足の裏の皮がむける!痛い時やかゆい時の原因と対処法!

足のトラブルに悩む人って意外と多いのですが、場所が場所なだけに、周りに相談しにくくて悩んでいる人も意外と多いものです。

中でも、思いつく理由がないのに、足の裏の皮がむけたりすると、「これって何が原因?」「もしかして、水虫?」と、急に不安になってしまったりしませんか?

でも、その症状の原因がどこにあるのかがわからなければ、対処法を見つけるのはとっても難しいのです。

そこで今回は、

・足の裏の皮がむけてしまったときの原因

・足の裏の皮がむけてしまったときの対処法

といったことについて解説していきます。

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足の裏の皮がむけた時にかゆみがある時は?

足の裏の皮がむけて痛みがあるという場合には、何らかの病気が原因となっていることが考えられます。

 

その原因は水虫かも?

かゆみを伴う症状であれば、水虫が原因となっている可能性があります。

 

●水虫とは?

水虫は、白癬菌(はくせんきん)が原因で起こります。

 

●水虫の主な症状とは?

水虫の症状には、段階によって異なります。

 

■水虫の初期症状

水虫の初期症状では、かゆみの症状が強くみられるようになります。

症状が進行すると、足の裏や側面に、細かな水ぶくれが見られるようになります。

 

■さらに症状が進行すると…

かゆみや水ぶくれの症状が進行すると、皮がむけてきます。こ

れは、かゆみによって掻いてしまったり、患部がふやけてしまうことによって皮がむけてしまうことが原因だと考えられます。

 

水虫が出来る原因は?

水虫が出来る原因には、白癬菌が関係しているのですが、足の裏に白癬菌がついただけでは水虫を発症することはありません。

水虫が起こるためには、次のような条件が重なったことが原因にあると考えられます。

・温度が15℃以上になる

・湿度が70%以上になる

といった条件が重なると、白癬菌は急激に増加します。

 

●白癬菌が増殖してしまう要因

白癬菌が増殖し、水虫となってしまう要因には、

・長時間靴下や靴を履きっぱなしの状態が続く

・同じスリッパを長時間履き続ける

といったものがあります。

 

水虫が出来たときの対処法とは?

水虫が出来たら、できるだけ早く治療を開始することが大切です。

症状によっても対処法には違いがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

●まずは足を清潔に保とう

水虫の原因となる白癬菌を増加させないことが、何よりも大切になります。

そのためにも、こまめに靴を脱いだり、靴下を履き替えるように心がけるのがおすすめです。

 

★お風呂のマットには注意

同居する人がいる場合、お風呂のマットが原因で家族に水虫がうつってしまうことがあります。

れは、足の裏についた白癬菌がマットに付着し、これを同居人が直接踏んでしまうことによって、白癬菌が同居人の足についてしまうからです。

二次感染を防ぐためにも、足の裏に直接触れる物には十分に気を付けるようにしましょう。

 

●初期症状の段階で治療を始めよう

水虫になったことが周囲に知られてしまうのは、恥ずかしいと思うかもしれませんが、そのままで放置すれば、さらに症状が深刻化し、完治までの時間も余計にかかってしまいます。

ですから、水虫が疑われるような症状が現れたら、すぐに治療を始めるということが大切です。

 

●専門医に相談する

最も効果があるのは、症状が出た段階で専門医に相談することです。

水虫といっても、症状や種類は様々あり、それによって原因も異なります。

水虫が起こる原因がわからなければ、症状を改善することは難しいですし、誤った判断をしてしまえば、治療を行っても効果が出なかったり、治療に時間がかかることがあります。

出来るだけ短時間に完治するためにも、速やかに専門医に相談し、適切な治療を受けるということが大切になります。

 

●市販の治療薬を試してみる

専門医に相談したくても、近くに病院がなかったり、通院のための時間が確保できないなどの理由から、病院を受診することが出来ないこともあります。

こういう場合には、まずは市販の治療薬を使って、症状の進行を少しでも食い止めるということも必要になります。

市販されている治療薬の多くは塗り薬ですが、自分で治療が続けられるため、継続して治療を行うことが出来るというメリットがあります。

最近では、インターネットでも、水虫の治療薬を購入することが出来ます。

 

実は水虫でも痛みが起きることがある

激しいかゆみが辛い水虫ですが、実は、水虫が原因で痛みが起きることがあります。

 

痛みを伴う角質増殖型水虫

水虫にはいくつかの種類があるのですが、その中でも痛みを伴う場合は、角質増殖型水虫である可能性があります。

角質増殖型水虫は、水虫の症状が進行することが原因によって起こります。

白癬菌の増殖によって強い痛みが起こると、かゆみを抑えるために、強い力で皮膚を掻いてしまいますよね?

