唇の荒れが治らない原因!早く治すにはどうする?
唇の荒れが気になると、せっかくのメイクもなんだかいまいち決まらないということがありませんか?
特に、女性にとって唇は、魅力をアップさせる大切な部分。
ふっくらと柔らかい健康的な唇は、それだけで魅力的に見えます。
また男性の場合でも、唇が荒れていない方が女性からの印象はきっと良いはず。
そこで今回は、気になる唇の荒れが治らないときに知っておきたい、その原因と対処法についてまとめて解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
唇が荒れる原因っていったい何なの?
唇が荒れていると感じるとき、唇の様子をよく観察してみると、表面がかさかさしていたり、ひびが入っていたりします。
唇の荒れを感じていないときであれば、いろいろな角度に唇を動かしたとしても痛みを感じることはありません。
しかし、唇が荒れていると、ひどい場合は口を大きく広げただけで皮膚が裂け、血がにじんでしまうこともあります。
でも、皮膚の一部といわれている唇は、どうしてほかの皮膚と比べてこれほど敏感にできているのでしょう?
唇ってどういう構造なの?
唇には、上唇と下唇の2つがあります。
唇は、体の表面を覆っている皮膚の一部ではありますが、実は、構造的にはほかの皮膚とは大きく異なる性質があります。
皮脂膜がない
皮膚には、通常であれば、乾燥を防ぐために皮脂膜というものがあります。
皮脂膜は、汗腺や皮脂腺によって作られており、これらがうまく働くことによって、水分が体の外に排出されないようになっています。
ところが、唇には皮脂膜を作るための汗腺や皮脂腺がありません。
そのため、ほかの皮膚と比べて非常に乾燥しやすい構造となっています。
皮膚が薄い
唇の皮膚は、他の皮膚と比べて非常に薄い構造になっています。
これは、唇によってさまざまな外的刺激に反応するために必要なことなのですが、それゆえに非常に外的影響を受けやすいというデメリットを持っています。
皮膚に悪影響を及ぼす外的刺激といえば、紫外線があります。
手や足の皮膚と比べて顔全体の皮膚はやわらかい構造となっているのですが、それと比べても、唇の皮膚は薄く柔らかいです。
そのため、紫外線によって唇にダメージが加わると、古くなった皮膚から新しい皮膚に生まれ変わります。
ここに関係してくるのが新陳代謝なのですが、ほかの皮膚の周期と比べると唇の新陳代謝周期は約4日でおきます。
そのため、古い皮膚が早い段階ではがれていきます。
これが、唇の荒れにつながります。
どうして唇は荒れるの?その原因は?
唇が荒れる原因には、さまざまなことが考えられます。
唇の乾燥
唇は皮膚の一部ですが、体全体を覆っているその他の皮膚と大きな違いがあります。
それが、皮脂膜との関係です。
通常、皮膚には皮脂膜というものが存在します。
この皮脂膜は、汗腺や皮脂腺があることによって作られるのですが、唇にはこれらが存在しません。
そのため、水分の蒸発を防ぐことが出来ず、乾燥しやすいのです。
紫外線による影響
皮膚のトラブルの主な原因に、紫外線があります。
腕や体などの場合は、日焼け止めクリームや紫外線防止グッズで万全に対策をするという人も多いでしょうが、見落としがちなのが、唇に対する紫外線対策です。
特に、唇の皮膚は他の皮膚と比べて薄く、それでなくても紫外線のリスクが高い状態です。
それにもかかわらず、何も対策をしないまま紫外線に浴び続けているのだとすれば、それは、間違いなく肌荒れの原因となるでしょう。
刺激の強い口紅やリップクリームをつけている
唇は肌の一部ですから、肌に合わないものと接触すれば、肌トラブルの元になる可能性があります。
特に、刺激に対して敏感な唇の場合は、症状が現れるリスクは必然的に高くなります。
ケアによる唇の荒れへの対処法
唇の荒れが気になったら、まずはこんなセルフケアを試してみると、症状の改善が期待できます。
●唇パック
荒れた唇に潤いを与え、血の巡りを良くすることで症状を改善します。
《唇パックの方法》
■準備するもの
・ハチミツ(市販のものでOK)
・ラップ
・ワセリン(ベビー用がおすすめです)
・蒸しタオル
■唇パックの方法
①蒸しタオルで唇を温めます。
②ハチミツとワセリンを1:1の割合で混ぜ、唇に塗ります。
③ラップをかぶせ、さらに蒸しタオルを当てて、5分間そのままにします。
④最後に、蒸しタオルで唇についたハチミツとワセリンをやさしくふき取ります。
●リップを使う
唇が荒れているときには、リップを使って保湿するのが一番です。
ただし、過剰に塗っても逆効果ですし、リップを縫った跡に唇をなめてしまっても効果はありません。
また、メンソール系の刺激は、唇に負担をかけてしまいますから、出来るだけ避けるようにしましょう。
もしも、リップを使っても症状が改善しない場合は、あなたの肌に使用しているリップがあっていない可能性もあります。
特に、普段から肌が弱いという場合は、リップの含有成分を充分に確認した上で使用するようにしましょう。
唇の荒れが気になった時に使ってみたい唇ケア専用の美容家電
美容家電と言うとなんだか贅沢な感じがして敬遠しがちでしょうが、唇の荒れトラブルをケアし、潤いのある唇が手軽に手に入るとなれば、これは試してみる価値もあるのでは?
