胃がチクチクと痛い!その原因と対処法を解説!

胃がチクチクと痛む、そんなつらい症状を経験したことがある方は多いのではないでしょうか?

胃がチクチクと痛むのは一体なぜなのでしょうか?

今回は、

・胃がチクチクと痛む原因

・胃がチクチクと痛む時の対処法

・胃がチクチクと痛い症状を出さないための予防法

といったことについて解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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胃がチクチクと痛む原因は何?

胃がチクチクと痛む時、考えられる原因は何なのでしょうか?

胃が痛む時、原因は胃炎や胃腸炎、胃潰瘍、胃がん、胃痙攣などいろいろ考えられますが、今回は胃潰瘍に注目してみました。

胃潰瘍になると、

・空腹時に胃がチクチク痛む

・胃もたれや食欲不振

・食後に胃が痛む

・吐き気や嘔吐

などの症状が出てきます。

急性胃潰瘍は、ストレスや刺激物の取りすぎ、カフェインやアルコールの取りすぎ、たばこが原因で、急激に潰瘍ができる症状です。

慢性胃潰瘍はピロリ菌が原因と考えられ、常にチクチクとした痛みがあり、空腹時などに強い痛みが出ます。

急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍では原因も症状も違いますが、どちらも病院を受診してしっかり治療をするようにしましょう。

 

胃がチクチクと痛むときの対処法

胃がチクチクと痛む原因が、胃潰瘍だとしたらどのようにすればいいのでしょうか?

つらい胃の痛みを和らげる対処法について解説していきます。

 

病院を受診

胃がチクチクと痛むときはできるだけ早く病院を受診して、胃の状態を確かめましょう。

胃カメラで胃の状態を確かめて、潰瘍ができているようなら薬が処方されます。

潰瘍が大きい場合は手術をすることもありますので、早めに病院を受診しましょう。

また、ピロリ菌の検査をしてピロリ菌が確認されたら、ピロリ菌を除去する薬を服用します。

1週間服用した後に再度検査し、ピロリ菌が除去されたか確認します。

除去されていない場合は別の薬を使って二次除菌を行います。

ピロリ菌を放っておくと胃がんになるリスクが高くなりますので、必ず除菌するようにしましょう。

ピロリ菌は、井戸水などにいるので井戸水を飲んだ人は胃の中にピロリ菌が存在する可能性があります。

また、ピロリ菌を持っている人が食べた箸やスプーンなどを使って食事することで、人にうつすことがあります。

親が食べた箸などでそのまま子どもに食事を与えることで子どもにうつすことがありますので、注意が必要です。

できるだけ箸などは共有しないようにしましょう。

 

食事に気を付ける

胃潰瘍になった時に関わらずですが、胃が痛い場合には胃に優しい食事を心がけるようにしましょう。

消化に良い食べ物を、栄養バランスを考えて食べるようにし、食べすぎにも気を付けましょう。

食物繊維の多いものや脂が多いものは消化に悪いので、できるだけ食べない方が良いでしょう。

そして、早食いはしないように、ゆっくりよく噛んで食べることも大切です。

胃の修復に良いとされている食べ物は、キャベツ・ほうれん草・カボチャ・ニンジン・牛乳・ひじき・納豆・うなぎなどです。

お肉を食べる場合は鶏肉、魚なら白身の魚が良いでしょう。

逆に胃に負担がかかる食べ物は、コーヒーなどのカフェイン、アルコール、香辛料、味の濃いもの、ゴボウ・キノコなど食物繊維が多いもの、牛肉や豚肉などの脂の多い部位、タコやイカなどです。

 

リラックスする

胃が痛い時は大変ですが、あまり胃の痛みばかり考えないようにしましょう。

・楽しいことを考える

・ゆっくりお風呂に浸かる

・好きな音楽を聴く

・テレビを見る

など、胃潰瘍のことを忘れてリラックスする時間をつくりましょう。

深呼吸をすることで、自律神経のバランスを整えることができるので、ゆっくりと大きく深呼吸することもおすすめです。

 

