オロナミンCのカフェイン量はどれくらい?眠け覚ましになるのは本当?
「元気ハツラツ!」のCMでお馴染みのオロナミンC。CMのイメージからも「元気になる」という効能を持っていそうですよね。
それと同時に「眠気覚ましにもなる」という評判も高いオロナミンCですが、本当にそのような効果があるのでしょうか。
ここでは、オロナミンCに含まれる成分を見ながら、
・どんな効能があるのか
・本当に眠気覚ましになるのか
等々、オロナミンCの魅力について解説をしていきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
オロナミンCを飲むとゲンキハツラツ!になるの4つの理由
オロナミンCのキャッチフレーズである「元気ハツラツ!」。
そう言い切るからには、やはり元気になる成分が沢山入っているのでしょうか。
ここでは、オロナミンCの成分を見ながら「元気ハツラツ!」の理由を紹介していきます。
ビタミンB2とB6が入っている
オロナミンCには、ビタミンCやB2、B6などの「ビタミン群」と呼ばれるものが多く含まれています。
オロナミンCを瓶から出して透明なコップに入れてみると、ドリンクの色が黄色いのが分かりますよね。
あの黄色は、実は「ビタミンB2」本来の色なのです。
ビタミンB2は、三大栄養素と言われる「脂質」「糖質」「たんぱく質」を、体を動かす元になるエネルギーへと変えてくれる「補酵素」として、サポート的な働きをしていくれる大切なものです。
また同じく、オロナミンCに含まれている「ビタミンB6」は、血流の流れをよくする効果を持ち、
・気分を安定させる効果
・睡眠を正常にする効果
などなど精神安定効果までも持っているのです。
レモン11個分のビタミンCが入っている!
あの小さな小瓶の中に、なんとレモン11個分のビタミンCが含まれています。
「美肌になる」というイメージの強いビタミンCですが、実は、
・風邪予防
・ガンや貧血の予防
までにも効果があると言われています。
また、疲労回復にも高い効果を発揮するビタミンなので、疲れた体を回復し、元気になるにはもってこいの栄養素だと言えます。
茶色の小瓶
オロナミンCのトレードマークともなっている、茶色の小瓶。
あの茶色の小瓶には、実は秘密がある事をご存知ですか?
オロナミンCには多くのビタミンが含まれていますが、実はビタミンは非常に繊細で、加熱したり、直射日光にあてたりすると簡単に壊れてしまうのです。
オロナミンCの特徴でもあるビタミンB2は、特に日光に弱いので、その豊富なビタミンを壊さないために、あの茶色の小瓶が採用されているのです。
オロナミンCには多くのビタミンが含まれ、体によさそうだし、疲労回復にも一役買っていそうだ、と言う事はわかりました。
しかし、今回のテーマでもある「目覚まし効果」にはビタミンはあまり効果を発揮していないようです。
次の項では、オロナミンcが持つ「目覚まし効果」について、詳しくご紹介していきましょう。
オロナミンCのカフェイン含有量って、どのくらい?
オロナミンCはエナジードリンクの一種ですので、「元気がでる」などの「発奮材」的な効果があるとされています。
エナジードリンクには往々にして疲労回復や眠気覚ましに効果のある「カフェイン」が含まれています。
では、実際の所、オロナミンCにはどれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。
カフェインを摂り過ぎた場合に出てくるリスクも含めて、詳しくみていきましょう。
オロナミンCに含まれるカフェインの量は多い?体に害は?
疲労回復や目覚まし効果を持ち、集中力を上げる効能もあるというカフェインですが、オロナミンC(120ml)には、カフェインが18mg含まれています。
これを、カフェインを含んでいる他の飲料と比べてみましょう。
■ダイドーブレンドコーヒー 190g中カフェインは145.73mg
■ワンダゼロマックスプレミアム 185g中カフェインは148mg
■モンスターエナジー 355ml中カフェインは144mg
こう見ると、オロナミンcのカフェイン含有量はかなり低い数字となっていますね。
オロナミンCを飲んで眠気がなくなるように感じるのは、どうやらカフェインだけが原因ではないようです。
妊娠中にオロナミンCを飲んでも平気なの?
カフェインを含んだ他の飲料よりも、オロナミンCはカフェイン含有量が少ない・・とは言っても、やはり妊娠中にカフェインを摂取するのは気になるところですよね。
カフェインに関する研究は世界中で進められていますが、総合すると「1日に100mg以下であれば体に悪影響はない」とされているようです。
単純計算をしても、オロナミンCであれば1日に6本飲んでも問題ない計算になります。
しかし、これはあくまでも「カフェイン」のみを見た時の数字です。
オロナミンcにはカフェインだけではなく、糖分も含まれていますので、体重管理も大切になって来る妊娠期間中は、くれぐれも飲み過ぎには注意をしていかなければなりません。
オロナミンCで眠気を吹っ飛ばす?!様々なレシピを紹介
オロナミンCに含まれるカフェインの量はそれほど多くないので、含まれているカフェインそのもので眠気を飛ばすのは難しいです。
しかし、あの炭酸の爽快感と、レモン11個分のビタミンがもたらす柑橘系の爽やかさが、眠気を軽減させる役割を担ってくれているようです。
ここでは、単品で飲んでも美味しいオロナミンCに、+アルファをさせることで、眠気覚ましに効果を発揮するレシピをご紹介致します。
オロナミンCでモヒート!
作り方はとっても簡単。
ミントの葉をちぎってグラスに入れ、そこへオロナミンCを注ぐだけです。
ミントの和名は「薄荷(ハッカ)」ですので、あの鼻を通り抜ける爽快感を持ちます。
そこへオロナミンCが持つ炭酸とビタミンがもたらす爽快感を加えることで、スッキリとした気分になる事で、目覚まし効果が出るのです。
オロナミン緑茶
少しびっくりする組み合わせですが、緑茶にはカテキンだけではなくカフェインも含まれます。
緑茶のカフェインは、コーヒーよりも緩やかな効き目をもたらすので、体に無理をさせる事無く、目覚まし飲料として活躍してくれそうです。
オロナミン緑茶の作り方も至ってシンプルで、濃いめの緑茶にオロナミンcを混ぜ合わせるだけで出来上がりです。
オロナミンソルティ―
オロナミンCにグレープフルーツジュースを混ぜ合わせる事で、少し苦みのあるスッキリ感に。
グラスの淵に軽く水を付け、塩をまぶす事で、アルコール飲料のソルティドックのような外見に仕上げることが出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
オロナミンCに含まれるカフェイン量は、そんなに多くはないものの、オロナミンCに含まれているビタミンと炭酸が「爽快刺激」を与えてくれる事で、それなりの「目覚まし効果」はあるようです。
また、オロナミンCは、スッキリ感だけでなく、昔に実際にCMでやっていた「オロナミンセーキ」という、オロナミンCに卵黄を混ぜて飲むレシピもあります。
このレシピは、オロナミンcがマイルドに感じられ、濃厚になると評判でした。
また、お子様向けには牛乳とオロナミンCを混ぜ合わせて飲むなど、やはりマイルドさに着目したレシピもありますので、様々なレシピを参考に、「目覚まし感」「スッキリ感」だけではないオロナミンCの魅力を堪能してみて下さい。