目の上が痙攣する治し方はある?その原因も分かりやすく解説!
普通に過ごしていると、急に目の上がピクピクと痙攣したことのある方はいるのではないでしょうか?
目の上が痙攣すると、何かの病気ではないのかな?ととても不安に感じてしまいますよね。
でも、実際には病気が隠れていることもあるので、なぜ目の上が痙攣するのかは知っておいた方が良いのです。
そこで、今回は目の上が痙攣する!原因やその治し方について説明していきます。
今回の流れ
目の上が痙攣する原因
目の上が痙攣すると、本当にびっくりしてしまいますよね。
でも、目の上のピクピクした痙攣は、数秒ですぐに治まってしまうことが多いので、大丈夫か!と自己判断をしてしまって、そのまま放置してしまうことがあることも多いです。
でも、実は大きな病気の場合もあるので、目の上が痙攣する原因について詳しく解説をしていきます。
内服薬の副作用
日常生活の中で、睡眠薬や抗不安薬を飲んでいる場合は、副作用の1つとして目の上の痙攣が起きてしまうことがあります。
初めて目の上の痙攣を経験すると、驚いてしまうかもしれませんが、視床下部が興奮してしまうことで起こるので、一時的なことが多いです。
顔面ミオキミア
顔面ミオキミアとは、長時間のパソコンやスマートフォンの使用で、目が疲れてしまうことが原因で起こってしまうことです。
毎日仕事で、パソコンや日常生活でスマートフォンを使っていると、目が疲労してしまいます。
また、睡眠不足が続いてしまっていることが原因の場合があります。
その時に、顔の神経の眼輪筋の一部が興奮してしまい、目の上が痙攣してしまうことがあります。
片側神経麻痺
麻痺と聞くと、とても怖いイメージを持ってしまいますよね。
片側神経麻痺になる原因は、顔面神経の付け根の血管を圧迫してしまうことによって、顔面神経に異常な神経回路が出来てしまうのです。
初めは、目の上のあたりがピクピクするな~と言う感じだったのが、口角などにもピクピクと感じるようになってきたら、片側顔面けいれんを疑ってみて下さい。
顔面けいれん
顔面けいれんの原因は、脳幹から出てきている部分に動脈や静脈がぶつかってしまって、神経を圧迫してしまうことで、顔面けいれんが起きてしまいます。
神経が刺激されることで、顔面の筋肉が不随意に収縮しておきる為、目の上が痙攣する以外にも、口角が下がってきたりして、顔のバランスが崩れてくることがあります。
初期症状として、目の上の痙攣が多いのですが、どんどん悪化するケースがあるので、注意が必要です。
目の上が痙攣した時の対処法・治し方
目の上が痙攣した場合は、目の疲れのサインであることが多いです。
少しのことに気を付けることで、少しは改善することもあるので、是非試してみて下さいね。
目の休息
今では、日常生活や仕事で、パソコンなどの画面を見る機会が多いです。
短時間であっても、毎日見ていると、目はとても疲れてきます。
目の疲れが原因で、目の上の痙攣が起きることが多いので、意識的に目を休めさせてあげる時間を取るようにしてみて下さい。
遠くの風景を見る
近くの画面などをずっと見ていると、筋肉が収縮されてしまい、緊張状態になってしまっています。
その為、緊張をほぐすためにも遠くの景色を見たりして、目の筋肉の緊張をほぐしてあげて下さい。
効果は感じにくいかもしれませんが、意識するだけでも目の疲れは軽減することが出来ますよ。
眼球ストレッチを定期的に
眼球ストレッチと言うと、どのようにするの?と疑問に感じますよね。
でも、とっても簡単に行うことが出来るので、是非試してみて下さいね。
上・下・右・左を見て、それぞれ10秒間キープするだけで、眼球ストレッチが出来るのです。
とっても簡単に行うことが出来るので、作業の合間などに取り入れてみて下さい。
目の血行をよくする
目の疲れは、目の周囲の血行が悪くなってしまうことが原因の1つです。
その為、目の周りの血行を良くするようにマッサージを行ってみるのも効果的です。
また、簡単に出来るマッサージとしては、入浴時にシャワーを目に数秒当ててみてください。
温かいので、血行も良くなり、シャワーの水圧が良いマッサージになりますよ。入
浴中に行うことが出来るので、1日疲れた目を休めせてあげてください。
しっかり栄養を取る
目と言っても、体の一部であるので、栄養がしっかりと取れていないと目にも栄養が回らないことがあります。
その為、毎日バランスの良い食事を心がけて、栄養をしっかり取りましょう。
また、目に良いサプリメントもあります。
DHCのブルーベリーエキスがあります。
目に良い成分がしっかりと含まれているので、目の疲れを感じているときは、サプリメントに頼ってみるのも1つの方法です。
目の上が痙攣した時の治療について
目の上がピクピクと痙攣して、すぐに治まるのであれば問題ないと思われがちですが、大きな病気が隠れていることもあるので、目の上の痙攣が続くようであればしっかりと受診をして治療を行わなければいけません。
それぞれの疾患に対しての、治療法について紹介していきます。
副作用による治療について
内服薬による副作用で、目の上の痙攣が起きたときは、1度主治医に相談してみるようにしましょう。
目の上の痙攣が気になるようであれば、症状に合わせて減量してくれる場合もあるので、自己判断で勝手に内服薬を辞めたりするのではなくて、主治医の指示に従うようにしてみるようにしてみて下さいね。
顔面ミオキミアの治療について
顔面ミオキミアが起こる原因は、眼精疲労の場合が多いです。
その為、長時間のパソコンやスマートフォンの使用を避けるようにして、目を休ませてあげる時間を作ることが大切です。
目の疲れは、なかなか実感じにくいことがありますが、眼精疲労が悪化してしまうと頭痛が起こったりしてしまいます。
時間に余裕がある場合は、緑の木などをみるとリラックスすると共に目の疲れも取れるので、おすすめです。
片側顔面けいれんの治療について
片側顔面けいれんが起きたときに、まだ初期症状であれば内服薬でコントロールを行うことが一般的です。
内服薬では、抗痙攣薬を処方され、その薬を内服することで症状が緩和されることが多いです。
でも、改善が見られないときは、ボツリマストキシン療法と言って、手術を行う場合もあるので、1度神経内科を受診することが必要です。
そのままにしていると、症状が悪化してしまうケースもあるので、放置だけは行わないようにして下さいね。
顔面けいれんの治療について
顔面けいれんは、症状によって治療法も異なってきます。
症状が軽度の場合であれば、内服薬でコントロールを行うケースが多いです。
パーキンソン病の治療薬でコントロールを行うことが多いです。
また、安定剤や筋弛緩薬や抗てんかん薬などの内服薬を服用して、治すことが多いです。
その判断は医者が行うので、やはり治すためには受診をおすすめします。
疾患によって、治療法は異なってきます。目の上の痙攣がある場合は、軽く考えないで2週間以上継続する場合は、受診することが望ましいです。