体を温める

・お風呂にゆっくり入る

・半身浴をする

・胃のあたりをカイロや湯たんぽで温める

といったことを実践することで胃の痛みが和らぎます。

血流がよくなりますし、リラックスすることもできます。

胃を中心に体全体を温めましょう。

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胃がチクチクと痛い症状を出さないための予防法

胃がチクチクと痛むと、とてもつらいものです。

胃潰瘍になると起きているのもつらいほどの痛みがおこるだけでなく、ひどい場合は入院・手術が必要になってしまいます。

そんなつらい症状を予防するための予防法について解説していきます。

 

胃に対して刺激の少ない食事

胃の負担を減らすために、普段から刺激の少ない食事を心がけましょう。

カフェインやアルコールは取りすぎないように注意しましょう。

刺激の強い、香辛料なども取りすぎない方がいいでしょう、熱すぎる食べものや冷たすぎる食べものも、胃に負担をかけてしまいます。

暴飲暴食はもちろん、早食いもしないように気を付けてください。

 

ストレスを減らす

ストレスは胃に大きな負担を与えてしまいます。

ストレスのかからない生活を送るというのは無理でしょうが、できるだけストレスを発散する方法を見つけ、ストレスの溜まらない生活を送るようにしましょう。

悩みは溜め込まないことが大切です。誰かに話すだけでも心が軽くなりますし、悩みを忘れるくらい楽しいことをするのもいい方法です。

 

規則正しい生活をする

・栄養バランスの取れた食事をすること

・適度に体を動かすこと

・しっかりと睡眠をとること

などなど、規則正しい生活をすることで、体の免疫機能を高めることができます。

規則正しい生活で、心と体のバランスを保つようにしてください。

 

薬の飲み過ぎに注意

痛み止めなど一部の薬には胃に負担がかかるものがあります。

普段から、ちょっとしたことで、市販の痛み止めなどを使っている人は胃にかなりの負担がかかっているので注意が必要です。

むやみに痛み止めを服用するのではなく、痛みを出さないための工夫をしたり、病院でしっかり治療することが大切です。

 

禁煙をする

タバコも胃に刺激を与えてしまうので、禁煙をすることをおすすめします。

禁煙がどうしても難しいという場合は、できるだけ本数を減らしていき、だんだんと辞めるようにしましょう。

病院の禁煙外来を受診することもおすすめします。

 

ピロリ菌を除菌する

ピロリ菌は胃潰瘍の原因になるだけでなく、胃がんになるリスクも上げてしまいます。

胃に不快感がある方は一度ピロリ菌の検査をした方が良いかもしれません。

また、家族にピロリ菌を持っている人がいたら、検査をした方がいいかもしれませんね。

同じ環境で育った兄弟であれば、一人がピロリ菌を持っていたら、他の兄弟も持っていると考えた方がいいでしょう。

ピロリ菌はできるだけ早く検査をして、除菌することが大切です。

病気の予防だけでなく、自分の可愛い子どもにピロリ菌を移すかもしれないということを忘れないでください。

子どもに自分と同じような苦しい思いをしてほしくないですよね。

ピロリ菌の除菌は薬を飲むだけの簡単なものです。

しかし、きっちり除菌するために注意することがあります。

1週間続けて薬を飲むのですが、絶対に途中で薬を飲むのをやめてはいけません。

除菌をしている間はアルコール、カフェイン、刺激物、たばこはやめるようにしましょう。

また除菌に効果的といわれている食べ物はヨーグルトやマヌカハニーです。

薬を飲みあげたら、1ヵ月~2か月後に再度検査をして除菌できているかをきちんと確認してください。

もし除菌できていなかったら、別の薬を使って、二次除菌・三次除菌をしていきます。

除菌後も定期的に胃の検査をすることをおすすめします。

このような6つの予防法で、つらい胃潰瘍にならないように普段から気を付けておきましょう。

それでも、胃がチクチクと痛むときは、無理をせずゆっくり休みそれでもよくならない場合は病院を受診するようにしてください。

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