口の中の皮がむけるし痛い!その4つの原因と対処法5つ!

 口の中の傷は、やけどや食事の際に傷を付けてしまったというケースが多いのですが、実はそれ、病気かもしれません。

今回は口の中の皮がむけて痛い場合の原因と対処法を詳しくお伝えしていきます。

では、早速見ていきましょう。

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口の中の皮がむける原因

この記事を書いている私自身、口の皮がむけることが良くあります。

大抵は口内のやけどだったりするのですが、ベロンとむけた皮を無理矢理はがすのも気が引けるし、だからといって口内だし薬を塗る訳にもいかず、ただただ回復を待つのみでした。

しかし、調べてみると口の中の皮がむけるのは何もやけどだけではないようで、病気の可能性も考えられます

ウイルス性のものもあり、放っておくのは危険です。

 

口の中の皮がむけることが原因で考えられる病気

口の中の皮がむけることで考えられる病気はそんなに多くはありませんが、

・口内炎

・やけど

・口腔カンジダ

・症天疱瘡(てんぽうそう)

多くの人はこの4つの病気の可能性が考えられます。

口内炎ややけどは意外と、重傷化するものもあるそうです。

また、人から人への感染でなるカンジダは何もデリケートゾーンのみに出来る物ではなく、意外にも口の中にも出来るものがあります。

それでは、下記からは4つの病気を1つづつ解説して行きましょう。

 

口内炎

口内の粘膜が炎症を起こして起きるのが、口内炎です。

なり易い人もいるのではないでしょうか?

実は口内炎には種類がありまして、

・風邪などのウイルスに感染して発症するウイルス性口内炎

・歯の矯正器具などが当たって発症する潰瘍性口内炎

・喫煙者に起こりがちなニコチン性口内炎

など様々です。

口内炎になった場合、傷口から外部のウイルスに感染しやすくなります。

その為、本来は軽い口内炎は二次感染で悪化した場合も見られるので、注意が必要なのです。

最低でも2週間、口内炎が治らない場合は二次感染の可能性が考えられますので、耳鼻咽喉科や口腔外科などに足を運ぶのが一般的なので、医師の診断を受けましょうね。

 

やけど

熱い食べ物、飲み物を口に含んだ場合になりがちな人が多いですね。

多くはヒリヒリしただけで終わりますが、皮がめくれたり、水ぶくれが出来て赤くなる人も

ツラい状態ですが、原因がやけどなので病院に行く前に

・氷を舐める

・冷たいもので冷やす

ことをおすすめします。

多くの場合は3日程で気にしない程度にまで治るのですが、悪化を防ぐために一番重要なことは、熱い物を口に含む場合は気をつけるということです。

 

口腔カンジダ症

意外にも口内にも出来るカンジダは感染での発症の可能性もあるのですが、体内の菌が減ることにより感染してしまうことがあります。

例えば、

・風邪やニキビ治療に使う抗生物質

・手術に使う抗生物質

これらのせいで体内の菌を減らしてしまう可能性もあるので、抗生物質を貰う際には注意が必要です。

また、口腔カンジダ症になった場合は口内の皮がむけ、口内にカビが生えた様に白くなります。

口の中全体にピリピリとした痛みが広がるので、見た目や症状も特徴的です。

歯磨きを日常的にしない人もかかり易い可能性があるので、口内は常に清潔に。

食後の歯磨きなどはかかさないようにしましょうね。

 

天疱瘡(てんぽうそう)

聞き慣れない病名に首を傾げる人もいるかと思います。

天疱瘡(てんぽうそう)は今回紹介する中でも1番恐ろしい難病指定されている病気です。

その症状は

・口内に水疱が出来る

・口内がただれる

といった症状が現れます。

発症した際はまさに口の中がボロボロ状態で、その異常さから症状が出たらまずは病院に行くことを強くおすすめします。

原因がはっきりしておらず、自分の体内でできる抗体が自らを攻撃する抗体を作ってしまうのが原因と言われているのですが、何故その抗体が作られてしまうのかは謎な為、難病とされています。

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口の中の皮がむけたらやるべき対処法と予防法5つ

口の中の皮がむけたら、まずはその前後のことや今の状況を考えてみましょう。

・熱いものを口にしたのか?

