まぶたにできた水ぶくれの原因と対処法!かゆみがあるときはどうする?
急にまぶたに水ぶくれが出来てしまった経験をしたことがありませんか?
まぶたの皮膚はとても薄いので、外部からの刺激や免疫力が低下してしまっているときになど、ウイルスなどによって感染しやすくなってきているのです。
また、まぶたは顔の一部であるので、水ぶくれが出来てしまうと顔の印象がとても変わってしまうので、早く治したいですよね。
そこで、今回はまぶたにできた水ぶくれの原因と対処法!かゆみがあるときはどうするのか?ということについて解説をしていきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
まぶたの水ぶくれの原因について
まぶたに水ぶくれが出来てしまった時は、ウイルスやヘルペスが原因していることが多いです。
また、生活習慣が原因にもなっていることが多いので、1度生活習慣を見直してみるのも必要になってきます。実際には、どのような疾患があるのか紹介します。
眼部帯状疱疹
眼部帯状疱疹とは、目に出来る帯状疱疹(ヘルペスの1種)のことです。
帯状疱疹と聞くと、体に発症すると言ったイメージがあると思いますが、実は眼部にも発症することがあるのです。
帯状疱疹は、ヘルペスの一種であるので、原因は帯状疱疹ウイルスや水痘ウイルスの感染が原因となってきます。
その時に、病気に掛かってしまっており、
・免疫力が低下しているとき
・高齢者の方で体力の低下があるとき
こういったときに発症してしまうことがあります。
ヘルペスとは本当に厄介で1度感染してしまうと、完治したと思っても、また病気に掛かって、免疫力が低下したときなどにも発症することがあるので、注意が必要です。
麦粒種
麦粒種とは、まつげの毛根に細菌が侵入してしまったことが原因で、発症してしまう病気です。
目にかゆみや違和感があると、自然と手で擦ってしまうことがありますよね。
その時に、手に付着していた細菌が付着して、感染を起こしてしまう場合があります。
また、少しでも傷がある場合は細菌が侵入しやすい環境であるため、感染の原因になるので、気を付けて下さい。
アレルギー
まぶたの皮膚は、本当に薄いので、少しの刺激でも水ぶくれが出来てしまうことが多いです。
花粉やハウスダストによるアレルギーによって、目のかゆみを感じたときに、目をむやみに擦ってしまったことがある方は多いと思います。
そんなときに、目を強く掻いたことが刺激となって、まぶたに水ぶくれが出来てしまうケースもあります。
かゆみなどが生じたときは、むやみに目を擦ったりしないようにすることが必要です。
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まぶたの水ぶくれの対処法を原因別に紹介!
まぶたに水ぶくれが出来てしまったら、早く治したいと思いますよね。
そんなとき、水ぶくれをつぶしてしまう方も中にはいると思いますが、絶対にしてはいけないですよ!
それぞれの疾患に合わせた対処法を紹介するので、是非参考にしてください。
眼部帯状疱疹の対処法
眼部帯状疱疹が発症するのは、ウイルスの感染が原因であると説明を行いました。
ウイルスに感染してしまうと言うことは、
・体の免疫力が低下している場合
・体力が落ちてしまっている場合
これらの場合が多いです。
その為、毎日規則正しい生活やバランスの取れた食生活を心がけて、免疫力を強めることが感染しない秘訣です。
1度感染してしまうと、繰り返してしまうケースが多いので、癖のように眼部帯状疱疹になってしまうことがあります。
本当に繰り返すと厄介であるので、感染しにくい体を作ることが必要になってきます。
また、水ぶくれはつぶさないことが必須です。
つぶしてしまうと、感染しやすくなってしまい、もっと悪化してしまう場合もあるので、必ずつぶさないようにして下さいね。
麦粒種の対処法
麦粒種の原因は、細菌の侵入が原因であると説明を行いました。
その為、まつげが生えているところが赤くなり、その部分に水ぶくれがある場合は、1度眼科に受診を行うようにして下さい。
点眼薬と抗生剤の処方をしてくれると思います。
細菌に感染しておるので、自己判断で市販の点眼薬を点眼するのではなく、きちんと診断を受けて、疾患に合った点眼薬を行うことが早期の完治に必要になります。
また、日常生活で目を擦ってしまう場合もあるかもしれないですが、そんなときは必ず手を洗ってから目に触れるようにして下さい。
アレルギーの対処法
アレルギーは個人差があり、花粉やハウスダストに敏感な方もいれば鈍い方がいます。
もし、敏感である場合は、花粉の強い季節は外出を控えて、花粉の少ない夕方などの時間に外出を行うようにしてみましょう。
また、服にも花粉は付着してしまう為、花粉が付きにくいスベスベの素材の服を着ていると、花粉が付きにくいので良いです。
また、ハウスダストの対策としては、こまめに部屋の掃除を行ったりしておくと良いですよ。
でも、やはり目がかゆくなってしまうこともありますが、そんなときは強く目を擦ってしまうと水ぶくれになってしまったりするので、出来るだけ目はこすらないようにしましょう。
目にかゆみがある時の治療・対処の仕方について
いろいろなことが原因で、目にかゆみを感じてしまいます。
そんなときは、無意識に手が伸びてしまって、目を掻いてしまうことがあるかもしれませんが、それはグッと堪えることが必要になってきます。
そこで、目にかゆみがあるときに対応について紹介するので、かゆみが出たときに是非試してみて下さい。
目を冷やす
目にかゆみが出ると、痛かゆい感じがして、つい掻いてしまいそうになりますが、掻くことで悪化させてしまう場合もあるので、まずは冷やしてみてください。
清潔なタオルを冷たい水で浸して、絞ってから目の上に置くとかゆみが軽減することがあります。
ですがそこで、重要なのが清潔なタオルを選ぶことです。
冷やすときに、直接目に触れるので、新しい清潔なタオルを選ぶようにして下さいね。
何度も他の人が手を拭いたりしたタオルであると、細菌が付着している場合もあるので、十分注意をしてください。
目薬を点眼する
目にかゆみが出たときは、目薬をさすとかゆみが軽減することがあります。
市販の目薬にも多くの種類があるので、今の疾患に合わせた目薬を購入して、点眼してみるといいです。
薬局などで、今の状態を説明すると、症状に合わせた点眼を教えてくれます。
点眼を行うことでかゆみも軽減されることが多いので、急に受診することが出来ない場合などは、薬局などで目薬を購入して、対応することが必要です。
眼科を受診する
少し目にかゆみを感じても、大丈夫か!と感じてしまうことが多いと思います。
ですが、そのかゆみが何かの病気の初期症状の場合もあるので、目に違和感がある場合は早期に受診をした方が悪化することなく治療を行うことが出来ます。
まぶたや目は、とても敏感であり、すぐに感染してしまう場合もあるので、あまり自己判断で治療を行わないようにし下さい。
眼科を受診することで、かゆみや疾患に合った点眼薬などを処方してくれるので、面倒かもしれませんが、受診することがとても大切です。