舌の横側が痛い原因と対処法!口内炎やできものが原因の場合も?
私たちの口内は外から来るウイルスはもちろん、内部の細菌により体に様々な悪影響を生み出す可能性があります。
しかし、人間が息をしたり、食事を摂る上では避けようも無い出来事もあります。
口内の疾患でおこりやすいものといえば、口内炎やできものです。
一生のうちで一度はなる可能性が高く、なりやすい人も多いのではないでしょうか?
口内の至る場所に出来、舌に出来る口内炎もありますよね。飲食の際に刺激があり、痛みを誘発させてしまった経験もあるかと思います。
今回はそんな口内炎やできものにもスポットを当てて、
・舌の横側が痛い時に考えられる原因
・舌の横側が痛い時に考えられる病気
・舌の横側が痛い時の対処法
といったことについて解説をしていきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
舌の横側が痛い原因とは?
上記でも挙げた様に口内は菌の温床と言っても過言ではありません。
そのため、舌も含め再近眼線が原因で舌の横側が痛い可能性は非常に高いです。
例えば、
・デリケートゾーンに出来るカンジダ菌
・口内にできるヘルペス
はウイルスによるものです。
なので、この2つの病気は自分以外の人に感染する危険性があるので、
・食べ物をシェアする
・キスをする
などの行為は基本的にNGです。
また、ウイルス感染以外にも舌の横側が痛くなる直前に金属の入れ歯を入れた人は金属アレルギーの可能性があります。
その他にも舌が痛くなる病気も世の中には多数あり、詳しい原因は病院で診察および検査をしてみないと分からない場合も多くあります。
舌の横側が痛いのは口内炎またはできものが原因?
舌の横側が痛い時に真っ先に疑うのは口内炎だと思います。
口内炎は老若男女誰にでも出来やすく、粘膜がウイルスや細菌に感染することで発症します。
基本的には、
・ビタミンや鉄分不足
・生活習慣の不規則さ
が原因となっております。
なので、
・サプリを摂取する
・規則正しい生活を送る
といったことで症状は緩和しますし、口内炎で病院に行くという人もそう多くはないと思います。
しかし、診察を受けることで薬の処方や現代ではレーザー治療もあります。
基本的に早く完治するでしょう。
一方、舌の横側が痛い原因が口内炎ではなく「できもの」の場合。
こちらも様々な理由が考えられられますが、一番恐ろしいのは「舌癌」です。
その名の通り舌の癌で、舌に大きなできものができます。
舌を噛む癖がある人は舌癌の直接的な原因ともなり得るので注意が必要です。
舌はおできやいぼ、強く噛んでしまって血豆が出来てしまう場合もあり、大変傷つきやすい場所です。
病気が原因で口臭悪化することが病気を知らせるサインにもなるので、注意してみてください。
舌の横側が痛いことで考えられる病気
上記でも解説しましたが、舌の横側が痛いことで考えられる病気は様々あります。
これらは年齢関係なく、私たちに忍び寄ってくるもので決して油断出来ない物です。
こちらでは上記に挙げていない知られざる舌の横側が痛いことで考えられる病気について解説していきます。
舌痛症
舌が燃える様にヒリヒリ痛いとされる「舌痛症」は主に40代からの更年期の女性に起こりがちな病気です。
できものが出来ていたり、口内炎の様な症状は無く、ただひたすらに舌が痛いというこの病気。
痛いのは主に横側の左右どちらかとされており、他人から見たら見た目が通常なので異常が発見しにくく、研究途中の病気であるため、正確な治療法や原因は発見されていません。
しかし一説によると、ストレスが原因で発症している可能性が高いとされています。
あまりの痛みに睡眠障害になる人も少なくないのですが、舌痛症は何故か食事中等口を動かしている際には痛みが緩和します。
そのため、患者さんの中にはガムや飴を食べるのを欠かさないという人もいます。
口腔乾燥症
その名の通り「口腔乾燥症」はお口の中が乾燥しているドライマウス状態にあることです。
口内は乾燥していればしている程、細菌の繁殖が増えるとされており、冬に風邪が蔓延しやすいのも空気が乾燥しているためです。
通常、口が乾燥しているだけで舌の横側が痛くなることは考えにくいでしょう。
しかし、重度の口腔乾燥症になると乾燥のため舌が切れてしまい、その傷口からウイルスが侵入して炎症を起こす可能性が高くなります。
・味覚障害や口臭の悪化
・滑舌の悪さ
といった症状が出てくる可能性もあります。
口が乾燥してしまうのは生活習慣や体質の問題で完璧に管理して完治するのは難しいですが、マスクをしたり、頻繁にうがいなどをしてみることで緩和することは可能です。
なので、お悩みの方は是非お試しくださいね。
シューグレン症候群
「シューグレン症候群」は難病指定もされている病気で舌痛症と同じく、40代からの更年期の女性に起こりがちな病気です。
その原因は免疫疾患で主な症状はドライアイやドライマウスなど乾燥に悩まされることが多く、乾燥によって免疫力の低下やアレルギーの症状が出ます。
ドライマウスは虫歯を引き起こす場合もあり、激痛があるような病気というよりは細かい症状が多々出ます。
その他にも、
・疲労感や倦怠感
・記憶力低下や集中力の低下
などが挙げられています。
現時点での完治は難しく、治療法としては目や口等の乾燥緩和など重点的に行っており、乾燥するようなこと(熱いお風呂に入ることやエアコンなど除湿機能がある機器の使用を控えるなど)は基本的に良くないとされています。
基本的に唾液や涙等の粘膜も減少するので、様々な治療法が試されます。
患者さんの中には日常生活を普通に過ごしている人もおり、周囲や自身による病気の理解や正しい治療を行い、病気と上手に付き合って行くことが重要です。
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舌の横側が痛いときの対処法
舌の横側が痛いとき。激しい痛みを伴うことは稀な例かと思いますが、チクチク地味に痛いのもなかなか辛いですよね。
完全なる完治は病院に行くのが一番の近道ですが、こちらでは舌の横側が痛いときの対処法を解説していくので、ぜひお試しください。
ストレス緩和
口内炎や一過性のできものの原因のひとつにストレスや過労もあげられています。
ストレスや過労は今回解説した症状以外にも、様々な病気の原因にもなり得ます。
特に自律神経や免疫疾患に密接に関係しています。
ストレス緩和の方法は一概にこれをやろう!
とは言い難いのですが、自分の好きなことをやってみるのはどうでしょうか?
また、寝る前のリラックスなども充分効果的です。
自分に合ったものを探してみましょう。
サプリを飲んでみる
上記でも解説した口内炎はビタミンや鉄分が不足していることで引き起こります。
食生活が偏っていたり、不規則なライフスタイルはそれだけで口内炎だけでは済まない問題になりかねません。
近年ではドラッグストアやスーパーなどでも気軽にサプリが手に入ります。
通販等では種類も多数ありますので、選ぶ幅も広がりますね。携帯も楽なので、試しに飲んでみるのも悪くないですよ。
薬で一時しのぎ
口内炎や口の中のできもの用の薬がドラッグストアでも気軽に手に入ります。
飲み薬はもちろんですが、患部に直接塗る物もあります。
日常的に出来やすい人はすでにお世話になっているのではないでしょうか?
病院で処方してもらった際も似た様な薬が処方されますので、一時しのぎとはいえど、そのまま完治してしまう可能性もあります。
しかし、薬には体質に合う合わないのもあるので、不安な方はドラッグストアで購入するのではなく、お医者さんと相談のうえ、正しい物を処方してもらいましょうね。