コーヒーを飲むと腹痛や吐き気がする?その原因や対処法は?

モーニングコーヒーや、仕事の合間にホッと一息をつくブレイクコーヒー。

眠気覚ましの一杯としてのコーヒー。

と様々なシーンで、私たちの生活に密着しているコーヒー。

1日に何杯も飲まれるという方も多いのではないでしょうか。

コーヒーには、

・リラックス効果

・集中力を高める効果

・疲労回復の効果

などがあるとされていますので、体に良いはずの飲料ですよね。

ところが最近、コーヒーを飲むと「お腹が痛くなる」「下痢をする」「吐き気する」などの症状が現れるんだとか。

ここではコーヒーを飲むことで、本当に吐き気や腹痛さらにはめまいなどの体調不良が起きるのか?さらに、その原因と対処法はあるのか?ということについて解説をしていきます。

スポンサーリンク

 

コーヒーで腹痛になるって本当?!

「飲むとお腹が痛くなるから、コーヒーって苦手」という意見は、時々耳にします。

では、なぜコーヒーを飲むと腹痛が起きてしまうのでしょうか。

ここではコーヒーと腹痛の関係をしっかりと見ながら、コーヒーを飲んでお腹が痛くなってしまった時の対処法についても解説をしていきます。

 

目覚めのコーヒーが腹痛の原因?!

寝起きに、目覚ましのためにブラックコーヒーを飲む習慣のある方も多いのではないでしょうか。

実はこの寝起きにブラックコーヒーというのが、コーヒーによる腹痛の原因の一つと言われています。

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用がありますので、確かに目覚めの1杯にはぴったりです。

しかし、同時にカフェインには胃酸分泌作用があります。

寝起きの空腹状態で、コーヒーを飲むとこの胃酸分泌作用によって分泌された胃酸で胃痛が起きてしまう可能性があるのです。

健康な状態であるならば、寝起きに1杯くらいブラックコーヒーを飲んでも大きな影響はないのですが、体が弱っている時には、この胃酸分泌作用をダイレクトに胃が受け止めてしまい、胃痛を引き起こしてしまうことがあります。

このような状態を避け、コーヒーに含まれるカフェインの恩恵を最大限に受けるには、コーヒーにミルクを足すなどして、胃に優しい状態にしてから飲むことをオススメします。

 

コーヒーを飲むと下痢になる?!

同じカフェインを含んでいる紅茶や緑茶を飲んでも何ともないのに、「コーヒーを飲むと下痢をする」という方も、結構いらっしゃいます。

これは、コーヒーに含まれる「タンニン」が原因なのではないかと言われています。

タンニン自体は本来、弱った胃腸を修復する作用を持っていて、下痢の改善にも効果があると言われているものです。

ところが、タンニンが体質に合わない方には、却って下痢を誘発してしまう原因となってしまうことも。

また、コーヒーに一緒に含まれているカフェインは胃腸の働きを鈍らせるので、下痢の原因となる一面も持っています。

同じタンニンやカフェインの含まれている紅茶や緑茶を飲んでも平気なのに、コーヒーを飲むと下痢をするという人も少なからず存在します。

もしかしたらそういった人は、コーヒーに含まれる

・タンニンの量

・カフェインの量

がご自身には合わないということかもしれません。

そういった場合はほかの飲料を飲むか、ご自身の体の様子を見ながら、適量を飲んでいくのが良いのではないでしょうか。

体に良い作用をもたらすものが、その効果の高さゆえに腹痛や下痢の原因になっていたとは意外ですよね。

「お腹が痛くなるのはわかっているけど、どうしてもコーヒーが飲みたい!」という方もいらっしゃるかと思います。

ですので、そのような時はミルクを入れたり、飲む量を調整するなどして、体に負担をかけないようにしてあげてくださいね。

スポンサーリンク

 

コーヒーを飲むと吐き気とめまいを引き起こす?!

コーヒーを飲んだら、何だか具合が悪くなって吐き気がしたり、しまいにはめまいがする方もいらっしゃいます。

単純に飲みすぎからくる吐き気の場合もありますが、実はコーヒーの持つ脂肪を分解する効果が裏目に出てしまっている可能性もあるのです。

正しく飲めば脂肪を分解する効果も期待できるコーヒーで、吐き気やめまいを起こしてしまうのは残念ですよね。

ここでは、コーヒーを飲むと何故吐き気やめまいがしてしまうのかをご説明しながら、その対処法もご案内していきたいと思います。

 

コーヒーを飲んで吐き気が出る原因

コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪を分解するリパーゼという成分を活性化させる効果があります。

康な時に適量飲むのであれば、それはダイエット効果に繋がるので、特に女性にとっては嬉しい効能を持つ飲料です。

しかし、体調の悪い時に大量にコーヒーを飲んでしまうと、カフェインの持つ胃酸分泌作用が働きすぎてしまうのです。

胃酸分泌作用が働いたせいで、大量に胃酸を出してしまうので、自分の胃を自分の胃酸で攻撃する形になってしまって、それが吐き気に繋がっていってしまうのです。

また、面白いケースでは「消費期限を過ぎたコーヒー豆で挽いたコーヒー」を飲んだ時も、吐き気を催す事があります。

コーヒー豆は、外から見ると腐っているかどうかの判別はつきづらいですが、時間の経過とともに確実に「酸化」は進んでいます。

酸化とは、味や風味が変わる、つまり劣化してしまう事なので、腐っている状態に限りなく近いのです。

特にコーヒー豆は酸化が進むとすっぱさを出すことが多いと言うで、酸化の進んだコーヒー豆で挽いたコーヒーを飲むと吐き気に繋がる事があるのです。

このような状態を避けるには、体調の悪い時にはコーヒーを飲む回数や量を調節したり、コーヒー豆の消費期限管理をきちんとしていく事が大切になってきます。

 

コーヒーを飲むとめまいがする?!

コーヒーに含まれている「カフェイン」は覚醒作用がある事でも有名です。

カフェインが神経に働きかけることによって、脳が興奮状態となるために眠気が軽減されると言われているのです。

「コーヒーを何杯飲んでも夜はグッスリ眠れる」という、カフェインに対しての抗体のようなものをもっている方はある程度コーヒーを飲んでもよいでしょう。

しかし「コーヒーを一口でも飲んだら、夜はなかなか眠れない」と言う方は、少量のカフェインでも脳が過度に興奮状態になってしまい、その結果めまいを引き起こすことが多いのです。

このほかにも、実はコーヒー豆の焙煎の仕方も、めまいの原因になっている事があるのです。

一般的には、焙煎の浅いコーヒーはカフェイン濃度が高く、焙煎の深い物はカフェイン濃度が低いと言われています。

カフェインにあまり強くない方が、浅めに焙煎されたコーヒーを飲むと、脳が興奮状態となってしまって、めまいをひきおこす原因になりかねません。

ご自身の体に合わせた

・焙煎の仕方

・コーヒーの量

をきちんと把握する事で、コーヒーを飲んだことによって引き起こされるめまいは、十分に防ぐことが出来そうですね。

 

まとめ

如何でしたでしょうか。

コーヒーが原因とされる吐き気やめまいは、コーヒーを飲む量や、飲む人の健康状態に大きく左右されることがわかりましたね。

コーヒーそのものは、リラックス効果もありますし、ダイエット効果や集中力まで高めてくれるスーパードリンクです。

ご自身の体調をしっかっりと把握し、焙煎の仕方も考慮に入れながら、適量を飲む事で、素敵なブレイクタイムをお過ごしください。

スポンサーリンク

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