みぞおちに膨張感が?膨らみがある時の原因と対処法!

みぞおちはお腹の上の中央部分で痛覚が過敏なため、強い衝撃が加わると激痛が走ることは知っている方も多いのではないでしょうか。

一方でみぞおちは神経が交差している場所でもあるので、膨張感が出る時もあるのです。

特に女性は妊娠中などに感じやすいとのことなのですが、この膨張感は一体なんなのでしょうか?

今回はみぞおちに膨張感を覚えた時の原因、対処法などについて詳しく解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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みぞおちに膨張感を覚える原因

お腹が張ったり、お腹の満腹感を常に感じる時。

それは膨張感かもしれません。

膨張感は主に消化器官系の不良で起こるのですが、膨張感の感じ方も十人十色であり、

・お腹が重い

・胃が苦しい

など原因は様々となります。

便秘になったりガスが溜まったり、ストレスが原因で膨張感を感じる人も多いです。

特に女性は生理前後に便秘などに陥りやすいので、みぞおちの膨張感を月に数回感じる方もいるのではないでしょうか?

食事方法や何らかの食材が原因でなる場合もあり、体質によって膨張感を感じやすい人も少なくありません。

原因は様々ではありますが、まずは自分の食生活や日常の生活スタイルを見直してみるのも改善のひとつと言えます。

 

みぞおちに膨張感。さらに膨らみもある?その原因と対処法

みぞおちに膨張感を感じるだけでなく、さらに膨らみがある場合もあります。

ちなみにこういった症状は、

・ガスが溜まりやす人

・姿勢が悪い人

このような人に現れやすい傾向にあります。

初期症状であれば大した問題ではないのですが、悪化するとあまり良くないので長引く様であれば、病院に行くことをおすすめします。

また、しこりの様な膨らみの場合は脂肪や老廃物が固まって出来た腫瘍かもしれませんが、しこりが良性の腫瘍だったという場合もよくあります。

ですが、もしも、

・押したら痛い

・痛くて眠れない

といったしこりができた場合は早急の診察が必要です。

また、良性の腫瘍の場合でも放置しても消えない場合もあります。

どうしても除去したい場合は痛みが無くても手術で摘出することが可能ではあります。

しかし、人によって繰り返し出来てしまう人もおり、手術にかかるお金や皮膚に手術跡が残ってしまう可能性のデメリットを考えると手術が良い方法とは言い難いかもしれません。

 

みぞおちに膨張感がある際に考えられる病気

上記では比較的初期症状では問題ない病気等も上げましたが、こちらではみぞおちに膨張感がある際に考えられる危険な病気について解説をしていきます。

膨張感の他にも併用する症状もあり、発覚しやすいものもあるので、今の自分の症状と合わせてセルフチェックしてみましょう。

 

肝臓がん

「沈黙の臓器」としても名高い肝臓はがんや不調になってもわかりにくいとされています。

状況が悪化して、ようやく発見されることも多く、見つけた時には手遅れということも珍しくはありません。

「肝臓がん」は徐々に症状が出てくると言われており、そのなかでもみぞおちの膨張感や膨らみ(またはしこり)も症状のひとつとされています。

症状の中には便秘等も含まれており、「膨張感は便秘のせいかな」と軽く片付けてしまう人もいますが、がんは早期発見が今後を左右するポイントになります。

少しでも異変を感じたら診察を受けましょう。

 

巨大結腸症

あまり耳慣れない病名かと思いますが、「巨大結腸症」はその名の通り大腸が巨大に広がってしまう病気です。

原因は大腸が正常に働かないことにあります。

それによって大腸内には便が留まってしまい、溜まった便が大腸を広げて巨大にさせてしまうのです。

みぞおちの膨張感もこれによって起こります。

お腹全体が張ってしまい、吐き気や食欲不振の可能性も出てきます。放置すると大変なことになり、危険な病気です。

 

胃炎

胃炎とはその名の通り、胃の粘膜が炎症を起こしてしまうことです。

私たちの生活習慣の中で胃炎はなりやすい病気といっても良いでしょう。

暴飲暴食やストレスで胃の粘膜がただれてしまう「胃炎」では、膨張感や吐き気を感じることもあります。

胃炎には急性胃炎と慢性胃炎がありますが、慢性胃炎になってしまうと、最悪の場合胃がんの可能性も考えられます。

ですので、日常的に適切な生活スタイルを維持して行ける様に努力しましょう。

 

子宮を主とした婦人科系の疾患

上記でも少し触れた妊婦さんに多い膨張感。

これは女性ホルモンのバランス異常が原因で、妊婦さんにはみぞおちの膨張感と共に、

・吐き気や下腹部の痛み

・眠気やイライラ

など様々な症状が出てきます。

しかし、これは妊婦さんに限った話ではなく女性のほぼ全員に言えることなのです。

生理前後や更年期障害で女性ホルモンのバランスを乱している方など、女性は何かと不調が多いのもこのホルモン異常にあるとされています。

生理がこない、痛みがひどいなどの症状がある場合は婦人科系の疾患の可能性も考えられますので、早急に婦人科に行って検査してもらいましょう。

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みぞおちに膨張感を覚えた際の対処法

みぞおちの膨張感は座ったり、眠ったりする時に何だか気になって嫌な気分になります。

そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

記でも腸もみに軽く触れましたが、こちらではみぞおちに膨張感を覚えた際の対処法について解説していきます。

場合によってはこの対処法で改善してしまうかも?

 

運動をする

みぞおちの膨張感の多くは腸や消化器官の不調だと考えるとまずは消化器官を刺激して、その働きを促してあげなければいけません。

そんな時に最適なのは運動です。

特にベリーダンスなど腰を動かすものは便秘にも効果アリとされています。

腸もみなども効果はあるのですが、張っているお腹をグイグイ揉むのは途中でやめてしまう人も多いです。

もし運動であればストレッチやウォーキングから気軽に始めることが可能です。

ネットでは便秘改善の運動方法等も幅広く紹介されていますので、気になった方は自分に適した運動を探してみるのもいいでしょう。

 

便秘に効く食品を食べる

食物繊維や善玉菌など便通をよくする成分は世の中に溢れています。

そして、食品にも豊富に含まれています。

例えば、善玉菌を含むヨーグルトや飲料は今、スーパーやコンビニでも種類豊富で気軽に購入できますよね。

ちなみに食物繊維は、

・プルーンやさつまいも

・豆類やきのこ

・ナッツ類

にも含まれていますので、ご飯のおかずにデザートにと幅広く摂取することが可能です。

料理のレパートリー不足な人も意識して食材を選べば、料理のスキルアップにも繋がるでしょう。

お子様の便秘にも安全で効果的です。

 

便秘薬を飲んでみる

上記で紹介した「善玉菌」や「食物繊維」はサプリなどで簡単に摂取もできますが、便秘においては医薬品でも発売されており、「便秘薬」を飲んだ方が早いという見解もあります。

実際、価格も風邪薬よりも安く、病院に行っても安く処方してくれます。

最近ではお菓子のようなタブレット便秘薬もあり、薬の苦さが苦手という人にも比較的飲みやすいものになっているものも多いです。

便秘の他にガス溜まり用の薬もあり、用途に合わせて膨張感を解消していくといいでしょう。

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