉は硬くなったままですから、ちょっとした動きを加えるだけで、筋肉痛を起こしたり、炎症を起こしてしまったりします。

 

首の痛みで考えられる病気は?

首に痛みが起こる病気には、実はほかにもさまざまな病気の可能性が考えられます。

 

頚椎椎間板ヘルニア

首の痛みのほかにも、肩や腕などに痛みや痺れが生じることもあります。

主な原因としては「加齢」が考えられているのですが、無理な姿勢を長時間続けていることが原因で発症する場合もあります。

 

頚椎症性神経根症

首には7つの骨があるのですが、加齢によってこの骨に「棘」ができることがあります。

この骨にできた棘が神経紺を圧迫すると、強い痛みを感じることがあります。

症状としては、首の痛みが代表的なのですが、そのほかにも、上を向いたり、首を後ろに反らせると痛みが強くなるということが多いようで、動きそのものにも苦痛を感じるという状態になります。

 

首の横が痛む時の対処法は?

首の筋肉を使いすぎることによって筋肉が固まり、痛みが起きている場合は首の筋肉をほぐし、リラックスさせるということで症状の改善に効果があります。

 

試してみたい首のストレッチ

まずは、ゆっくりと首を回してみましょう。

1:痛みを感じない程度に、左右5回ずつ回します。

2:次に、首を左右にゆっくりとまわします。このとき、首の筋肉が程よく伸びている感覚を感じる程度にまわします。

3:その上で、痛みを感じる部分を指でつまみます。いきなり圧力をかけるのではなく、徐々に力を加え、そのままの状態で30秒ほど押し、ゆっくりと圧力をといていきます。

4:最後に、もう一度ゆっくりと首を回し、方を大きく前後に5回ずつ回します。

 

首の横にできるしこりの原因は?

首の横にしこりを感じたとき、その理由はひとつだけというわけではありません。

もっとも、首こりによってもしこりのようなものができる可能性はありますが、病気が原因である可能性もあります。

 

リンパがはれている

血流が悪くなると、リンパの流れも悪くなります。

特に首にはリンパ管が集中しており、このリンパ管の中に病原菌などが入ると、炎症が起きてしこりとなって表面化することがあります。

多くの場合、リンパが原因でしこりができても良性であるため経過観察でも問題はありません。

 

甲状腺がはれている

甲状腺の病気の場合、その患者の約8割が女性であるといわれています。

そのため、女性の場合は甲状腺の異常がしこりの原因である場合があります。

甲状腺がはれる原因は、首の中にある内分泌器官の異常にあるといわれています。

甲状腺が原因であっても、多くの場合が良性であると言われています。

 

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫はリンパ系組織のがんであり、血液のがんとも呼ばれています。

リンパ管は全身に張り巡らされているだけに、悪性リンパ腫の場合、ほかの部位への転移など、非常に危険な状態を引き起こす可能性があります。

 

首の横にできるしこりへの対処法は?何科に行くべき?

首にできたしこりの原因によって、対処法は大きく変わります。

こりが進行してしまったことによってしこりができてしまった場合は、血流を良くし、無理な姿勢を長時間続けないように心がけながら、首周辺の筋肉をほぐすことが、症状改善に効果が見込めます。

ただし、それ以外が原因でしこりができている場合は、早めに専門機関を受診し、適切な治療を受けるということが望ましいでしょう。

リンパ系の異常が原因であると考えられる場合は「耳鼻咽喉科」

甲状腺の異常が原因であるという場合は「外科」

悪性リンパ腫の可能性が考えられる場合は「血液内科」

が専門機関となります。

スポンサーリンク

 

首について解説しよう

最後は知っているようであまり知らない「首」について、詳しく解説していきましょう。

 

首の構造とは?

首の構造を知るには、首の骨について説明するとよくわかります。

首の骨は正しくは、「背骨の一部」と考えられています。

そのため、一般的に首の骨と呼ばれているのは、「頚椎」として表現されることが多いです。

さて、首の骨ですが、人の場合、全部で7つにわかれています。

この7つの骨は、それぞれ大きさが異なります。

ただし、形はほぼ同じであるといわれています。

 

首の筋肉とは?

首を支えている筋肉には、大きく分けると2つがあります。

●胸鎖乳突筋

首の後ろから胸骨の上部までをつないでいるのが、胸鎖乳突筋です。

首の周辺部位の中でも、この胸鎖乳突筋が最も目立つ部分です。

 

●僧帽筋

首のすぐ横の盛り上がった部分の筋肉を、僧帽筋といいます。

本来、僧帽筋とは背中側に大きく張り出している筋肉なのですが、鎖骨の一部ともつながっていることもあり、鏡で正面に立っても目で見て確認することが出来ます。

 

どうやって首は動くの?

首を動かすときには、7つある首の骨が大きく関係していきます。

首の骨は、頭に近いところから順に1番、2番…というように呼ばれています。

まず、首を前に倒すときの動きを解説してみましょう。

首を前に倒すときに最も可動域が上がるのは、「1番目」の骨です。

この1番目の骨と頭蓋骨との間の動きが、骨全体の約50%の稼働を占めます。

これに対して、首を左右に動かすときの動きの中心は、「1番目」と「2番目」の間の動きとなります。この時の動きは、骨全体の約50%の稼働を占めます。

こうして考えると、7つある首の骨の中でも、最も頭蓋骨に近い「1番目」と「2番目」の疲労が激しいということがわかります。

 

まとめ

首の横の筋肉に痛みを感じるとなると、首が動かしづらかったり、痛みで動きが制限されるなど、放置していればいずれ日常生活に支障が出る可能性が高いと考えられます。

特に、頭を支える大切な働きを果たす首の異常ですから、「痛みが強い」または「気になるしこりがある」という場合は、我慢せずに早めに病院に行くようにしてくださいね。

スポンサーリンク

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