そこでおすすめしたいのが、日立の「リップエステ リップクリエNR-700」です。
唇の荒れの原因は、何も乾燥だけではありません。
普段のクレンジングでは、唇の縦じわに入った汚れは残りがちです。
汚れが残れば、皮膚のターンオーバーにも影響しますから、荒れの原因につながってしまいます。
そこで、なかなか落としきれない唇の汚れを、イオンクレンジングで優しく丁寧に落としてくれるのが、リップクリエのすごいところ!
さらに、温熱ケアで唇全体を温め、縦じわの奥までしっかりとリップクリームを浸透させてくれます。
Amazonでの評価もかなり高いです。
もしかしたら、このことが原因かも?
唇の荒れの原因を元にいろいろな方法を試してみても、どうしても唇のあれが治らないという場合は、もしかしたら、もっと別のことが原因となって症状が起きているのかもしれません。
考えられる唇の荒れの原因には、次のようなものがあります。
胃のトラブルが原因かも?
胃が荒れていることが原因で、唇が荒れるという場合があります。
これは、胃が荒れたことによって熱が発生し、それが原因となって症状が起きていることが考えられます。
食べすぎが原因かも?
暴飲暴食は、胃に過剰な負担をかけてしまいます。
食べ物や飲み物が大量に胃の中に流れ込むと、胃の中では、何とか食べ物を消化しようと消化液が過剰に分泌されます。
これによって、胃の粘膜が痛み、唇に症状が現れてきます。
ストレスが原因かも?
過剰なストレスは、胃の働きにも悪影響を及ぼします。
ストレスによって胃の働きが弱まっているところへ、刺激の強い食べ物や胃に負担がかかる油っぽい食べ物が取り込まれると、胃や十二指腸に負担がかかりトラブルが起きます。
こうした胃や十二指腸のトラブルも、唇の荒れの原因として考えられます。
風邪が原因かも?
風邪が原因で発熱している場合、唇が荒れることがあります。
唇の荒れ以外にも何か体調に変化がないか、まずは調べてみることが必要でしょう。
ビタミンB2不足が原因かも?
ビタミンB2が不足すると、唇が荒れる原因になります。
特にタバコを吸う人は、喫煙によってビタミンが奪われていきますから、唇が荒れやすい傾向にあります。
唇をなめる癖が原因かも?
唇をなめると、唾液で潤いが加わりそうですが、実は逆効果だといわれています。
そのため、唇をなめる癖がある人は、まずはこの癖を直すことをおすすめします。
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しつこい唇の荒れを早く治すには?
胃や十二指腸のトラブルが原因の場合は、食生活を見直すということで、唇が荒れる症状を改善する効果があります。
胃熱を冷ます食べ物
胃熱を冷ますときにおすすめなのが、トマトです。
体にこもった余分な熱をとる効果が期待できます。
ほかにも、豆腐や蕎麦、りんご、オレンジなどもおすすめです。
胃腸のトラブルに効く食べ物
胃腸のトラブルでおすすめなのが、キャベツです。
キャベツには、ビタミンUが含まれています。
このビタミンUには、体内のたんぱく質の吸収を高め、利尿・解毒作用を促してくれます。
また、香辛料や刺激の強いもの、高脂肪・肉類を避けることも注意しておきたい点です。
胃への負担を解消するには
空腹時間が長くなると、胃への負担も増します。
そのため、出来るだけ空腹時間が長引かないように、正しい食生活を心がけるということが大切です。
荒れる前にケアする!唇ケアのおすすめ商品
唇の荒れが気になる前にケアしておくことも、大切なことです。
そこで、普段の生活の中から唇をケアする習慣をつけておくということが、トラブルで悩まないためには必要になります。
そこで、最後に、普段から取り入れておきたい唇ケアのおすすめ商品を紹介しておきましょう。
UVケアリップ
唇に集中する紫外線をしっかりとカットするというのも、唇の荒れ防止にはとても大切です。
肌トラブルを防ぐためには、やはり無添加商品が一番!
とはいえ、UVカット機能がある上に無添加のリップとなると、なかなか見つからないという声も多いものです。
そこでおすすめなのが、ママバターの「ナチュラルシアバターUVケアリップトリートメント」です。
無添加で匂いも気にならず、さらにUVカット効果もあるリップクリームですから、普段使いとしておすすめできます。
まとめ
唇の荒れは、乾燥だけでなく、食生活や紫外線など、さまざまなことが原因で起きるということがわかりました。
でも、毎日の手入れと正しい生活習慣を守ることで、唇の荒れトラブルの多くは改善できるようです。ぜひあなたも実践してみてくださいね!