ヘアアイロンで顔や首をやけどした!処置にオススメの薬や防止法は?

暖かくなって外に出かける機会が増えると、オシャレもなんだか気合が入ってしまうこと、ありますよね?

メイクが決まると、やっぱりヘアセットもきちんとしたくなりますが、そんな時に重宝するのが、ヘアアイロン。

でも、ヘアアイロンで顔や首をやけどしたという経験がある人、意外と多いこと知っていますか?

セットのために使うはずのヘアアイロンが原因で首や顔にやけどが出来てしまったら、それこそせっかくのおしゃれが台無しです。

そこで、ヘアアイロンで失敗しないためにオススメのヘアアイロンと、残念ながらできてしまったやけどの処置について解説していきましょう。

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みんなはヘアアイロンでやけどしたことあるの?

ヘアアイロンは、高温で髪の形状を変えることが出来る便利なアイテムです。

手軽にスタイリングができる反面、ヘアアイロンによるやけども頻発しています。

ヘアアイロンでやけどしたという人は、結構多いです。

やけどの原因としては、「手が滑ってヘアアイロンが頬や首についてしまった」というケースが多いようです。

ほかにも、思わぬところでやけどをしてしまうというのが、「使用後のヘアアイロン」。

その理由はヘアアイロンの場合、電源を切ってもすぐにコテの部分の温度が下がるということではないため、うっかりして触ってしまったというケースがあるようです。

もう一つよく見られるのが、「子どものヘアアイロンでのやけど」です。

この場合、ヘアアイロンで遊んでやけどをするというのではなく、使用中または使用後のヘアアイロンに誤って接触したことでやけどをするケースが多いです。

ヘアアイロンのコテ部分は、開いた状態だと、小さな子供の手や足を簡単に挟むことが出来ます。

そのため、近くで遊んでいた子どもがヘアアイロンに手や足を挟んでしまい、やけどをしてしまうというケースも珍しくありません。

また、好奇心旺盛なこの時期の子供は、珍しいものがあるとすぐにつかんでしまうということもよくあります。

使用後のヘアアイロンであっても、子どもの手の届くところに置いてしまったままその場を離れてしまうと、まだ高温の状態が続いているヘアアイロンを手でつかんでしまうということもあります。

 

やけどするとどうなる?

やけどといっても、その深さにはそれぞれ違いがあります。

やけどの深さを測るには、「接触したものの温度」と「接触時間」が関係してきます。

 

●Ⅰ度熱傷

やけどの深さは最も浅いと判断されます。

やけどの損傷は表皮のみで、やけどの跡も一時的なものとなります。

日焼けによるやけどが、このレベルとなります。治療には、1~2週間かかります。

 

●浅達性Ⅱ度熱傷(SDB)

表皮から真皮の浅い部分までの損傷です。

痛みが強く、水ぶくれができます。

基本的にはやけどの跡はあまり残りませんが、やけど後の処置によっては、跡が残る場合もあります。

治療の目安は、1~2週間となります。

 

●深達性Ⅱ度熱傷(DDB)

表皮から真皮の深い部分までの損傷です。

水ぶくれが起きますが、痛みの程度は軽いです。

水ぶくれの下の皮膚が、白く変色しているのが特徴です。

完治後も、軽度のやけどの跡が残ります。

治療の目安は、1~2か月程度です。

 

●Ⅲ度熱傷

表皮から皮下組織までの損傷で、最も深いやけどとなります。

皮膚禅僧の損傷ですから、場合によっては、皮膚の表面が壊死していることもあります。

感覚が失われるため、痛みを感じることはありません。

完治しても、やけどの跡ははっきりと残ります。

やけどの部分が盛り上がったり、ケロイド状になる場合もあります。

また、皮膚が引っ張られる感覚が残ったり、機能障害を引き起こす可能性もあります。

治療には、2か月以上を要します。

 

ヘアアイロンでやけどした瞬間にすること

注意していたのに、うっかりヘアアイロンでやけどしてしまったら、慌てないことが大切です。

ヘアアイロンで顔をやけどした場合、まずはやけどした部分をしっかりと冷やしましょう。

しっかりと冷やして、やけどをした部分で損傷した皮膚の表面を落ち着かせます。

一番やけどに効果があるのは、流水で患部を冷やすということですが、ヘアアイロンでのやけどの場合、顔や首などですから、この方法は少々無理があります。

そこで、冷やしたタオルを当てるというのがおすすめです。

冷えピタシートも冷却効果がありますが、水ぶくれを起こしていた場合、シートをはがした時に水ぶくれを破いてしまう可能性もあります。

水ぶくれは、やけどの部分を保護し治癒する効果があるものですから、意図的に破損するというのはNG!

ですから、できるだけ皮膚表面を傷めないように気を付けながら、冷やすようにしましょう。

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冷やした後はどうするの?

しっかりと冷やした後は、やけどした部分をきちんとケアしましょう。

やけどの跡を残さないためには、この時のケアが大切になります。

やけどに効くケアといえば、「アロエ」があります。

アロエは、昔からやけどに効く植物として有名です。

アロエがやけどに効くといわれているのは、様々な成分が含まれているからだといわれています。

アロエには、ビタミンA・B2・B1・B6・C・Eのほか、カリウムや鉄分など様々な成分が含まれています。

さらに、植物フェノール成分、多糖体系成分、アロウエルシンの3つの成分も含んでいます。

この「植物フェノール系成分」「多糖体系成分」「アロウエルシン」がやけどに効果があるといわれています。

植物フェノール系成分には、やけどで起きた痛みの鎮痛や雑菌抑制の作用があります。

また、多糖体系成分には、殺菌や傷の治療に効果がある成分といわれていますし、アロウエルシンには解毒・抗がん作用があります。

 

アロエは2種類ある

アロエには、「キダチアロエ」と「アロエベラ」があります。

日本国内で最もよく見られるのは、「キダチアロエ」ですが、下剤作用はあまり強くないといわれています。

「アロエベラ」は下剤作用も強いのですが、寒さに弱い品種のため、国内では沖縄のような年間気温が高い地方でなければ育ちません。

 

アロエを使う時は必ず熱湯消毒してから

アロエの葉肉には、やけどに効果のある成分が多く含まれています。

そのため、アロエを塗ることで傷を残すことなくやけどを治すことが出来ます。

ただし、アロエにも雑菌がついている場合があります。

そのため、使用する前には、必ずアロエを熱湯消毒し、患部に塗るようにしましょう。

 

ヘアアイロンのやけど防止におすすめの商品とは

ヘアアイロンのやけどを防止するのにおすすめなのが、ヴィダルサスーンの「マジックシャインヘアアイロン」です。

このヘアアイロンには、専用の「やけど防止プロテクター」が付属されおり、どうしてもやけどが不安という人にはおすすめのアイテムです。

 

まとめ

ヘアアイロンのやけどは、顔や首、おでこなど、目立つ部分にできてしまうだけに、跡が残ったらどうしようと不安に思うものですよね?

でも、ヘアアイロンで起きるやけどの多くは、やけどをしたとしてもほとんど跡が残らない程度の深さです。

ただし、やけどの場合、やけどをした直後のケアが大事です。

ケアをきちんとしていなければ、ちょっとしたやけどのはずが、跡が残ってしまうということもあります。

また、やけどが治るまでは、色素沈着が起こりやすいですから、日光になるべく幹部が当たらないようにするということも、覚えておいてくださいね!

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