うなじに出来たしこり・できものが痛い!その原因と対処法!

うなじのあたりが痛いなぁと思い、触ってみるとしこり・できものができていて驚いたという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

うなじに出来たしこり・できものが痛いとき、いったい何が原因なのでしょうか?

今回は、

・うなじに痛みのある、しこり・できものができる原因

・うなじに出来たしこり・できものの対処法

・うなじに出来る痛みのあるしこり・できものを予防する方法

について解説していきます。

では、早速見ていきましょう。

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うなじに痛みのある、しこり・できものができる原因

うなじにできたしこり・できものが痛いと気になってしまい、つい触ってしまったりしますよね。

このしこり・できものは、なぜできてしまうのでしょうか?

 

リンパの腫れ

首にあるリンパ節が炎症を起こして腫れていることが原因で、うなじに痛みのあるしこりができることがあります。

放っておいても自然と消えることがありますが、悪化すると痛みがひどくなり、つらくなってしまうので、病院を受診することをおすすめします。

 

粉瘤(ふんりゅう)

皮膚にできた良性の腫瘍で、老廃物などが溜まった袋状の瘤ができてしまいます。

できものの真ん中に、へそのような黒い点があるのが特徴です。

そこから、細菌が入り込んでしまったり、粉瘤を圧迫することで、袋が破けて炎症を起こしてしまい、ひどい痛みが生じるので注意が必要です。

 

ニキビ

ホルモンバランスの乱れが原因で、肌のターンオーバーの周期が乱れてしまい、古い角質が肌に残ってしまうために、毛穴から皮脂や老廃物が出ることができなくなり、うなじにニキビができてしまうことがあります。

ニキビが炎症を起こし腫れてしまうと、痛みがでてくるのです。

 

うなじに出来たしこり・できものの対処法

うなじに痛みがあるしこり・できものができてしまったときはどうすればいいのでしょうか?

気になって触ってしまい、さらに悪化する可能性もあります。

できれば早く治したいと思うしこり・できものの対処法について解説していきます。

 

リンパの腫れの対処法

リンパが腫れた時は、細菌やウイルスに感染していることが多いので、原因となっている細菌やウイルスの治療をすることが大切です。

虫歯が原因の場合は、歯の治療を、風邪などのウイルスの場合は内科を受診するとともに、たっぷりと睡眠をとって、体を休め免疫力を上げるようにしましょう。

また、栄養バランスの取れた食事や十分な水分補給をすることが大切です。

痛みのある部分を冷たいタオルなどで冷やすと、炎症を取り、痛みを抑えてくれる効果があります。

 

粉瘤の対処法

粉瘤が出来ても、小さいものならそのまま放っておいても大丈夫なのですが、炎症を起こしてしまうと、ひどい痛みが伴いますので、炎症を起こす前に治療するのがおすすめです。

しかし、粉瘤は自分で処置するのはおすすめできません。

中の膿を自分で出してしまうと、そこから細菌が入りさらに悪化したり、跡が残ったりすることがあります。

さらに、皮膚の中で袋が破けることも炎症の原因となりますので、粉瘤が出来てしまったら、できるだけ触らないようにしましょう。

また、粉瘤は皮膚の中にある袋を取らないと再発してしまいます。

自分で取ることはできないので、必ず病院を受診して処置してもらうようにしてください。

 

ニキビの対処法

うなじにニキビができてしまったら、大切なのは清潔にして肌のターンオーバーを正常に戻すことです。

・お風呂に入ったら、石鹸やボディソープをよく泡立てて優しく洗う

・石鹸やシャンプー・リンスなどは、刺激の少ない肌に優しいものを使う

・炎症の悪化を防ぐためニキビには触らない

・無理につぶすと跡が残ったり、そこから細菌が入ってしまうので、つぶさないように注意する

・肌をきれいに洗ったら、市販のニキビ治療薬をつけて様子を見る

この5つの方法でニキビを悪化させないようにすることが大切なのですが、それでも症状が悪化してしまったら、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。

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うなじに出来る痛みのあるしこり・できものを予防しよう

 

うなじにしこりやできものができると、見えない場所ですから気になってしまい、つい触って症状が悪化してしまうことがあります。

痛みがあってつらいという症状が出てきてしまっては、日常生活にも支障が出てしまいますね。

そんなつらい痛みのある、しこりやできものを予防する方法について解説していきます。

 

リンパの腫れを予防する方法

リンパの腫れは、細菌やウイルスが原因だと考えられますので、まずは、

・虫歯を治療する

・風邪をひかないように心がける

といったことが大切になってきます。

そして、細菌やウイルスに負けない強い体を作ることも、リンパの腫れを予防するためには大切です。

免疫力が下がると、細菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。

免疫力を上げるためには、普段から十分に睡眠を取り、バランスのよい食事をするようにしましょう。

また、ストレスがたまると免疫力が下がってしまいますので、ストレスを溜めないようにすることも大切です。

免疫力が上がれば、細菌やウイルスが体の中に入っても、感染する可能性は低くなります。

規則正しい生活で、免疫力を上げることでリンパの腫れを予防しましょう。

 

粉瘤を予防する方法

粉瘤を予防するには、肌の新陳代謝を活発にすることが大切です。

・ストレスをためない

・睡眠をしっかりとる

・刺激物(辛いもの)や脂を取り過ぎない

このような生活習慣を見直すことで、肌の新陳代謝がよくなり、粉瘤の予防になると言われています。

もし、それでも粉瘤ができてしまったら、迷わず病院を受診し、袋ごと取り除いてもらいましょう。

早期発見早期治療で、痛みを出さないようにすることが大切です。

 

ニキビを予防する方法

ニキビはホルモンバランスの崩れからできることが多いので、ホルモンバランスを整えるようにしましょう。

そのためには、しっかりと睡眠を取り、規則正しい生活を送ることが大切です。

ほかにも、以下のことに気を付けましょう。

・ビタミンたっぷりの食事を取る

・肌に刺激を与えないように、肌は優しく洗う

・シャンプー・リンスは洗い残しが無いようによくすすぐ

・日光に当たりすぎないようにして、しっかりと保湿する

清潔にして、たっぷりの睡眠と栄養バランスの良い食事をとり、心や肌にストレスをためない生活をすることで、ニキビを予防することができるのです。

 

まとめ

うなじに痛みのある、しこり・できものをつくらないためには、普段から生活習慣に気を付けて、予防していくことが大切です。

予防していても、痛みのあるしこり・できものができてしまったら、すぐに病院を受診して、悪化する前に適切な処置をしてもらいましょう。

「リンパが腫れただけだから、すぐに治る」「粉瘤は良性のできものだから」「たかがニキビだし」と甘く見ないでください、もしかしたら別の病気の可能性も考えられるのです。

一番怖いのは、ガンのリンパ節転移です。

脅すわけではありませんが、自己判断で病院を受診しなかったために、発見が遅れてしまうということも考えられますから、うなじに痛みのあるしこり・できものができてしまったら、一度病院を受診して、きちんと診察してもらうことをおすすめします。

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