チーズは太るのか太らないのか?カロリーも解説!

チーズと言えば、ワインやビールのお供に、チーズそのものを楽しむイメージがあるかと思います。

同時に「チーズを使った食品」と言われると。

ピザ、グラタン、ドリア、チーズフォンデュ・・・と、どれもこれも美味しそうなメニューが浮かんできますよね。

それと同時に浮かぶ言葉が、もう一つありませんか?

そうです!「チーズは太る」です。

きちんとカロリーを調べたわけではないけれど、「チーズは太る」というイメージから、ダイエット中にはチーズを避けて通る方がほとんどですよね。

ところが最近は「チーズは太らない」という発言や、「チーズダイエット」なんていうものまで聞こえてくるようになりました。

太ると言われているチーズでダイエット?一体、どういうことなのでしょうか。

今回は、

・チーズを食べると本当に太るのか?

・気になるチーズのカロリー

・オススメのチーズダイエット

ついて解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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チーズが太るって本当!?

「チーズは太る」と、まことしやかに言われていますが、「何故チーズは太るのか」を考えた事はあまりないのではないでしょうか。

ここでは、チーズが太る理由を、カロリーについても解説しながら徹底的に検証をしていきましょう。

 

チーズは脂肪分が多いから太る?!

チーズの栄養素としては、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ビタミンA」「ビタミンB2」が含まれています。

こうやってみると、かなりバランスが良く栄養素が入っていますよね。

チーズの原料となる牛乳の栄養もかなり豊富です。

その栄養豊富な牛乳を原料としているチーズは、牛乳の栄養成分が凝縮されているという事です。

チーズ100gを作るのに必要な牛乳の量は1000ml。

なんと10倍の量が必要なのです。

言い換えれば、チーズを100g食べれば、牛乳を1ℓ飲んだのと同じ位の栄養素を摂りこめるというわけです。

栄養価が高いと、なんとなくカロリーも高いような気がするので、「やっぱりチーズは太る」という結論になりがちですが、食べ方や種類によっては太らないのです。

 

太るチーズと太らないチーズがある?

チーズに限らず、どんな食品にも言える事ですが「食べ過ぎたら太る」のは当然の事ですよね。

それはチーズでも同じです。

ただ、前述したようにチーズは栄養素が凝縮されていますので、少量でも「食べ過ぎ」に当てはまってしまうこともあるでしょう。

しかし、食べる量にさえ注意すれば、チーズそのものが太る原因となる事はありません。

カロリーや脂肪分に注目するも大切ですが、何よりも「量」に注目する事で、どんなチーズも太らずに楽しむことが出来るのです。

 

意外と低い?!チーズのカロリー

「チーズ=太る、高カロリー」というイメージは強いですよね。

しかし、カロリー表をきちんと見てみると、意外な事がわかります。

例えば、6Pチーズ。

冷蔵庫に常備しているお宅も多いのではないかと思われる、お馴染みの三角形をしたチーズを例にとってみましょう。

6Pチーズ100gあたりのカロリーは366㎉。

「高い!」と思われるかもしれませんが、100gというのは、6Pチーズ1箱を全てたいらげた時です。

一度に1箱食べる方はなかなかいませんよね。

大体1回に食べる量は1ピースくらいかと思われます。

この1ピーズで見るとカロリーは61㎉、脂質は4.9g。

カロリーは、決して高くはない事がわかります。

いかがでしょうか?

太るイメージの強いチーズですが、それは量に注目さえすれば問題ない事がわかりましたよね。

例えばグラタンのように、小麦粉やマカロニ、バターに牛乳・・そこにチーズを大量にプラスして、という料理は、チーズだけの問題でなく、他の食材の持つカロリーなどとの相乗効果で太りやすい食品となってしまうだけなのです。

チーズは調理方法や適量を守れば、決して太るものではないと言えるでしょう。

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チーズは痩せる?!

「量に注目する事でどんなチーズも太らずに楽しむことが出来る」のと同時に、最近はチーズのヘルシーさにも注目が集まっています。

なんとなく高カロリーなイメージが強いチーズがヘルシーだと言われても、思わず疑いの目で見てしまいますよね。

しかし、前項でご紹介した通り、チーズは、調理方法と食べる量が問題なのです。

ここでは、チーズのもつヘルシーさについて解説しながら、チーズを使ったダイエット方法もご案内したいと思います。

 

チーズのヘルシーさってなんだろう

チーズには豊富な栄養素が含まれていますが、なかでも注目すべきなのはカルシウムです。

カルシウムを含む食品と言えば、代表的なものは牛乳ですよね。

牛乳100g中に含まれるカルシウムは110g。

パルメザンチーズ100g中に含まれるカルシムは1300g。

なんと10倍以上のカルシウムが含まれているのです!

普段から意識してカルシウムを摂っていれば、年齢を重ねる毎に骨がスカスカになっていく「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」を防ぐことが出来ます。

更に、チーズにはビタミンAやビタミンBも多く含まれています。ビタミンAは皮膚を健康に保つ効果がありますので、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。

ビタミンBも、細胞の成長を促す役割を持っていますので、肌を瑞々しく保ってくれる効果が期待できるので「食べる事で美しくなれる」と、注目が集まっています。

 

チーズのカルシウムは脂肪を分解させる?!

最近の研究で「カルシム摂取量の少ない人は、摂取量の多い人よりも脂肪が多い」という事がわかってきました。

ダイエット中にカルシウムを多く摂取した人と、そうでない人では、多く摂取した人の方が脂肪がより減る事も明らかになったのです。

カルシウムの摂取量が減ると、脂肪の分解を抑制する結果に繋がってしまいます。

つまり、脂肪が体内に溜まりやすくなってしまうのです。

逆にカルシウムをきちんと摂取していると、カルシウムが体脂肪の合成を抑制して脂肪の分解を促進してくれるので、痩せやすくなります。

このことから、ダイエットにはカルシウムが絶対的に必要と言う事がわかったのです。

チーズはカルシウムを豊富に含んでいますので、ダイエットには最適な食品と言えるのではないでしょうか。

 

チーズダイエット

女性アナウンサーが取り組んだ事でも話題になった「チーズダイエット」。

普段の食事にチーズをプラスしたり、間食をチーズに置き換えたりするものです。

チーズは栄養豊富ではありますが、完全バランス食品ではないので、「チーズしか食べない」というダイエットの仕方は太る原因を作ってしまうので注意が必要です。

チーズの持つ腹持ちの良さを生かして、空腹時に1粒だけ食べたり、サラダにチーズをプラスしたりすることで、チーズのもつ体脂肪抑制や、美肌効果などを享受していきましょう。

 

終わりに

いかがでしたか?

量にさえ気を付ければ、チーズは決して太る食品ではない事がわかりましたよね。

むしろ、量や調理方法さえきちんとしていればダイエット効果だってあるのです。

なによりチーズには、良質なたんぱく質や、牛乳の10倍以上のカルシム、ビタミンがぎっしりとつまっているので、成人の食生活にプラスする事は勿論ですが、特にカルシムが必要と言われている妊婦さんや成長期のお子様にはうってつけの食品です

栄養満点のチーズですが、鉄分と食物繊維は不足していますので、野菜などと一緒に食べる事で、健康的な体作りに役立てていってください。

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