喉仏の下に違和感が?痛いときや腫れているときはどうする?

寒さや乾燥も本格的になる冬場は、喉などが不調になってくる時期も増えてくるかと思います。

常にマスクや帰宅後のうがいなどが欠かせなくなるかと思うのですが、風邪というわけでもないけど喉仏の下に違和感が?と感じる時がないでしょうか?

更に喉の奥が痛み、口を大きく開けてみると喉の奥が腫れている?

風邪だと思いたいけど、ちょっと心配な症状です。

回はそんな方の為に喉仏の下に違和感があり、痛い時・腫れている時の原因と対処法を詳しく紹介させて頂きます。

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喉仏の下の違和感や痛みの原因は?

喉仏の下に違和感がある場合、いつもと異なることが起きていると考えてまず間違いありません。

痛みが無い場合は、

・痰がからんでいる

・食べ物などの異物が残っている

・ストレス

などが原因のことが多いです。

しかし、痛みがあるときの原因はまた別で異なってきます。

そもそも喉仏とは、あまり役立つ機能はありませんが、男性の声変わりに影響するというのは有名ですよね。

男性は女性よりも喉仏が大きいので、腫れたりすると違和感に気づき易いかと思います。

喉仏までたどり着くにはまず、口内を通りますが、口は人間が呼吸する上でも食事する上でも重要な場所でもあり、細菌も繁殖し易い場所です。

喉仏は細菌とふれ合う機会が多いです。

口を開けても喉仏が赤く腫れているのは見ることが出来ませんが、首に触れるといつもと違う大きさに気づくかもしれません。

痛む理由のほとんどは、”炎症を起こしているから”ということが多いです。

・外部から来たウイルスが喉仏に付着

・食品でのアレルギーが口内で発生

これらの原因で喉仏に炎症ができます。

 

喉仏の下の違和感と痛みから見られる病気

喉仏の下に違和感と痛みがある場合、ピンポイントでこれが原因だ!

とは言いがたいのですが、何種類かの病気には絞ることが出来ます。

外から来る細菌や食品や飲料に触れる機会が多い喉仏だからこその症状を下記にまとめて、解説していきます。

もちろん、他にも考えられる症状はありますが、あくまで可能性の多い物をピックアップしています。

ウイルス性のものからある病気の作用、精神的なものまで幅広く紹介致します。

 

扁桃炎

典型的な風邪の症状と言われる扁桃炎は、喉仏の奥にある扁桃腺が細菌感染で腫れてしまっている症状が特徴的な病気です。

実際、腫れているのは扁桃腺であって喉仏ではないのですが、咳などで喉全体が痛んでしまうと、喉仏が痛い!と思い込んでしまう人も多いです。

扁桃腺は口を開けると見えるので、腫れた際は口内の奥に赤く腫れた扁桃腺は見えるかと思います。

重傷化するとものを飲み込みのも困難になりますので、早めに診察を受けましょう。

 

逆流性胃炎

胃の中で過剰に増えた胃散が食道を通り、喉まで上がってくる逆流性胃炎は食後や起床時に「喉が熱いな」と思ったら要注意です。

食道を通って来た胃散は喉にも上がってくる場合はあり、口内が酸っぱい?と感じたら可能性は高いです。

日常的になると胃酸も喉仏に触れる機会が多くなり、炎症を起こす場合もあります。

日常的に暴飲暴食、喫煙、ストレスを感じやすい人はなりやすいので注意が必要です。

 

甲状腺疾患

喉仏の直ぐ下には甲状腺と甲状腺骨があります。

この甲状腺は食べ物に含まれる成分を分解して、ホルモンを作り、血液中に分泌する仕事をしています。

普通ならば甲状腺ホルモンは一定量作られますが、足りないと甲状腺炎、多すぎるとバセドウ病などになる可能性があり、さらに甲状腺は腫瘍が出来る可能性がある場所とされています。

場所的にも喉仏と近いので腫瘍などが出来、違和感を感じた際に喉を触った場合、「喉仏が腫れている?」と勘違いする人も多いです。

 

