指を骨折したときの症状は?全治期間や痛みはいつまで?

スポーツや日常生活で、急に訪れた指の鈍い音やあらぬ方向に曲がってしまうこと

そう、骨折です。

突然の骨折は全く予期しないもので焦ってしまう人もいるでしょう。

また、日常生活に支障が出る可能性も高いので、早く完治させたい気持ちは誰でもあります。

今回はそんな困った骨折の症状と合わせて、全治期間や痛みの具合などを詳しく解説していき。

では、早速見ていきましょう。

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指を骨折したときの症状はどんなもの?

骨折の多くは痛みで関節が曲がらなかったり、見た目にも明らかに指の向きがおかしいという症状が特徴的です。

しかし、ヒビが入ったり、骨折した指でも曲げることが可能なのでヒビが入った状態で痛みが無く「大丈夫かな?」と確認の為に指を曲げてみる人も多いです。

しかし、その瞬間激痛が走ることもあるので、おかしいと感じたら触らない方が良いでしょう。

また、見た目で骨折なのかどうかわからない場合は左右の手を見比べてみるのも良いですね。

もしかしたら、微妙に見た目が違うかもしれません。

一方で骨折に間違えられやすいのが、捻挫や突き指です。

この2つ、実は同じものでもあるのですが、骨折との違いは骨が損傷していないことです。

「捻挫」や「突き指」は骨の外にある腱や軟骨を痛めているもので、軽いものだと最初だけ痛くて後は徐々に痛みが和らぎ、病院に行かずして自己完治が可能となります。

 

指を骨折したときの痛みはどんなもの?

痛みにも個人差はもちろんありますが、骨折の痛みは突き指とは逆で、徐々に痛みが増して行くと言われています。

患部が熱を持った様に痛みだし、真っ赤に膨れ上がる可能性もあります。

また、赤みも、

・炎症が起きた様に腫れるもの

・内出血が起きて赤黒くなるもの

2つに分かれます。

こちらも衝撃を受けた時の状況によって症状が変わってきます。

長く痛みが続く様であれば、骨折の可能性を疑った方がいいと思いますので、整形外科に足を運ぶことをおすすめします。

余談ではありますが、骨折しやすいのは親指だそうです。

かを受け止めようとした場合に負傷することが多く、場所的に重傷化もしやすいので注意が必要ですね。

 

指を骨折したときの痛みはいつまで続くのか?

骨折、捻挫共に衝撃を受けた際は相当の痛みを伴います。

骨折の場合は上記でも解説したように痛みが増すのが特徴的で、こちらも個人差がありますが初期症状のものでも完治まで最低1ヶ月近くはかかる可能性が高いです。

また、正しい処置を行わないと症状の長期化や後遺症が出る場合もあります。

初期の治療が大事ですので、甘く見ずにまず痛みを感じたら病院に行き、正しい治療を受けることをおすすめします。

大抵はテーピングなどで済まされますが、骨折でも重症化している場合は手術の可能性もあります。

捻挫の場合でも自己完治は可能ではありますが、組織が切れてしまった場合は最悪の場合、麻痺等を起こす可能性があることも視野に入れて病院に行きましょう。

 

指を骨折したときに出来る対処法

骨折した際にすぐに病院に行けない場合でもまずは出来る対処法はあります。

特に骨折においては初期の対応が今後にも繋がるので覚えておいて損はありません。

こちらでは指を骨折したときに出来る対処法をいくつか紹介させて頂きますね。

 

患部をアイシングする

捻挫、骨折全てにおいて痛みがある場合の多くはアイシング(冷やす)ことが大切です。

骨折による痛みを冷やすことによる麻痺させる役割があり、30分程氷袋を当てて芯を冷やすことが大切です。

長時間のアイシングは凍傷の可能性もありますので、あくまで短時間に納めることがポイントです。

心配な場合は患部と氷袋の間にタオルなどの布ものを挟んでおくのも良いですね。

 