・風邪をひいているのか?

・不規則なな生活をしていましたか?

それぞれ状況により、皮がむけた原因も絞れて、対処の仕方も違ってきます。

しかし、上記で紹介した口腔カンジダ症などは事前の予防法で発症のリスクを減らすことも可能です。

日常的に出来る物ばかりなので、下記では口の中の皮がむけたらやるべき対処法と予防法をくわしく紹介していきますね。

 

歯磨きを日常化する

口内は清潔で保たれているという人もいますが、口内は外部からの侵入も受け易く、非常にもろい場所です。

しかし、常に清潔に保つことで、病気のリスクを抑えることが出来ます。

一番日常化しやすいのが歯磨きをすることです。

歯の歯石や歯につまったカスなど、それだけでも口内に留まっている外部からきたものは有害です。

毎食後、歯磨きを心がけてみるとよいでしょう。

特に気にしていない人でも口臭など、他に人は意外と気になる部分って多いものなのです。

今まで歯磨きをあんまりして来なかった人はこれを機会に是非行ってみてくださいね。

お昼や朝は無理という人でも、上記のような液体歯磨きを使って、素早く口の中に残った物を吐き出すだけでも全く違ってきます。

日常的な歯磨きは健康はもちろん、意外な効果も得られる可能性があるかもしれませんよ。

 

免疫力をつける

口腔カンジダ症や口内炎に言えることなのですが、免疫力が低いとこれらは起こり易い病気になります。

しかし、免疫力って具体的にはどうしたらいいのかとお悩みの方もいますよね。

答えは簡単です。

代謝を上げ、健康的な生活を送るのです。

代謝を上げるには運動はもちろんですが、日10分浴槽に使って体を温めるだけでも代謝促進効果があります。

体温を1℃上げるだけでも基礎代謝は倍以上になるというので、気軽に出来るかと思います。

食事もコンビニなどの出来合いのお弁当でもいいのですが、出来ればサラダなどを添えて積極的に野菜をとり、バランス良い食生活を目指しましょう。

足りない栄養素はサプリで補うのも1つの手です。

特にビタミンCは美肌効果もあり、健康に欠かせない成分なので、女性にもおすすめで。

 

乾燥にも気を使おう

冬場など、乾燥しがちな時期は特に気を使って欲しいのが乾燥予防です。

口内は乾燥すると菌が繁殖し、清潔な状態にあるとは言いがたい状況になります。

よく、起き抜けの口内は菌の温床と言われるのは、ほぼ口内の乾燥が原因です。

しかし、一概に口呼吸するな!

とは言いがたいので、対策としては寝る際に部屋を加湿し、さらにマスクの着用をすることで乾燥も防げます。

近年では口呼吸防止のテープなんかもで購入可能なので、そういったものを試してみるのも手かもしれません。

 

口の中を冷やす

上記でも上げたやけどの際にして欲しい対策法です。

ヒリヒリ痛いやけどには氷を舐めることをおすすめしたいですが、家にいない場合はやりづらいかと思います。

そんな人は、

・冷たい水を口に含む

・冷やしたゼリーなどを食べる

こういったことで、やけどした箇所が冷やされていいかもしれません。

冷感のキャンディーなどを食べるのもおすすめですが、やけどした箇所に負担が無い様に舐めてくださいね。

 

刺激を与えるものは食べないようにする

ツラい口内炎になった場合、口内が傷ついている時にあえて傷口をえぐる様な食品は厳禁です。

えば、

・辛いものや塩っぽさが強いもの

・揚げ物や固めのパンなどチクチクしそうなもの

は口内に傷があるうちは避けた方が無難でしょう。

変に傷を広げると、口内炎の二次感染の危険などもありますので、痛いうちはできるだけ遠慮してくださいね。

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