胃が気持ち悪いし吐き気がする!その原因と対処法を解説!
年齢を重ねる毎に衰えて行く人間の体。
若い頃はたくさん食べられたけど、ある年齢を過ぎるとそんなに食べれないことも大人になってからはしばしばあるかと思います。
胃が重く感じたり気持ち悪く、吐き気がするのも年齢ならではだと思いますが、単なる胃もたれではないかもしれません。
今回は、
・胃が気持ち悪くて吐き気がする症状の原因
・胃が気持ち悪くて吐き気がする時に考えられる病気
・胃が気持ち悪くて吐き気がする時の対処法
を詳しく解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
胃が気持ち悪いし吐き気がする原因
胃が気持ち悪くなり吐き気がする原因は複数ありますが、多いのが食べ過ぎ飲み過ぎだと思います。
生まれつき胃が弱い人もおり、一概にこれだ!とは言えませんが、
・ストレスや喫煙
・風邪などのウイルス感染
こういったことによって気持ち悪さの症状が現れることもあります。
また、頭痛薬など痛みを緩和する薬を飲んでいる人は薬が原因で気持ち悪くなっている可能性もあり、病院で言えば痛み緩和の薬に加えて、胃薬を処方してくれる所もあります。
その他にも病気やちょっとしたことで胃は不調になりやすいので、たまには体をいたわってあげるのも健康な胃を保つ為の方法と言えます。
胃が気持ち悪いし吐き気がすることで考えられる病気
胃が気持ち悪いことで病院に行く人はあまり多くないと思います。
実際、ドラッグストアで購入出来る胃薬で状態が緩和して完治する人もいますし、多くの気持ち悪い、吐き気の症状は自己治癒可能です。
しかし、場合によっては病院にかからないと行けない病気の部類に入るものもあります。
こちらでは胃が気持ち悪いし吐き気がすることで考えられる病気の症状について解説していきます。
逆流性食道炎
体内にある酸性度の強い「胃酸」は食べた物を消化することに特化しており、体内でも重要な役割を果たしますが、時に私たちの体を苦しめることもあります。
「逆流性食道炎」はそんな胃酸が胃から食道に逆流することで食道を傷つけ、炎症を起こす病気です。
正常に機能していれば胃酸は逆流しないため、食道も胃酸に対する防御機能が基本的にないため、繰り返し胃酸に晒され続けると簡単に炎症を起こしてしまいます。
胃が気持ち悪く、吐き気をもよおす症状に加えて、
・食欲不振や睡眠障害
・気分の停滞
といったの症状も引き起こすとされています。
また、1度発症すると生活スタイルを改めない限り、再発の可能性も高いので、注意が必要な病気でもあります。
胃腸炎
名前の通り「胃」と「腸」が炎症している病気が「胃潰炎」です。
症状は、
・胃が気持ち悪い
・吐き気
・下痢や腹痛
といった症状が現れて、かなり辛い状態になる可能性が高いです。
「逆流性食道炎」では胃酸が原因で炎症を引き起こしますが、「胃腸炎」は主にウイルス感染が原因で起こります。
幼児から年配の方まで様々な年齢層が発症する可能性があり、「食中毒」も胃腸炎の一種とされています。
ウイルス感染の原因は毒キノコや寄生虫を口にしてしまったことや化学物質(水銀やヒ素など有毒のもの)などの有毒なものを体内に含んでしまったことで起きます。
しかし、洗ってない手で掴んだ食べ物からも感染の可能性も充分に考えられます。
帰宅したら、まずは手洗いうがいが重要なのはこの項目を見ても明らかでしょう。
胃がん
慢性的な胃の気持ち悪さや痛みがある場合は「胃がん」の可能性があります。
胃がんは初期症状が「なんだか胃が気持ちわるいな〜」といった軽い感じなので、いつもの胃痛と勘違いしてしまい発見が遅れてしまいがちなことでも有名です。
また、年齢を重ねれば重ねる程発症のリスクも上がり、50代以上はリスクが非常に高くなると言われています。