自律神経の不調やストレス性からくる不調

前日に風邪の気配などなかったのに、突然喉仏の辺りがイガイガしていたく感じ、心無しか腫れている…

そんな時は、ストレスや自律神経の不調からくるヒステリー球と呼ばれる病気を疑いましょう。

目に見えないストレスなどからくるものなので、お医者さんに診断してもらっても「異常なし」と診断される場合も多いのが特徴です。

まずは日常生活のストレスを取り除くのが、改善の近道です。

 

糖尿病

糖尿病は症状が出た時には既に悪化しているという厄介な病気です。

症状の1つに味覚異常もあり、舌や喉の感覚が麻痺する場合もあります。

喉の感覚も鈍っており、ものを飲み込む時に違和感があることも…感覚が正常に作動せず、異物感や痛みを起こしている場合もあります。

治療を開始しても完治には時間がかかる可能性もある病気です。

 

認知症

認知症の場合、よく知られる物忘れの他、いつも食べていた食べ物の味も忘れてしまうことがあるそうです。

理解力も健全な時と比べ、低下しているので、口にしても味がわからないという症状もあります。

おいしいか否かも判別出来なくなった際に喉の異物感も感じる人もいるそうです。

こうならない為にも日常的に脳に刺激を与え、楽しいことや充実した時間を過ごしましょう。

 

重症筋無力症

飲み込むのに時間がかかる、飲み込み辛い、そんな時は重症筋無力症の可能性もあります。

全身の筋肉が衰えてくる病気で、免疫疾患の病気なので老若男女誰でもかかると言ってもいいでしょう。

初期症状として、喉の異物感があり、これを境に立つことや歩くことも困難になります。

日常生活に異常をきたす病気なので、早めの診察が必要です。

 

アレルギー性の炎症

小麦や乳製品、食品のアレルギーなどを持っている人もいるかと思います。

知らず知らずのうちに摂取した食べ物で喉仏が反応して炎症を起こす場合もあります。

これは何も食品だけではなく、花粉などでも起こる可能性があります。

アレルギー性の炎症の場合は投薬だけで治すことは可能ですが、発症したら以降、アレルギーの元には注意を払わなければなりませんね。

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喉仏の下が痛いときの対処法

喉仏の下が痛いときの対処法について次はお伝えしていきます。

以下でお伝えする対処法を守り、ぜひ喉仏の下の痛みを解消していきましょう。

 

マスクで喉を守る

喉や口内を守る上で非常に重要な対策法です。

外部からのウイルスの侵入を防ぎ、寝ている時のドライマウスのリスクも軽減します。

乾燥しがちな季節は手放せない存在ですので、常にバッグの中に入れておきましょう。

お徳用のシンプルなものをストックしておくのもおすすめです。

 

刺激物は飲食しない

辛い物を始めとした刺激物は喉や胃にも優しくありません。

コーヒーやチョコを休憩時間に摂る人もいるかと思いますが、できれば控えめにしておきましょう。

また、喫煙も体にはよくなく、喉の病気の直接的な原因となる可能性もあります。

煙草から飴に変えてみるなど工夫して禁煙してみるのはどうでしょうか?

 

運動する

免疫力を高めるのは、病気予防としてとてもいいです。

1日のちょっとしたウォーキングだけでも代謝や免疫力アップに繋がります。

上記でも自律神経の不調や免疫疾患を上げましたが、それらの改善にも効果かあるとされています。

まずは気軽に通勤中の歩く時間を増やすのはどうでしょうか?

 

自分の時間を大切にする

ストレスや自律神経の不調は日常の忙しさから来ることもあります。

忙しくて気にしていられないという人もいるかと思うのですが、朝のちょっとした時間でもいいので、早めに起床して、心を落ち着けられる時間を作ってみてはいかがでしょうか?

就寝前にちょっと本を読んでリラックスしたり、長めにお風呂に入ってみるだけでも心の休憩には最適ですよ。

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