こうすると、かゆみが起こった部分の皮膚が傷ついてしまいます。

この傷から細菌が体の中に入り込み、足だけでなく、体全体へと広がっていきます。侵入してきた細菌と体内の免疫物質が戦うことによって、身体には様々な症状が起こります。

この時の症状には、痛みが含まれます。

ただし、角質増殖型水虫は、痛みだけでなく、高熱やリンパが腫れなどの合併症を引き起こすこともあります。

こうなると、最悪の場合は入院治療が必要となります。

 

角質増殖型水虫の対処法

合併症を引き起こすまで症状が進行した場合は、速やかに専門医の治療を受ける必要があります。

この時、水虫の治療だけでなく、感染症の治療も並行して行われます。

 

●症状を深刻化させないための対処法とは

角質増殖型水虫は、水虫の初期症状が現れた時に、適切な治療を行っていなかったことが原因の1つとして考えられます。

ですから、最も大切なことは、水虫の症状が出た時点で、速やかに何らかの対処をすることにあります。

それ以外にも、次のようなことに気を付けることで、角質増殖型水虫の対処法となります。

 

■ストレスをためない

過剰なストレスは、免疫機能を低下させてしまいます。

免疫機能が低下してしまうと、身体に細菌が侵入してきた時に、抵抗できなくなってしまいます。

なにしろストレスは、万病の元とも言いますから、普段からストレスに対する対処法をみにつけておくことが大切です。

 

■持病の治療

糖尿病などの持病を持っている場合は、健康な人と比べて水虫に感染しやすい傾向にあります。

 

■足を清潔に保つ

白癬菌は、温度15℃以上、湿度70%以上になると、急激に増加していきます。

これを防ぐためにも、普段から足を清潔に保つように心がけることが必要です。

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足の裏の皮がむけても、痛みやかゆみがない時は?

足の裏の皮がむけるのに、痛みやかゆみがない時には、一体どんなことが原因だと考えられるのでしょうか?

 

その原因は多汗症のせいかも?

イボやかゆみがないのに、足の裏の皮がむけるときには、多汗症が原因である可能性もあります。

多汗症は、体温の上昇とは関係なく大量の汗が出てくることをいいます。

多汗症には、大きく分けると、全身で症状がみられる「全身性多汗症」と、身体の一部分で症状がみられる「局所性多汗症」に分けられます。

 

■足の裏と関係がある多汗症とは

足の裏の皮がむけることに関係があると考えられる多汗症には、足蹠(そくせき)多汗症があります。

これは、足の裏の汗腺から大量に汗が出るのが特徴です。

 

●多汗症が原因でどうして皮がむけるの?

多汗症であれば、皮膚の乾燥とは無縁なはずなのに、足の裏の皮がむけるというのは、どうもよくわからないという人も多いのではないでしょうか?

たしかに、皮がむけるときには、皮膚の乾燥が主な原因として考えられます。ただし、多汗症の場合には、大量に汗をかくことによってあせもが出来てしまうことが、原因となってます。

足の裏は、普段から靴や靴下によって、常に汗をかきやすい状態になっています。そのため、肌が露出している部分と比べても、あせもが出来やすいです。

このあせもが、靴や靴下を脱ぐときに、一緒にめくれてしまうということがあります。これが、足の裏の皮がむける原因だと思われます。

 

●多汗症の対処法はある?

多汗症は、様々なことが原因となっておこるものです。

過度の緊張によって多汗症となることもありますが、これも、精神疾患というわけではありませんので、根治治療はありません。

また、その他の原因についても、症状によってさまざまなことが考えられますから、根本的な原因がどこにあるのかを調べるには専門家に相談するしかありません。

症状がどうしても気になる場合は、多汗症の専門医に相談するようにしてください。

 

ただの自然現象かも?

イボやかゆみがないのに、足の裏の皮がむけてしまう場合は、病気が原因ではなく、ただの自然現象であるということも考えられます。

そもそも、皮膚は、ターンオーバーによって、常に、新しい皮膚が生まれてくるようになっています。

これは、足の裏であっても同じことが言えます。

ただ、足の裏の皮は、他の部分と異なり、分厚いため、自然に皮がむけてくるとなると、不安に思うことは当然のことです。

 

●気になる時の対処法

そもそも痛みやかゆみがないのに皮がむけるというのは、自然現象ですから、不必要に不安になる必要はありません。

ただし、乾燥がひどくなれば、ひび割れを起こしたり、場合によってはひび割れした部分から出血が見られることもあるでしょう。

そんな時は、しっかりと保湿してあげるようにしてください。

足の裏を清潔に保つことを心がけ、適度に潤いを与えるようにすれば、ひび割れや出血も見られなくなるはずです。

 

■足の皮がむける時におすすめのセルフケアグッズ

これ以上皮膚トラブルを起こさないためにも、普段のセルフケアは大切です。

周りの人に知られる前にこっそりケアするなら、こんなセルフケアグッズを使ってみるのもおすすめです。

 

まとめ

足の裏の皮がむけるとなると、どうしてもその原因に不安を感じるかもしれませんが、原因によっては、すぐに治療が必要なものもあります。

症状があらわれたときこそ、治療のタイミングです!まずは、誰かに相談するところから始めてみてくださいね。

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