胃がんは、
・吐き気やゲップが出る
・胸焼けや消化不良
・お腹が張っている様な気がする
といった初期症状があり、多くが当てはまる人は要注意です。
血便や黒便が出ることもあります。
日常生活では、
・暴飲暴食で野菜を食べない人
・喫煙家の人
・慢性胃炎を発症している人
・ピロリ菌に感染した経験がある人
これらの人は発症しやすいので、1度病院へ検査しに行くのもいいでしょう。
胃酸過多
名前の通り胃酸が必要以上に分泌されてしまうことを「胃酸過多」と言います。
・ストレスや暴飲暴食
・早食いや喫煙
など胃に負担がかかることが原因とされています。
胃が気持ち悪いことや吐き気の他に、
・喉の奥が酸っぱい
・食欲不振やゲップ
・口からの悪臭
といった症状が挙げられます。
1度発症してしまうと、なかなか完治するのも難しく、癖になってしまう可能性もあります。
病院で薬を処方してもらい、早期の治療をすることで大きな病気になる可能性が減らせますので、違和感を感じたらすぐに病院に行きましょう。
スポンサーリンク
胃が気持ち悪いし吐き気がした時の対処法
胃が気持ち悪い、吐き気がする時、「病院に行く程じゃない」と思われる方も多いでしょう。
あまりに悪い状態が長引く場合は病院へ行くことをおすすめしますが、その前に少しでも完治に向かう為に対処法を試しておきましょう。
こちらでは簡単に出来る胃が気持ち悪いし吐き気がした際の対処法について解説していきます。
食事を胃に優しい物に切り替える
日常的に食べ過ぎ飲み過ぎを繰り返していませんか?
胃の不調を訴える人の多くは日常の食生活があまり良くない場合があります。
揚げ物やアルコールは美味しいですが、胃が不調と感じたらそれらはまずは食べるのをやめましょう。
炭水化物ならば、おかゆやにゅうめん、ササミや魚類でタンパク質を摂れば充分に栄養バランスも整えられます。
栄養バランスの良い食事を心がけ、よく噛むことで胃への負担をかなり減らせます。
今まで暴飲暴食を繰り返していた人は試しに胃に優しい食生活を始めてみませんか?
ストレスフリーな生活を
胃の不調の原因にもなるストレスや過労は体全体にも大きな影響を与えます。
胃が悪くなったことで食が進まないのも栄養バランスが整わず、更なる体調不良に繋がりかねません。
ストレスレスになることで、胃の不調から解放される人も少なくはありません。
・動物と触れ合う
・アロマを試す
・運動をしてみる
といったことをしてみても良いかもしれません。
ライフスタイルに合ったストレス解消方法を見つけて、健康的な胃を保ちましょう。
胃薬を飲んでみる
病院に行くことでも胃薬は処方されますが、近年ではドラッグストア、薬局で気軽に入手可能なこともあり、試してみるのもいいかもしれません。
ただ、慢性的な胃炎などを市販薬で一時的に治しても意味はありませんので、注意が必要です。
完治を望むのであればこういった方法ではなく、病院に足を運び、適切な処置をしてもらう方がいいでしょう。
また、市販薬でも自分に合う合わないが出てきますので、少しでも合わないと感じたら即飲むのを止めましょう。
安静にする
胃痛においても、常に痛い訳ではなく波が来るときもあります。
激しい胃痛で動けなくなる人もいるかと思いますが、そういったときは無理をせずに安静になりましょう。
通勤途中や移動中は立っているのが辛い場合は座ってみたり、寝れる状態にある場合は我慢せずに寝ましょう。
正しい姿勢というのはなく、あくまでも自分は楽だと思える体制で。
ベルトやボタンなど締め付けるものを外しておくのも良いでしょう。
吐き気がする場合は飲みのもなどを飲んで、吐き気を抑えるのもいいでしょう。
水や炭酸、なんでもいいでの貴方が飲んで楽になるドリンクがいいですよ。