まぶたが内出血した?その原因と治し方を分かりやすく!

こけた時や、強くぶつけた時にできる内出血。

その内出血がまぶたにできているとびっくりしてしまうだけでなく、目立つところですから外出もためらってしまいます。

今回は、

・まぶたが内出血を起こしてしまう原因

・まぶたが内出血を起こした時の治し方

・まぶたに内出血を起こさないための予防法

といったことについて解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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まぶたが内出血する原因とは?

皮膚の下で血管が破れてしまう内出血。

まぶたは皮膚が薄いので、内出血するとひどく見えてしまいます。

まぶたに内出血ができるのは、どのような原因があるのでしょうか?

 

眼窩底(がんかてい)ふきぬけ骨折

眼窩底ふきぬけ骨折はまぶたに内出血ができる時、ぶつけたなどの衝撃で血管が破れて皮膚の下に血が溜まっていることが原因で起きてしまいます。

内出血があっても、目の見え方に異常がなければ、心配はないのですが、物が二重に見える時は注意が必要です。

眼窩という目玉が入っている器のような骨が骨折している可能性があります。

すぐに病院を受診して、適切な処置を受けましょう。

きちんと処置を受けないと後遺症が残る可能性があるので気を付けてください。

 

膠原病(こうげんびょう)

膠原病とは免疫機能に異常が起きる病気です。

体を守るはずの免疫機能が異常を起こし、自分自身を攻撃してしまうのです。

膠原病にはいろいろな症状がありますが、その中でも皮膚に紅斑や紫斑ができることがあり、紅斑や紫斑がまぶたにできることもあるのです。

それが、内出血に見えことがあります。

他にも、

・関節痛や腱鞘炎

・発熱や筋肉痛

・筋力の低下

などの症状がでることがあります。

 

怒責性紫斑(どせきせいしはん)

静脈の血圧が急激に上がって、毛細血管に負担がかかり、血管が破れてしまって内出血が起こるのが怒責性紫斑です。

まぶたはや目の周りは血管が破れやすく、怒責性紫斑が起こりやすい場所になっています。

咳や嘔吐が続いた時、分娩時などに起こりやすいほか、便秘の人がトイレで力を入れた時に起こることもあります。

血圧が急上昇するということは、心臓に負担がかかるということですから、怒責性紫斑を繰り返す方は注意が必要です。

 

まぶたが内出血した時の治し方は?

まぶたに内出血ができてしまうと、自分が心配になるだけでなく、目立つので周りからも心配されてしまって気になってしまうことも多いでしょう。

まぶたに内出血が起きた時はどのようにすればいいのでしょうか?

まぶたに内出血が起きたときの治し方について解説していきたいと思います。

 

冷やす

内出血ができたら、すぐに冷やすことが大切です。

これ以上内出血が広がらないようにするとともに、炎症を抑えることができます。

まぶたは敏感な部分ですので、直接氷をあてるのではなく、タオルやガーゼなどで氷を包んで、皮膚に刺激を与えないようにしましょう。

冷やし過ぎには注意してください、炎症や熱がなければ長時間冷やす必要はありません。

 

温める

炎症や熱がない場合は、温めることで血行がよくなり内出血の回復を早めてくれます。

蒸しタオルを目の上にのせると血行がよくなり、目の周りの筋肉がほぐれるので、効果的です。

ただし炎症や熱がある場合は、温めると悪化する可能性があるので、気を付けてください。

 

食べ物で栄養補給

カツオやレバー、小松菜、ほうれん草などの、鉄分を多く含んだ食べ物。

レモンやイチゴ、ブロッコリーなどビタミンCを多く含んだ食べ物を摂取することで、血行がよくなり、内出血の回復を助けてくれます。

まぶたの内出血を少しでも早く治したいと思ったときは、ぜひ試してみてください。

ただし、物が二重に見える、腫れや痛みが激しい時はできるだけ早く病院を受診することをおすすめします。

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まぶたが内出血を起こさないように予防する方法

見た目にも良くないので、できてほしくないまぶたの内出血、予防するための方法はないのでしょうか?

まぶたにできる内出血の予防方法について解説していきます。

 

眼窩底ふきぬけ骨折の予防方法

眼窩底ふきぬけ骨折は、予期せぬ事故などで起こることが多いので、予防するのはなかなか難しいのです。

しかし、

・野球やラグビー

・バスケットボールや格闘技

などのスポーツをしている人は特に注意が必要です。

物が二重に見えたり、眼球運動に問題が出ることがあるので早めに病院を受診しましょう。

眼窩底ふきぬけ骨折自体は予防することが難しいのですが、その後の後遺症は予防することができます。

そのためには、早めに病院に行き、適切な処置を受けることが大切です。

眼窩底ふきぬけ骨折の後遺症で考えられるのは、物が二重に見える。

眼球運動に問題が出るほかに、

・視力の低下

・顔のしびれ

・顔が歪む

といった症状です。

適切な処置をして、リハビリをすることで後遺症を予防することができますので、必ず病院を受診してください。

 

膠原病の予防方法

膠原病は体質や環境、免疫の異常などが関係していると考えられています。

体質というのは、生まれ持ったもので、予防するのは難しいです。

しかし環境は変えることができますので、しっかりと予防していきましょう。

まず気を付けてほしいのは、日光に当たりすぎないようにすることです。

紫外線は膠原病の原因と考えられますので、注意しましょう。

次に、

・細菌やカビ

・ウイルスなどの感染症

といったものも膠原病の原因だと考えられます。

感染症の予防には、うがい手洗いをして、感染しないようにすることのほか、健康的な食事としっかりと睡眠をとることで、免疫力を高めることが大切です。

そして、冷えやストレスも原因になります。

冷えやストレスの解消には温かいお風呂に入ることや、体を動かすことがおすすめです。

ストレスを解消することで、血流もよくなり冷えの解消にもつながりますので、リラックスしてストレスを溜めない生活をしましょう。

またアルコールやたばこも控えた方がいいでしょう。

怪我や手術、妊娠や出産なども原因の1つですが、これらは予防することが不可能です。

 

怒責性紫斑の予防方法

怒責性紫斑を予防するためには、目の周りの筋肉や血管を柔らかくしておくことが大切です。

普段から目を使う仕事をしている方は目が疲れて、筋肉や血管が硬くなり、血流が悪くなっていることが多いのです。

そのため、静脈の圧が上がった時に、血管が破れやすくなってしまいます。

パソコンやスマホを見るときは、1時間仕事をしたら10分休む。

目が疲れたら遠くを見たり、ぎゅっと目をつぶる。

蒸しタオルを目の上にのせるなどして、目に疲れが溜まらないようにしましょう。

また、目の周りを優しくマッサージするのもおすすめです。

目の周りはデリケートなので、強くこすらないように気を付けましょう。

力を入れすぎないように優しくマッサージするのがポイントです。

そして、ストレスを溜めないことも重要です。

ストレスが溜まると血流が悪くなり血管が弱くなってしまうだけでなく、ストレスが溜まることで、ぐっと力が入ってしまい静脈の圧を上げる原因となってしまいます。

できるだけストレスをためないよう、上手に発散する方法を見つけておきましょう。

大きな声で歌ったり、スポーツで汗をかいたり、テレビを見て笑ったりすることで、ストレスを発散することができますので、自分の好きなこと、夢中になれることを思いっきり楽しみましょう。

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