あばら骨で筋肉痛のような痛みが?その原因と対処法を解説!
普段、生活をしているとき、少し笑ったときなどに、あばら骨に筋肉痛のような痛みを覚えることってありますよね。
その痛みは本当に筋肉痛であるのか?と疑問に感じてしまうこともあるでしょう。
筋肉痛以外にも考えられる原因などを知りたいと思います。
また、あばら骨の筋肉痛や他の原因であった時の対処法を知っているだけで、とても安心することが出来ます。
そこで、今回はあばら骨で筋肉痛のような痛みがある場合の原因と対処法について解説していきます。
では、早速見ていきましょう。
今回の流れ
あばら骨の痛みは筋肉痛が原因の場合もある
あばら骨と聞くと、筋肉痛が起きるとは考えられるのか?と疑問に感じる方はたくさんいます。
しかし、あばら骨の胸の近くにが胸筋と言って、筋肉が存在します。
その為、普段あまり運動を行っていない場合や、激しい運動を行ったときに筋肉痛になってしまうこともあります。
運動を行った後にあばら骨が筋肉痛が生じる
今までしなかったことのないような運動を行ったりすると、あばら骨の筋肉痛が起きてしまいます。
急に激しい運動を行うのではなくて、ストレッチなどを行ってから運動を行うと、激しい筋肉痛になりにくいです。
あばら骨の痛みが筋肉痛の場合は、2日~3日で痛みは軽減するので、様子観察で大丈夫です。
しかし、痛みが強くなってしまった時は、筋肉痛であないことも考えられるので、注意が必要になってきます。
あばら骨の痛みはひびや骨折が原因の場合もある
あばら骨は、内臓を守ってくれている骨でもあります。
そのため、少しの刺激が加わったときでも、あばら骨にひびや骨折が生じてしまっていることもあるので、転倒した時などは特に注意が必要になってきます。
あばら骨にひびが入る
あばら骨にひびが入ることはあります。
バイクや自転車から転倒してしまった時などの後にあばら骨に痛みを感じたときは、あばら骨のひびを疑ってみても良いかもしれません。
その基準となるのが、あくびやくしゃみをしたときに、あばら骨に痛みを感じた。
その場合に、我慢できる程度であれば、ひびを疑ってみて下さい。
しかし、自己判断を行うのではなて、整形外科を受診して、胸部のレントゲンを撮影してもらうようにしてみて下さい。
すぐに診断をしてもらえ、早期に治療を行ってくれます。
あばら骨が骨折してしまう
特に高齢の方などは、少しの転倒であってもあばら骨が骨折してしまうことがあります。
少しの刺激が加わっただけで、強い痛みに襲われてしまいます。
また、数日経過しても痛みの軽減がみられないときは、あばら骨の骨折を疑っても良いかもしれません。
あばら骨が骨折しているときは、むやみに動かしたりするのは、悪化の原因にもなってしまうので、安静にしておくことが必要です。
また、すぐに医療機関を受診して、コルセットなどで固定を行うことが必要になってきます。
あばら骨の筋肉痛の対処法について
あばら骨が筋肉痛になってしまうことを知らない方は多くいます。
そのため、体を動かした後などにあばら骨に痛みを生じてしまうと、骨折してしまったのでは?ととても不安になってしまう方は多くいます。
しかし、あばら骨には胸筋があるので、筋肉痛になることはあります。
あばら骨が筋肉痛になってしまったときは、痛みが強くて苦痛に感じますよね。
しかし、筋肉痛の対処を行うことが出来るので、それらの方法について解説していきます。
体を温める
あばら骨は、体の中心にあるので筋肉痛であっても、痛みがあるだけで日常生活に支障が出てきますよね。
その時は、少し体を温めることで、血行が良くなって筋肉痛による痛みが軽減されることがあります。
普段よりも入浴時間を少し長くしたりしてみるのも効果的です。
マッサージを行う
急に筋肉を使うことで、筋肉は疲れてしまいます。
その為、入浴中などに気持ちいいと感じる強さでマッサージしてみるのも良いです。
筋肉をマッサージすることで、筋肉の疲労回復を期待することが出来るので、おすすめです。
マッサージを行うときは、入浴中などがおすすめです。
入浴中であると、血行も良くなっているので、より筋肉の疲労回復を望むことが出来ます。是非、試してみて下さいね。
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あばら骨にひびが入ってしまった時の対処法について
あばら骨にひびが入ってしまったときは、どのようにして対応をしたら良いのか悩んでしまいます。
また、あばら骨のひびの痛みには程度や個人差にもよりますが、個人差があります。
しかしその時に、対応の仕方を知っていたら安心することが出来ます。
まずは安静にする
あばら骨にひびが入ってしまった時は、少しの刺激であっても痛みを感じることがあります。
むやみに動かしてしまったりするだけで、症状が悪化してしまう恐れがあるので、まずは安静にすることが必要になってきます。
整形外科を受診する
あばら骨のひびは骨折とは違うので、受診する必要はないのかな?と感じてしまうかもしれませんが、あばら骨にひびが入っていると自己判断するのはとても難しいです。
あばら骨のひびである感じていても、レントゲンを撮った結果骨折してしまっていることもあるので、少し痛みを感じたときや、痛みが続くときは、1度整形外科を受診するようにしてみて下さいね。
あばら骨が骨折してしまった時の対処法について
あばら骨が骨折してしまった時は、くしゃみや咳などの少しの刺激でもとても痛みを感じてしまいます。
しかし、すぐに受診することが出来ない場合は、どのようにして対処を行ったら良いのか、とても悩んでしまいます。
その為、あばら骨が骨折してしまったときの対処法について紹介をするので、参考にしてみて下さいね。
あばら骨を冷やす
あばら骨の痛みが強い場合は、まず冷やしてみるようにして下さい。
あばら骨を冷やすことで、少しではありますが、痛みを緩和することが出来ます。
しかし、痛みがなくなると言ったことではなくて、一時的なものであるので、その部分はしっかりと理解しておいてください。
鎮痛剤を使用する
あばら骨が骨折していると、やはり痛みはとても強いです。
我慢しようとしても、呼吸や咳などを行うだけで強い痛みを感じてしまいます。
その為、鎮痛剤を服用すると、痛みを緩和することが出来ます。
少しでも、痛みが軽減すると、精神的にも楽になる部分があるので、鎮痛剤を服用してみるようにしてみて下さい。
あばら骨を固定する
あばら骨が骨折しているのであれば、コルセットなどで固定することがとても必要になってきます。
コルセットで固定することで、痛みを軽減することが出来ます。
整形外科を受診する
あばら骨に痛みを強く感じたのであれば、早期に整形外科を受診するようにしてください。
レントゲンを撮ることで、あばら骨のどの部分が骨折しているのかを把握することが出来るだけなく、鎮痛剤の処方もしてくれます。
あばら骨は、体の内部を守る為にとても必要な骨であるとも言えます。
そのため、少しの刺激であってもひびが入ってしまったり、骨折してしまったりする恐れがあるので、必要に応じて今回お伝えしたような対処法を実践してみてください。
しかし、整形外科を早期に受診を行う方が良いでしょう。