喉がイガイガするし吐き気がする?咳も出るときはどうする?
乾燥しがちな季節、朝起きて喉がイガイガ…なんてこことも良くありがちな症状だと思います。
しかし、
・吐き気がする
・咳も止まらない
などなど様々な症状が出てきたら、風邪や他の症状が考えられる可能性が出てきます。
そんな人の為に、今回は喉のイガイガ、吐き気、咳が出る場合の原因と考えられる病気また、対処法などを詳しく説明していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
喉のイガイガ、吐き気、咳が出る原因は?
まずは喉のイガイガ、これは扁桃腺や咽頭が炎症を起こしている初期症状とも考えられますが、
・花粉やアレルギーが原因の場合
・動物の毛やPM2.5などが原因の場合
などなど様々な場合が考えられます。
吐き気が時に起こる場合もあれば、ストレス性の嘔吐などの可能性もあります。
また、咳が出る原因は体内の菌や異物を外部に出そうとして起こる現象だとも言えます。
今回は咳が出るという症状も含まれているので、外部からの侵入者を外に出そうとしているということになります。
今回はそんな症状を中心に紹介して行きましょう。
喉のイガイガ、吐き気、咳が出ることで考えられる病気5つ
さて、上記で咳が出る=外部からの侵入による症状という可能性が高くなったわけですが、さらに上記で上げた風邪やアレルギーの可能性ももちろん含まれます。
1つ1つの症状を詳しく対処法とともに解説していきます。
ウイルス性の感染
ウイルス性の感染といっても一概にどんな症状かはひとつに絞れません。
・扁桃腺や咽頭などが炎症を起こしている場合
・インフルエンザなど強力なウイルスに感染している場合
など様々な場合があるでしょう。
多くは風邪で済まされる症状ではありますが、扁桃炎などは重症化するとかなり腫れて、ものを飲み込むのも困難になります。
また、インフルエンザにおいても、感染すると重症化するケースもあります。
診察してもらったからと言って安心せずに、気を抜かずに治療に専念するのが早く完治するポイントです。
アレルギーによる炎症
アレルギーが発症する場合もどれが一概に原因とは言い切れません。
・食べ物で発症する場合
・花粉など微量な目に見えない物質で発症する場合
などなど様々な場合があるからです。
特に花粉は季節限定の場合もあるので、自分が何の植物に弱いのかなど、細かく理解していないと対処の仕様がありません。
また、アレルギーによる炎症は喉だけではなく、肺や食道など場所も様々です。
まずは辛いと感じたら診察を受けるようにしましょうね。
クラミジアなどの感染
口内は非常に外部からの侵入が多い場所です。
私たちが毎日口にする食品もそうですし、人と人同士でも感染の危険性があります。
それを代表するのがクラミジアやガンジダなどのウイルスです。
デリケートゾーンだけではなく、口内でも発症するこの病気は、風邪の様に発熱や体のだるさなどは感じにくいですが、
・口内にカビが生えた様に真っ白になる
・異物感を感じる
これらのが症状が特徴的です。
喉のイガイガ、吐き気、咳の他に口の中がピリピリと痛かったりしませんか?
そんな時はクラミジアなどの感染を疑ってもいいかと思います。
薬で完治出来る病気ですので、放置せずに「あやしい」と感じたらすぐに病院で診察してもらいましょう。
声を出しすぎたり、煙草などが原因の症状
私たちは日常生活でも常に喉を痛める危険があります。
例えば、カラオケで歌いすぎたり、凄く辛い物を食べたり、毎日煙草を吸うヘビースモーカーだったり。
上記の行為はどれも喉を痛める原因となり得る行為で、特に、
・凄く辛い物を食べる
・煙草を吸う
といった行為は胃や食道などにも負担がかかります。
免疫力が落ちる可能性も十分に考えられますので、ほどほどにするのがいいでしょう。
慢性閉塞性肺疾患
今回紹介する中でも比較的重めな症状の扁桃周囲腫瘍は長期間に渡って、体の粘膜が犯された状態により発症する病気です。
その原因は喫煙にあり、喉や肺が常に炎症を起こして呼吸が困難になります。
発症した人の多くは喫煙者であり、年齢が上になるほど症状が重くなる可能性が高くなり、命を落とす可能性もあります。
1度発症すると完治は困難で、難病指定されている病気です。
1番の予防方法は煙草を吸わないことにありますが、煙草を吸わない人でも周囲の人が吸っていることにより煙を吸ってしまう副流煙で発症の可能性があります。
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症状が出る前に出来る予防法と対処法
さて、いざ症状が出た場合、病院に行くまでに少し時間がかかる人もいるかと思います。
下記ではそんな時の対処方法と症状が出ない為の予防方法を解説していきます。
保湿、保温をする
喉をいたわる為の予防方法。保温、保湿は対処法としても使える方法です。
痛んだ喉は乾燥させてはいけませんから、
・加湿器
・マスク
は必需品です。
加湿器が無い場合は、温かい飲み物を飲むことでも喉の保湿&保温につながります。
また、お出かけや寝る際に首にマフラーを巻いておくのも良い保温方法になります。
さすがに寝る時は…という方にはてぬぐいを巻いたり、タートルネックのパジャマなどもおすすめです。
喫煙は控える
煙草のパッケージにも記載がある様に煙草が体に良いものとは決して言えません。
喫煙が原因で起こりうる病気も存在します。
自分だけではなく、周囲の人の体も悪くしてしまうので、出来るだけ煙草を吸うのは控えましょう。
近年、日本国内でも喫煙者に厳しい環境になっていますので、ルールを守って正しい喫煙または禁煙をおすすめいたします。
アレルギーを知っておこう
アレルギー性の炎症が起こる場合、まずは自分の体に悪さをするアレルギーの原因を知っておくのが一番の予防法になります。
病院の血液検査でアレルギーが解る診断もありますので、受けてみてはいかがでしょうか?
会社によっては健康診断の際に一緒にやってくれる所もあるので、診断の結果は要チェックです。
体力をつけて、免疫力を上げる
病気を防ぐ方法として1番効果的なのは病気になりにくい、免疫力がある体を作ることです。
運動や体を温めることで免疫力は付き易くなりますので、日常に加えてみてはどうでしょうか?
普段運動をしない人はまずは近所を散歩する軽めの運動から、お風呂はシャワーのみではなく、少しでも浴槽に浸かってみるなどの小さな工夫が免疫力を高めますよ。
喉は酷使しない
症状が出た際の対処法として喉を酷使しないこと、咳などが出てしまうとそれだけで喉に負担がかかってしまいます。
出来るだけ、大声を出したりはしないように過ごしましょうね。