目の下の痙攣が止まらない？その原因と対処法を解説！

目の下が痙攣して、気持ち悪いという経験をしたことはありませんか？

自分の意志とは関係なく、目の下がピクピクと動くと痛くはないものの、気持ちが悪く、なんとかしてほしいと思ってしまいます。

なぜ、目の下が痙攣してしまうのでしょうか？

今回は、

・目の下の痙攣が止まらない時の原因

・目の下の痙攣が止まらない時の対処法

・目の下の痙攣が止まらない時の予防法

について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

目の下の痙攣が止まらない原因や病気とは？

目の下の痙攣が止まらないとき、不快なだけでなく、不安にもなりますよね。

実はこのような症状が現れたとき、様々な病気の可能性が考えられます。

目の下の痙攣が止まらないときに考えられる病気について解説していきます。

 

眼瞼ミオキミア

眼瞼ミオキミアとは、片方の目の下がピクピクと痙攣する病気ですが、中には両目が痙攣することもあります。

主に考えられる原因として、

・睡眠不足やストレス

・目の使い過ぎやドライアイ

・脳の病気

主にこれら５つが考えられます。

パソコンやスマホの普及で、目が疲れやすくなったことや、ストレスが溜まっていることが大きな原因だと考えられます。

まれに脳の病気が原因のこともありますので注意が必要です。

 

眼瞼痙攣（がんけんけいれん）

眼瞼痙攣とは、瞼（まぶた）に痙攣が起こる病気で、痙攣の他にも、

・テレビやパソコンがまぶしく感じる

・目が乾く

などの症状が現れこともあります。

原因はさまざまで、抗うつ剤などの副作用が関係していることや、ストレスや加齢が原因のこともあります。

しかし、場合によってははっきりと原因が特定されない場合もあります。

眼瞼痙攣は原因が薬の場合、

・医師と相談して薬の量をできるだけ減らす

・他の薬に変える

などで症状を抑えることができますが、自分の判断で薬を減らすことは絶対にしてはいけません。

必ず医師と相談して決めるようにしましょう。

また、原因が特定されていない場合は眼瞼痙攣を根本的に治すことはできません。

眼瞼痙攣になった場合は、対処療法で症状を抑えていきます。

 

片側顔面痙攣（へんそくがんめんけいれん）

片側顔面痙攣になると、目の周りが痙攣する症状から始まり、頬から口へとだんだんと痙攣が広がっていきます。

40代以上の女性によくみられる病気です。

進行していくと、口が曲がりしゃべりにくくなったり、食べ物をこぼしてしまうようになる、片目が開かなくなる、頬がひきつるなどの症状が出てきてしまいます。

顔が歪んでしまうので、外に出たくない、人に会いたくないと思うようになってしまい、うつを発症してしまう人もいます。

高血圧や糖尿病による脳の動脈硬化が原因で、

・神経を圧迫している場合

・腫瘍などが神経を圧迫している場合

このような場合が原因となっていることがあります。

変則顔面痙攣は早めの治療が大切ですから、目から頬にかけて痙攣が起こる場合はすぐに病院を受診してください。

そして、普段から動脈硬化にならないよう規則正しい生活を送ることが大切です。

 

目の下の痙攣が止まらないときの対処法

目の下の痙攣が止まらないと不快でしかたありません。

そんなときは一体どうすればいいのでしょうか？

目の下の痙攣が止まらないときの対処法について解説します。

 

目を休める

目の下の痙攣が止まらないときは、目が疲れていることが多いので、目をしっかり休めることが大切です。

仕事中でも、目の下に痙攣が起きたときは手を休めて、少し休憩を取るようにしましょう。

軽く目をつぶるだけでも、目の疲れが和らぎます。

 

遠くを見る

パソコンやスマホなど、集中して見ることで、目の周りの筋肉が緊張して、疲れがたまってしまうことがあります。

目が疲れたと思ったら、少し手を止めて目を休める、遠くを見るようにすると目の緊張が取れて疲れを取ることができます。

 

温める

目の周りを温めることで、血流を良くし筋肉の緊張を取ることができます。

蒸しタオルを目の上にのせると、目の疲れが取れるだけでなく、気持ちが良いので、ストレスの解消にもなります。

最近では目の周りを温めるケア商品もたくさん売っているので、自分に合ったものを探すのも良いでしょう。

簡単に使える物も多く、仕事中の休憩時間などでもさっと使えて便利です。

 

ストレッチ

目の緊張をほぐし、血流を良くするにはストレッチも効果的です。

左右上下を見たり、ぐるぐる目を回すといった眼球運動をするのも良いですし、目の周りを優しくマッサージするのも効果的です。

マッサージするときは力を入れすぎないように気を付けてください。

目の周りは皮膚が薄いので、強くマッサージしてしまうと黒ずみの原因になってしまいます。

また、眼球の上をマッサージすることはかえって目に負担をかけてしまいますので、目の周りを優しくマッサージするようにしてください。

 

深呼吸

深呼吸をすると、血流がよくなるだけでなく、ストレスの解消にもつながります。

疲れた時はゆっくりと大きく呼吸することを心がけてください。

スポンサーリンク

 

目の下の痙攣が止まらない症状を予防する方法

目の下の痙攣が止まらないと不快で、何か病気が原因かもしれないと不安になってしまいます。

そんな目の下の痙攣が起こらないようにする予防法について解説していきたいと思います。

 

睡眠をしっかりとる

目の下が痙攣するのは目が疲れているのが原因の1つですから、しっかり睡眠をとって目を休めるようにしましょう。

また、睡眠をしっかりとることで、体の疲れやストレスを解消することができます。

 

カフェインを取りすぎない

コーヒーなどのカフェインを取ると目の下の痙攣を誘発してしまいます。

できるだけ、カフェインを取りすぎないように気を付けてください。

また、バランスの良い食事を心がけることも大切です。

 

ストレスをためない

ストレスも目の下の痙攣を誘発する原因となってしまいますので、できるだけストレスをためない生活を心がけてください。

体を動かしたり、お風呂でリラックスしたり、規則正しい生活を送ることも大切です。

 

休憩を入れる

パソコンで仕事をしいている人やスマホをよく使う人は1時間仕事をしたら10分は休憩を入れるようにしましょう。

目から５０センチ以上、画面を離すようにする、画面は目線より少し下になるようにするなど目が疲れないように工夫しましょう。

これらの対処法で、目と体に疲れをためないようにして、眼瞼ミオキミアを予防していきましょう。

眼瞼ミオキミアは軽度の場合、今回お伝えした対処法を試すことで自然によくなることが多いです。

しかし、対処法を試してみても、目の下の痙攣が止まらない場合は病院を受診することをおすすめします。

ただの目の疲れと軽く見ていると、症状が悪化してしまうこともありますし、他の病気の可能性も考えられます。

普段から目を労わり、疲れがたまらないように心がけるとともに、おかしいと思ったらすぐに病院を受診するようにしてください。