首筋に痛みが!その原因と対処法を分かりやすく解説!

首筋に痛みがあるというのは、とてもつらいものですが、この首筋に痛みが出るという症状は多くの方が経験しているのではないでしょうか?

では、なぜ首筋に痛みが出るのでしょうか?

今回は、

・首筋に痛みが現れる原因

・首筋に痛みが現れる時の対処法

・首筋の痛みを予防する方法

といったことについて、詳しく解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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首筋に痛みが現れる原因

首を寝違えたわけでもないのに、首筋に痛みが現れる原因は何なのでしょうか?

まずは考えられる原因から解説していきます。

 

変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)

変形性頚椎症は加齢などが原因で、頸椎の椎間板が変形してしまったり、関節がすり減ってしまうことで発症します。

首の痛みのほかにも、

・肩や背中の痛み

・頭痛や吐き気

といった症状が現れることもあるのです。

ただの肩こりや首のこりとは違いますので、きちんと病院で治療をする必要があります。

 

姿勢の悪さからくる筋肉のこり

頭はとても重たいです。

その頭を支えているのが、首。

まっすぐに支えていれば負担が少ないのですが、姿勢が悪く体が歪んでいると、首も曲がってしまい、まっすぐに支えることができなくなります。

そのため、首の片方に負担がかかってしまい、痛みが生じることがあります。

また、長時間パソコンやスマホを操作することで、同じ姿勢を取り続けることになり、肩や首の筋肉がこり固まってしまうのです。

そのため、首が前に傾くストレートネックになってしまい、

・首筋の痛みや肩こり

・頭痛

などの症状が現れてきます。

最近では、子供でもスマホやゲームのしすぎで、筋肉のこりを感じることがありますので、注意が必要です。

 

首筋に痛みが現れたときの対処法

首筋に痛みがあると、肩の痛みや頭痛、吐き気、めまいなどの症状を誘発することがありますし、とてもつらいものです。

首筋に痛みがあるときはどうすればいいのか、対処法について解説していきます。

 

安静にする

首が痛むときは、無理にストレッチなどをするのではなく、できるだけ動かさないようにしましょう。

自己流のマッサージなどもやめた方がいいでしょう。

どうしても、だるくて仕方がないというときは、首よりも肩や肩甲骨を動かすようにしましょう。

筋肉はつながっていますから、肩や肩甲骨の筋肉を柔らかくすることで首の痛みを和らげることができます。

 

お風呂でしっかり温める

お風呂に入る時はしっかりと体を温めることで、筋肉のこりをほぐすとともに、血液の流れをよくすることができます。

湯船に浸かり、体の疲れとこりをほぐし、リラックスすることで首筋の痛みを和らげましょう。

ただし、首筋に炎症がある時や熱を持っている時は温めると悪化してしまいますので、入浴は控えるようにしてください。

 

寝具を変えてみる

寝ている時には、首に頭の重さがかからないので、寝ている時に痛みを回復することが大切です。

そのためには、首に負担のかからない寝具を選ぶようにしましょう。

人によって好みはあるでしょうが、最近では枕の硬さや高さを自分の好みに合わせることができる枕屋さんもあります。

また、バスタオルを一枚枕の間に挟むだけでも高さの調節はできます。

首に負担のかからない角度や高さの枕を選ぶことで、痛みを和らげることができるのです。

 

痛み止めやシップを使用する

薬局やドラッグストアに売っている痛み止めや消炎鎮痛作用のあるシップを使って痛みを抑える方法もあります。

たくさんの種類の薬が売っていますので、薬剤師さんに症状を伝えて、自分にあった薬を探してもらいましょう。

しかし、これは一時的な処置ですので、痛みが治まらない場合や、長引く場合は病院を受診するようにしてください。

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首筋に痛みが現れないようにするための予防法

首筋に痛みが現れると、とてもつらく日常生活に支障がでてしまいます。

起きている時だけでなく横になっても痛みが出るようになってしまっては、ゆっくり休むこともできません。

そんなつらい首筋の痛みをださないための予防法について解説していきたいと思います。

 

ストレッチをする

首筋が痛くなってから、ストレッチをするのはかえって痛みを悪化させることがありますが、痛みの予防としてはとても有効な方法です。

首だけでなく、肩や背中を普段からストレッチで柔らかくしておくことが大切です。

お風呂の中や、お風呂でしっかりと体を温めた後にストレッチすると、筋肉がほぐれ効果的にストレッチすることができます。

無理はせず、毎日少しずつほぐしていくのがおすすめです。

 

姿勢を正しく

猫背になっていたり、反対に体をそらし過ぎていると、まっすぐに頭を支えることができなくなり、首に負担がかかってしまいます。

普段から姿勢を正しくするようにしましょう。

しかし、一度見についてしまった楽な姿勢を矯正するのはとても大変なことです。

猫背を矯正するためには、腹筋や背筋を鍛えて、体をしっかりと支える必要があります。

体幹トレーニングなどをすると、体を内側から支える筋肉が付くので、猫背の矯正になります。

自分ではよくわからないかもしれませんが、鏡で姿勢をチェックしたり、家族や友人にチェックしてもらい、正しい姿勢を取れるようにしておきましょう。

 

長時間の同じ姿勢は避ける

パソコンなどの事務仕事を同じ姿勢でずっと続けると、筋肉が固まってしまい、こりの原因になってしまいます。

・長時間同じ姿勢を取らない

・仕事の休憩時間にはストレッチをする

・筋肉が固まらないように気を付ける

・机や椅子の高さを調節して、姿勢が悪くならないようにする

といった工夫することも大切です。

また、最近ではスマホを長時間使用する人も多いようですが、スマホをするときにずっと下を向いていると首に大きな負担がかかってしまいます。

長時間スマホを使用するのは、やめた方がいいでしょう。

そして、スマホを操作するときもできるだけ、下を向きすぎないように、机の上に置くなどして高さを調節することをおすすめします。

 

体にあった枕選び

枕にはたくさんの種類があり、人それぞれ好みは違うと思いますが、大切なのは自分の体にあった枕を選ぶことです。

そのためには、実際に枕を使用して選ぶことのできるお店で購入するのがおすすめです。

実際に寝てみて、しっかりと寝がえりが打てるか、首に負担がかからないかなどを見てくれるお店が増えていますので、相談に乗ってもらうといいでしょう。

 

変形性頚椎症の予防

変形性頚椎症の原因は加齢であることが多いのですが、それでも予防する方法はあります。

まず、お風呂などでしっかりと体を温めて、血液の流れをよくして、こりをほぐすようにしましょう。

また、適度な運動もこりをほぐしてくれるのでおすすめです。

そして、首に負担がかかる姿勢を取り続けるのは、やめた方がいいでしょう。

高い位置に置いたテレビを見上げる、寝転んで肘で頭を支えてテレビを見るといった姿勢はお勧めできません。

つらい首筋の痛みを出さないようにするには、普段の生活の見直しが大切なのです。

しかし、生活を見直しても痛みが出てしまったり、痛みが取れない場合は病院を受診して治療を受けるようにしましょう。

首にはたくさんの神経が通っていて、とても大切な部分です。

自己流のマッサージなどで悪化させないよう、きちんとした治療をうけてください。

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