患部を固定する

骨折した場合は、まずは骨を正しい位置に固定することが大切です。

とは言っても素人が一体どうやって固定すればいいのか?という意見もあるかと思います。

まずは近くにある棒状のもの(お箸等)を患部に当てます。

このとき指は「痛みがない(少ない)位置」に固定しておくことが重要です。

プラーンとした状態だと骨がくっつくタイミングも遅れてしまうので、出来るだけ早く対処することが重要です。

固定する際はハンカチやヘアゴムなどで指と棒状のものを繋げておきましょう。

そのまま病院に足を運ぶと良いです。

また、もちろんですが無駄に動かしたり曲げたりするのは厳禁ですよ。

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病院ではどんな治療をするのか

骨折したと感じたら、上記の対処法に加えて、まずは「整形外科」に行くのが良いでしょう

近くに無い場合は外科でもいいかと思います。

実は骨折にも様々な種類があり、それに応じて治療方法も変化します。

こちらでは、病院に行ったらどんなことをするのかを解説していきます。

 

検査

見た目にも明らかにブラブラした指は骨折だなとわかっていても、まずは検査が必要です。

自分で捻挫だと思っても、実は骨折していたということも多いです。

確実な検査方法としてはレントゲンによる検査です。

撮影すれば一発で骨折しているかどうかがハッキリわかりますよね。

あとは触診などで痛みの具合も見て症状を判断します。

 

保存療法

上記で紹介した「患部を固定する」方法と同じで、骨折した骨を固定して自己の回復力に任せて骨がくっつくのを待つという療法です。

骨折においては一番多く使われている療法で、指に限らず足等、ほぼ全身に活用されます。

多くはテーピングして固定しますが、やりにくい場所には添え木を活用する場合もある様です。

 

手術

こちらは極端な話になりますが、複雑骨折や体重がかかりやすい足等を重症骨折した人に行われる処置となります。

指の骨折では手術の可能性は低いですが、場合によってはこういった症状になる場合もあります。

指の場合は指に針金を入れて固定する「ピンニング」という療法が用いられることが多く、指から針が飛び出している様がなかなか凄いです。

 

処方薬

薬は処方される可能性が非常に高いです。

症状によって処方される薬も違いますが、その多くは痛み止めや湿布等の炎症を和らげるものであることが多いです。

骨折は多くの症状の場合は、自己治癒力に任せるしかないところが多く(他の病気にも当てはまりますが)飲むだけで骨折を直す薬というのはありません。

骨折の痛みで夜も眠れないという人も多く、こういった処方薬を活用して痛みを和らげるのが一番の近道と言えます。

アイシングを活用してみるのもいいですね。

 

骨折したら注意するべきこと

骨折したら、日常生活においてまずは注意するべきことが多々あります。

悪化しない為に患部を守り、早い完治を目指して行きましょう。

こちらではそんな注意すべきことについて解説していきますので、ご参考くださいね。

 

入浴方法

骨折をした時は、入浴の際には患部をビニール袋で包んで濡れない様に過ごしましょう。

特に添え木や包帯等をしているときはそうした方が良いです。

また、不安な場合はお医者さんに聞いてみるのも良いでしょう。

ネットを探すと上記のような患部防水グッズなんかも販売されているので、ぜひぜひ活用してみましょう。

 

食生活

骨折中は一刻も早く完治させて不自由な生活から脱出したいですよね。

その為には炎症を促進させるような

・アルコール摂取

・辛い刺激物

の摂取は控えた方がいいでしょう。

また、喫煙も体に悪く症状を悪化させる可能で胃がありますので、控えましょうね。

 

極力安静に

患部を傷つけない為に、痛みを増さない様に、安静にしているのも完治への近道です。

特にスポーツをやっている人は「指だから大丈夫」と甘く見ないことです。

完治前に更に骨折になってしまうのは本末転倒ですよ。日常的にもあまり指を動かさない様にしましょうね。

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